お絵かき

2009-06-26

水彩紙スキャン時における、陰影の軽減。

正に一時代の終幕、か…。訃報に思わず呆然。やっぱり私もBADだなぁ。特別好きではなくとも、好き嫌いを超越した存在で…。復活公演も予定されていたそうだし…。遺作となった尾崎のアルバムを発売前に予約していた経験があるので、喪失感とか虚脱感とか、ファンの心情を思うといたたまれない。ご冥福をお祈り致します。

さて昨日ご紹介した、紙目を敢えて出したい、という事で選択したラングトン。この紙は荒目の紙と同様紙の凹凸が出やすく、中目乍らウォーターフォードと同じく、スキャンした時に紙の陰影が濃く写りやすい代表格かと。

今回は態と紙目を出したい、とこの紙を選んだ上に、私はPhotoshopのLabで補正しているので気にしなかったんだけれど。*L値=明度のみ調整できる。
ただLabやトーンカーブは慣れないと調整しにくいかと思うし、更にElementsはトーンカーブがなく、モードも選べないので。その場合にもしラングトンなどを使用したアナログ絵で、紙の陰影があまりに汚く写ってしまって気になる時の、対処法を。

Langtonscan私は前述の通り、こういった方法は全く使っていないんだけど、参考迄にご紹介を。画像はクリック拡大。

PhotoshopElementsでも可能な、水彩紙スキャンの陰影軽減対処法。

★1★ 原画をスキャン。

★2★ 原画の紙自体を90度又は180度回転させ、もう一度スキャン。

★3★ 2でスキャンした画像を、1と同角度に画像回転。*「イメージ」→「回転」で、角度をスキャン時の画像に合わせる。*Photoshopなら「カンバスの回転」。

★4★ 3の画像を、レイヤーメニューで「レイヤーの複製」を選択。ダイヤログボックスの「保存先」・「ドキュメント」で、1のファイルを選択してコピー。

★5★ 重ね合わせた上のレイヤーを「乗算」モードにし、下のレイヤーとずれがないよう重ね合わせる。*角度や歪みがある場合、変形メニューで調整。

★6★ ふたつの画像が重なったら、上のレイヤー(2でスキャンした方の画像)の描画モードを「比較(明)」に変更し、不透明度で濃度を調整する。

ということで、やってみた補正前が写真左、補正後が右。うーん、私のスキャナだと微妙だな(笑)。尚スキャナーに紙を置く方向によって微妙な歪みが生じる事が多い為、紙の置き方は180度回転の方が少しいいかもしれない…。

全体の階調も若干明るく変わってしまうけれど、紙白部分の影なんかは確かに軽減するかと。Elementsだからトーンカーブがない、あるけどわかりにくい…という方は、一度使ってみるのもよいかも、という対処方でした。

拍手ありがとうございましたv

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2009-06-23

Dizziness.表紙絵他。

ホリックのOAD、続編が決定したそうでv 嬉しいなー。春夢記後編のアフレコレポで、キャストの皆様名残を惜しんでらしたしね! >中井さんが泣きそうになった、と仰ってたのに吃驚。ホリックのアニメは本当に大好き。到着が待ち遠しいー。
ところでホリックの16巻に付属って事だけど、ツバサ側はOADはもうないの…か…? 原作の展開待ちかな。もう今となっては二作連動でいいとも思うが。

Dizzinesscoverさて久々のTop&「Gallery」更新、又もオフ本の表紙絵ですいません…。本当はこれはトップ絵にするつもりはなかったんだけど、あまりにも更新がないのも淋しかったので、アナログ絵だからとトップにも。

「ツバサ」の「黒ファイ」に、サイト再録の「Dizziness.」表紙絵。珍しく堀鐔なので…と、ほのぼの甘めに。
イラストはこちら。>>>「Dizziness.」
携帯サイトにもトップも含めて掲載済。何時も通り、PCサイトの絵からは縦長にトリミングしています、ご了承を。

こういう顔を合わせてないのに、そっと手を繋ぐ…とか触れあってるような表現がどうも好きで…。黒鋼の顔が全く出てないので、ちょっと申し訳なくもありつつ、黒鋼って背中で語るタイプなのでいいかな、とか。

プリンタ本の表紙なので絵はシンプルに、ざっくり塗りだけで表現したいな…と思いつき。絵の具の滲みを活かす為、絵の具を塗った時に表面に紙目やニュアンスの出る紙、でもあまりふわふわした表現にならない紙を…と、ラングトン(英国製・パルプ100%/中性水彩紙、300g・中目)を。
この紙を購入した後サイト用のアナログ絵は殆ど描けてなかったし、前回の表紙絵には使うタイプの紙ではなかったので、しっかり描いたのは初。思ったより使いやすかった。後程また感想交えて、簡単にでも紹介する予定。

それとPCサイト側では「Link」で終了イベント様と、残念なのですが凍結サイト様を1件解除しています。今迄お疲れ様でした、大好きです!(涙)

毎日拍手、本当にありがとうございますv

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2009-06-05

ArtRage。

Artrage先日来話題にしてる、ArtRageの紹介なぞ(*画像はクリック拡大)。コミックイラスト用途ではない、完全なペイントソフトだけれど、とにかく手軽なのでね。
無料体験版(機能限定版、期限ナシ)は、公式サイトから落とせます。>コチラ。

写真はパッケージ(左)とガイドブック。最初は無料版どころか店頭で使っただけで、なんなく機能は把握できてさかさか描ける、くらい直感的なソフトだからダウンロード版にするつもりだった。今回格安だったので、このガイドブック付きパッケージ版を直販サイトで購入。

物凄くインターフェースも機能もシンプルで。わかりやすさ・使いやすさを目指して設計されている為、本は必要ないなぁPDFマニュアルもあるし…と思ったら。このガイドブック、機能説明が全体の1/3もない(爆)! 畏れ入った…。残りはこのソフトを使った作品集と、色の話、絵の構図の作り方なんかの完全なお絵描き教本的内容と、こんな雰囲気や写真を使って自由に描こう、印象派の画法を真似しながら描いてみよう、というレッスンページが占めている。

Artrageviewインターフェースは右画像。これはVer2.5。なんだかパレットが妙に可愛い。ぴょこぴょこした動きがついていて、操作するとますます可愛い。開発はニュージーランドのデザイン会社だそうな。
全体的に遊び心満載で、箱の「多彩な画材を再現」の下に、わざわざ「*うすめ液のにおい、手の汚れ、カーペットのシミは再現していません」と書かれていたりする。他に注意書きする事ないのか(笑)。

左下の半円がツールパレット、右下はカラーパレット、右中央がレイヤー。左中央は各ツールの設定パレットで、画面は油彩ツールの為、筆圧以外にうすめ液、(絵の具の)補充量、そして乾燥と洗浄の切り替えが設定できる。キャンバスの左上にある写真は、参照画像で、模写したい写真や画像をこうしてピンで貼っておくことができる。下絵としてトレースも勿論できるけど、この参照機能はおもしろい。
そして秀逸なのが、大きなキャンバスや拡大して描いている時にカーソルがこのパレット部分にかかると、自動的に隠れる事。描いてる人の邪魔をしない、という親切さ。なんだか本当に無心で絵を描く、感じになるなと思った。

ツールは油彩、鉛筆、パレットナイフ、エアブラシ、チョーク、グリッターガン、ローラー、絵の具チューブ、フェルトペン、クレヨン、消しゴムにスポイト。他にステンシルやルーラー機能がある。またキャンバスや紙目、しわ、他にも金箔や黒板といった地のテクスチャもかなり豊富で設定も変更できる。
基本的にただひたすら描くソフトだけに、どのツールも手ぶれ補正とかは全くかからない。ただ私は普段からPhotoshopで描いてるので、それは構わないからな…。
2.5からはPhotoshopと同じ、乗算などレイヤーのモードが選べるように。またフェルトペンにアートペンモードがついて、濃い描線も引けるようになった為、コミック系イラストにも充分使えるなーと個人的には思った。ただペンにヌキはつかない。

2.5の大きな変更点として、レイヤー内に描いたものを移動したり、拡大縮小したり回転・反転できるようになった事があるのだけれど、逆言うと2まではそれすら出来なかった。とにかくアナログでお絵描きしている感覚にとても近いというか、画材を揃えるのが大変だからソフトで気軽に描こうよ、デジタルだから戻れるしやり直しも楽だし! という感じのソフト。
ズームや回転は無段階で、スムーズになっているのがとても使いやすい。

Nobitaki左は油彩ツールメインで描いた、ノビタキの絵。参考写真と色が違うのは、見栄えがするから、とオスの夏羽に変えた為。

油彩ツールは「すぐに乾燥」機能をオンにしない限り、かなり絵の具が混ざる。Painterの水彩と違い、後で乾燥させるツールはないけど、乾燥させない絵の具の上からでも、乾燥させた絵の具で描けばあまり混ざらない。
油彩はアナログで全くやってない分、新鮮で楽しい。油彩の上から鉛筆やマーカーで描くとか、油彩が消しゴムで消える、とかはデジタルならでは。しかし一方で、フェルトペンで描くと濃い色の上に薄い色では描けなかったり、アナログを再現したような拘りもあるのがまた面白い。

難しい機能をいちいち憶えるのは面倒、気軽に楽しく純粋にお絵描きしたい、という人にはぴったり。とにかく絵を描くのが楽しい、絵を描きたい、と思わせる感じ。
RGBモードしかなく、印刷も2.5までは機能設定されていなかったりする一方、画像のエクスポートでjpegは勿論、psdやpng、BMP、tiffやQuickTimeにも対応している。Photoshopで開いた場合、レイヤーも全て保持され、連携も良い。とにかくパッケージ版3,980円、ダウンロード版2,980円という価格を考えると、凄く充実。これからも楽しみたいな。

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2009-05-14

あらまぁ…。

Kakitsukアニメ制作に合わせてすっかり休眠状態な別ブログ(申し訳ないです;)で、コスメ系のサンプル情報をよく上げてるんだけども。その中で自分も何度も利用してる、小林製薬からクラック被害の情報とお詫びのメールが昨日来ていた。

暫くサンプルも応募してないし見てなかったんだけど、丸3日程幾つかのページを改竄されて、トロイの木馬が仕込まれていたとの事。
被害報告を見てみたら、見事にサンプルキャンペーンをよくやるページと、コミュニティポータルページ。ついでにMacとVistaは感染しないという報告も。…あらまぁ。言い方悪いかもしれないけど、却ってこんな古い型のトロイの木馬程度の被害で良かったねぇ;

*追記。…と思ったら、なんかこれ急速に拡大してるみたいですね; 通称GENOウイルスって物みたいで。情報もあちこち出てますので、皆様もお気をつけ下さい。当方宅はMacユーザーな事もありますが、PCが感染していないのは勿論、サイトのソースでも改竄がないことは確認済みです。

イラストはファイは描いたのに黒鋼は描いてなかった、とアナログ講習会時の線画を自分塗り。元々はファイの絵と対のイメージだったので、背景は杜若。線画もアタリも描かず、塗りだけで描いたらバランス悪…。一部は修正……;

鉛筆主線で透明水彩、使用紙はアルビレオ。最近あまりこの紙使ってなかったので、紙の癖を少し失念していて慌てた。以前は一番愛用してたんだけどなー; 紙質自体や塗った感じは好きでも、カラーインクでのペン入れが毛細管現象が起きやすい(滲む)のが、コミックイラストには多少難で。水彩は紙によってかなり変わってくるので、やっぱり色々描いておかないと駄目だなぁ、と改めて自戒。

新しいお仕事の資料も届いたけど、明日仕事のページアップと一緒に、ログのアップだけでもサイト更新したいな…。大分体調も回復したし。
毎日拍手、本当にありがとうございますv

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2009-05-09

アナログ講習会<2>。

1日開いて、続けて他の方の絵を交えつつのアナログ講習会レポ。写真多めなので、クリック拡大で。ここにない絵は坂崎さんのサイト様でどうぞーv ご紹介する迄もないかもしれませんが、当方のLinkからも飛べます。

5mayfaysa最初に私が彩色した、坂崎さんの線画(携帯撮影)。…改めて見ると、やっぱり私の絵っぽくなってるかな?

同じくらいに弓月さんが坂崎さんの線画をカラーインクで彩色した絵も描き上がってらして、これが画材の違い以上に雰囲気変わってて! 凄く面白くて、本当に素敵だった!! 非常に色っぽい。弓月さんの彩色も鮮やかで繊細で、艶っぽくて大好きv サイトのギャラリー、消さないで下さい(切実)…勿体ない…(涙;;>再度ここで言う。
坂崎さんの線画をshinさんが塗られたのと、shinさんの線画を坂崎さんが彩色なさった絵も、いつもと違って新鮮で。どちらも本当に、もの凄く綺麗で素敵。眼福でしたーーv

5maykfanalog左が坂崎さん彩色のファイ、右は弓月さんのコピック彩色のふたり。
左のファイは一昨日自分でも彩色してるので、比べると本当に随分雰囲気違うんじゃないかと。私はいつも水彩らしくないとか、水彩にしては細かすぎるとよく言われるから、坂崎さんの水彩らしいふわっとした滲みの美しさや筆遣い、この暖かい配色は憧れるー! そして弓月さんの絵は、コピックも本当に繊細で艶っぽい…v

5maykuro続いて更にわかりやすく、同じ私の描いた黒鋼の線画を、左がえりさん、右がshinさんが彩色したもの。配色は背景以外同じなのに、凄い違う…!
えりさんの大胆でポップな彩色も全然自分にないものだし、何より水彩全然やってないって信じられない程綺麗だった。影の滲みとか大胆なのに綺麗ー!
shinさんの彩色も、サイトのデジタル絵の雰囲気をアナログにした感じで。やっぱりshinさんの絵、な感じがv 大好きー! 柄とか繊細で綺麗…v

そういえば言い忘れた気がする…; えりさんと弓月さんが彩色してくださってる、ペン入れしたものは紙はモンヴァル・キャンソン、主線はNOUVELカラーインク(セピアとクールグレーの混色)でした。shinさんと坂崎さんが塗ってくださった、鉛筆主線のものはウォーターカラースタジオ。さちさんと天乃さんが塗ってくださってたのは、アルビレオです。未知さんにお渡ししたファイはパミス…だった…筈。
私の画材、透明水彩はパレットに固まってるのでどれがどれ、とはわかりにくかったと思いますが、大半は文房堂とホルベイン、次に多いのがW&Nです。文房堂の絵の具が一番好き。色によって混色制約があるので、注意が必要ですが。

紙の話題で坂崎さんも書いてらした様に、私はアルビレオやモンヴァルみたいなさらっとした紙が好きで。坂崎さんにハーネミューレとアルシュを出していただいた時は喜び、ウォーターフォードとマーメイドは私も持っていってたんだけど。「ファブリアーノもありますよー」と言われて一気に怖じ気づく(笑)。表面のごわつきが…苦手(汗;)! クラシコファブリアーノよりは、クラシコ5(細目)やファブリアーノEXホワイト(元のセヌリエ)の方が…; 同社のウォーターカラースタジオも、荒目でも半パルプ紙なのもあって、表面の絵の具は滑って流れる感じだし。
ストラスモア・インペリアルは手元にポストカードしかなくて持っていかなかったんだけど、これも表面がつるっとしてる紙で。お渡しすれば良かったな…後悔;

それにしても他の方の絵が生で見れる、というのは本当に貴重で楽しい時間でした。またご一緒出来る機会があったら嬉しいんですが。大阪のイベントは無…理…! 東京でまたあれば、即決で馳せ参じたいですー(涙;;

たくさんの拍手ありがとうございましたー! …超私信はうち宛でいーい?(笑) 待ってますから、原稿頑張ってくださいねv>超私信返し。

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2009-05-07

アナログ講習会。

Kakitsubata午後から参加させていただきました、5日のアナログ講習会。他の方が彩色してくださった絵は後程、って事で、これは帰宅後描いてみた今回の線画を自分で塗ったもの。ファイと杜若。使用画材は透明水彩のみ、紙はウォーターカラースタジオ。

雨模様の5日。東京駅でさちさん、未知さんと待ち合わせ、お昼を食べて会場へ。
アコーディオンカーテンを開けると、手前の方が明らかに私を見ている。おぉぉshinさんはじめまして、はじめてって感じ全然しないけど(笑!! 弓月さんのご友人のコクガさんもいらしてて、他は皆さん昨日お会いしてるからー、と…しまったえりさんにご挨拶しそびれてた、と慌ててご挨拶;
着いて真っ先にshinさんと石談義(おい)。そういえばWizard作のリングは何度か石を尋ねられ。普段はスピネルってどちらかというとマイナー宝石なのに、「あぁスッピー!」って仰る方が多くて。流石CCSは偉大。>ただ私のは赤紫。

画材と線画を広げつつ、本の表紙絵も出したら、『朔』のモデリングペーストで盛ったのが皆さん面白かったご様子。天乃さんが物凄く気を遣って下さるから、アクリルは耐水性だし水彩もデザインコートかけてるので気軽にどーぞ、と言うと、盛り上げ部分を興味深げに触ってる方が多くて。何か凄く嬉しかったv

真っ先に坂崎さんの絵を塗りたいー! と子ファイの線画を拝借。紙はコットマン、物凄い久しぶり。さらっと彩色したので塗りやすかった。目を塗ったところで、「風海さんの絵になってる!」と坂崎さんに言われる。…確かに感じが違うかも。
塗り絵ならこの方が違いがわかって面白いだろう、と私は同じ絵をトレースしていってて。塗っていただいたら、これが…まるで別人の絵みたい…! 本当に物凄い面白い! 絵が塗られていく度に、皆でわいわい撮影。某所の塗り絵板で見慣れてるつもりだったけど、アナログだと更に凄いなぁぁ。
塗りやすそうな小さい線画も、と子ファイを描いたら。丁度描き上がった時、かがりさんとみくろんさんが登場。わぁ! これは勿論そうだよね、とかがりさんに子ファイを押しつける(笑)。子黒も描いてみくろんさんに。>私図々しい;

水彩紙どれか使ってみますかーと坂崎さんが言ってくださるので、使ってみたかったハーネミューレを頂戴してファイをさかさか描いて彩色。気に入ったので今度購入予定。絵柄と好みの違い故、私が持ち込んだ紙と、坂崎さんの紙はタイプがかなり違うものが予想通り多く。弓月さんが「マットサンダースありますか」と尋ねてこられて、「ありますよー」とお渡しする私と、苦手と仰る坂崎さん…とか。私はというと、坂崎さんが良く使ってらっしゃるワトソンが苦手; ふたりとも愛用してるウォーターフォードも、私は細目と中目、坂崎さんは中目と荒目だったり。
その後坂崎さんと紙談義から、絵の具やら筆やらヒートアップして喋ってたら、周りから「何話してるか全然わからない」と言われる…ごめんなさい(笑;

弓月さんがカラーインクとコピックも持ってきてらして、うずうずしたけど試させていただく勇気がなく(笑)。あっという間に時間が過ぎた。気力と体力があったら午前中から参加したかったなー; 飛行機の時間が迫ってきてたので、皆さんがお食事に行かれる時に、はぐはぐして名残を惜しみつつ、駅でお別れ。

皆でお絵描きって学生時代を思い出す一方で、オンラインで大好きな方達とご一緒している、という全く違った気持ちで、本当に楽しかった貴重な一日。ご一緒してくださった皆様、特に主催の坂崎さん、素敵な時間を本当にありがとうございました!! 心より感謝申し上げます。今度はまた、オンラインでよろしくお願いしますねーv

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2009-03-14

お絵描き紹介<6-3> 〜アクリル絵〜

明日はHARUコミですねー。行かれる方は楽しんできてくださいませv
…何冊でもと仰っていただいたけど、あんまりお送りしたらお邪魔かな、とか、たくさん送ってそのままごっそり返ってきたら切ないから、とか思ってちまっと委託させていただいたら。忍さんに「冊数が結構少ないので」と注釈していただいてしまった…却ってお気遣いすみません…!(汗;) 皆様どうぞよろしくお願いします///

では引き続きアクリル絵の具による『朔』メイキング、完成までの第3弾を。
★第1弾【下絵〜下地作りまで】はこちら。>「お絵描き紹介<6-1>」
★第2弾【下塗り〜基本彩色】はこちら。>「お絵描き紹介<6-2>」
*写真はクリック拡大、文字のリンクはそれぞれ以前紹介した記事に。

Acryliccstep12★11★ 黒を塗る。
今回真っ先に浮かんだ、黒の多用。普段デジタルでもカラーには殆ど黒を使わないから、自分的には珍しい。デザイン的に使う時以外、黒い絵の具自体は全く使わないので。
ぺったりした筆跡の見えないマットな黒にしたいと、アクリラガッシュのランプブラックを使用。アクリラの黒も不透明だけれど、ガッシュとは塗った時の筆跡の残り方、絵の具表面の光沢感は随分違う。ガッシュの方がツヤがなく、濃密で均一な雰囲気。因みにホルベインには、アクリル絵の具のマットタイプもある。*ただ110mL(絵の具で言う20号チューブ)しかない。

一部グラデーションにするファイの服を除き、一気に黒で塗る。定着力が強く、乾くと耐水性になる為、色泣きも当然しないので、はみ出しとかは濃い色で重ねて整える。*色泣き=色を重ねて塗った時、下に塗った色が滲んで浮き出る事。

Acryliccstep13★12★ ファイの服。
ファイの服の裾を、鎖の境目からはアクリラのマースブラックでグラデーションに塗っていく。
アクリラの黒にしたのは、ガッシュは均一な塗りに長け、ぼかすならアクリラの方が向いている為。アクリラガッシュはあまり使ってないので、通常のガッシュ(ニッカーデザイナーズカラー)程、ムラになるとかぼかしにくいかはわからないけども。また表面の光沢感が、下にぼかしたコバルトブルーと違和感がないように、という理由も。

Acryliccstep14★13★ グレーを入れて影をつける。
ファイの服に使われているベルト部分、全体の鎖をグレーで彩色。純粋な黒以上に、水彩やデジタルではニュートラルグレーは一切使わないのに対して、ここでは白に黒を混ぜたグレーをベースに塗る。鎖やベルトのバックル部分などは、青みがかった金属系の色にする為、そのグレーにオリエンタルブルーを混ぜて陰影を徐々に出していく。

ここまで黒を入れるとかなり他の印象が薄くなるので、バランスを見ながらもう一度、更に人物や壁に落ちたチェーンの影を足す。

Acryliccstep15★14★ ホワイト。
髪の毛の細かい流れ、鎖やベルトのハイライト、目の白い部分、背景の明るい部分などを、チタニウムホワイトで塗っていく。
普段デジタル含めてハイライトは最後に入れるんだけれど、この絵だと全体のバランスを白で取り直す必要があったので、この段階で先にホワイト入れ。
金髪の流れももう一度描き出し、金属のハイライトはシャープ目に。全体の壁は下塗り段階で陰影が弱かった明るい部分に、少量の水だけで溶いた白をざっくりのせる。

Acryliccstep16★15★ 瞳の彩色。
最後に瞳の色を。全体にモノトーンの雰囲気で描いた為、ここで最後に鮮やかな色を対比的に入れる。
普段は段々塗る色を濃くして、最後にハイライト、なので塗り方はちょっといつもと順序も違う。
ファイの瞳がコバルトブルーとマンガニーズブルー、濃い部分にオリエンタルブルー。黒鋼はアルプスレッドとカドミウムレッドミドル、瞳孔部分はマースブラックも混ぜる。

瞳の色を入れたら、最後に目のハイライトを。そして全体のバランスを見て、濃淡をつけなおしたり、はみ出しや形を整えたりと仕上げの修正。

Acryliccstep17★16★ ペン入れと仕上げ。
ここまで彩色すると、かなり主線が消えてしまっているので、もう一度Dr.マーチン ブラックスターで上からペン入れ。このインクは黒の濃さが非常に強いので、ファイの髪だけは大きな髪の流れだけにして、細かい部分はうっすらとした線のまま仕上げ、出来上がり。

最後に紙をパネルから切り離し、筆を水洗いして、クリーナーを使って綺麗に汚れを落としておく。昔は筆用の洗浄液とか、学生でお金がなかった事に加え、当時だと体調もかなり悪かったし、溶剤が強烈すぎて使えなかったな、と思い出す。水性溶剤が増えて、今はDuoのように水性で使える油絵の具もあるし、いい時代になった。

そんなわけで色々行程重ねたアクリルイラスト。やっぱり色んな表現ができるし、今後もたまには描きたいなー。ではおつきあいありがとうございましたv

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2009-03-13

お絵描き紹介<6-2> 〜アクリル絵〜

拍手、ありがとうございますーv 毎度乍ら自己流お絵描きですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです/// ただ携帯からだと見辛いと…すいません;

では引き続き、アクリル絵の具による『朔』表紙絵メイキング、第2弾を。
★第1弾【下絵〜下地作りまで】はこちら。> 「お絵描き紹介<6-1>」
*写真はクリック拡大、文字のリンクはそれぞれ以前紹介した記事に。

Acryliccstep06★6★ 下塗り。
グリザイユではなく、全体の大まかな調子を。
背景は陰影で表現する為、ほぼこの下塗りだけになる。ダークブラウンとオリエンタルブルーの混色で、グラデーションメディウムを多めにして塗る。左下は白抜きに近い感じでタイトルが入る予定なので、ブルーを強めに、背表紙になる右側から光が射す感じに。本当はもう少し極端な陰影にするつもりだったので、後で明るい部分はホワイトでも調整。

Acryliccstep07当初服は全てぺったりと黒くしようかと思ったものの、構図的にそれだと右下角が黒のみになってしまい、本にした時にPPが剥がれたり重ねた時に貼り付いたりする危険性があるので、ファイの服はコバルトブルーでぼかす。同じ色で、タイトルが入る部分も重ね塗り。
今回は本の表紙絵、という用途と構図が決まっているので、塗りも最終的な印刷を考慮して描いた。

Acryliccstep08★7★ 肌の彩色。
以前「肌色の作り方」で紹介したように混色で。基本に使う色は、チタニウムホワイト、イエロー、フレームレッド。明度を重視する透明水彩と違って、速乾性だし先に色を完全に混ぜてしまう方が塗りやすい。
唇はチャペルローズなんかも足したり、第一段階の影にはダークブラウンも。ただ絵の具自体の発色がいい分、普段の水彩の色からするとアクリルだとどうしても彩度が高くなってしまうので、陰は乾いてから彩色し直す。

かなり主線が消えても、気にしない。はみ出しも気にしない。グラデーションメディウムと水を多めにしている為、彩色自体は水彩に近い表現になっているものの、性質が違うので塗っていく感覚も大分違う。水彩だと水の量とか微妙な色味を足したりしながら、一気に全ての肌を塗るけれど、アクリルだと乾いてしまう為、ひとりづつ彩色している。黒鋼とファイだと、かなり肌色が違うから。

Acryliccstep09★8★ ファイの髪の毛彩色。
肌の陰を描き足し、ファイの髪を彩色。
水彩と違って先に全体にライトイエローを塗ってしまい、明るいところは水をつけて拭っておく。その後乾かないうちに、ダークブラウンとコバルトブルーを混ぜた黄色で大まかに陰を足していく。ファイの金髪はかなり淡いし彩度も低いので、厚塗りにはならないようにしながら、何度も薄く絵の具を重ねて、明暗をつけつつ全体の色をくすませていく。

速乾性とは言っても、乾燥を遅くさせるグラデーションメディウムをほぼ常時使っている事と、水も多めに塗り重ねている為、全体を塗っていると乾燥待ちをする事も。ここまでで彩色開始から1時間くらい。一休みして食事。

Acryliccstep10★9★ 白で調子をつける。
肌にフッカースグリーンやダークブラウンの混色で陰をつけ直し、明るい部分を彩色した上から、白で描き出していく。
アクリルはガッシュに対して「透明系」と言われるものの、実際には基本が半透明。白等の色は完全不透明。そして絵の具自体の着色力・定着力が強く、乾くと耐水性になって重ね塗りが容易なので、こうした塗り方をしている。感覚的に彩色自体は、水彩程繊細には塗ってはいない…かな。

Acryliccstep11★10★ 黒鋼の髪を彩色。
続いて黒鋼の髪の毛を。今回マットな黒を使うと決めていたものの、髪の毛もそれだと私の絵柄では浮いてしまうので、髪はダークブラウンにマースブラックで少し濃淡をつけて。ファイと違って、髪の流れを考えない…というか、考えると塗れない(笑)ので、一気に塗って先をぼかす感じ。

濃い色をのせていくと、薄い部分の濃淡が気になってくるので、ここでももう一度肌の影などを調整したりしながら進めていく。速乾性の為、あまり広範囲の色を同時並行で彩色はできないけれど、絵全体を見ながらバランスを取って塗っていくのは忘れずに。

この後はガッシュで黒を入れ、完成まで。そのメイキングは明日にー。

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2009-03-12

お絵描き紹介<6-1> 〜アクリル絵〜

表現の幅がとても広い画材なので、色んな描き方が出来るアクリル絵の具。先に書いた通り、『朔』表紙絵で最初に黒を使う、と決めていた事、背景にテクスチャを使いたいという理由から使用したアクリル絵のメイキング、回数を分けてご紹介。
*写真は何時も通り全てクリック拡大、文字のリンクはそれぞれ以前紹介した記事に。

筆はbonny bism#1400シリーズNOUVEL NEO SABLE精雲堂のナイロン筆(白軸)溶剤はリキテックス(バニーコルアート)、絵の具はホルベイン アクリラアクリラガッシュペーパーパレットホルベインのSbonnyのMINIを。下絵はDRAFIX0.3シャープのB。
*画材以外の事や、レスなどは前の記事にありますーv

Acryliccstep01★1★ 下描きとサイズ合わせ。
最初にラフを別のクロッキーブックに描き、次にSOHO SERIESのSketchに描いた下絵を、A5見開きサイズの表紙としてレイアウトする為にスキャン。
今回は構図優先だった為、Illustratorに配置して装丁を決め、バランスを見てサイズを変更。レイアウトが決まったら出力して、構図で足りない部分をミリペン(ZERBA DRAFIX)で描き足す。

Acryliccstep02★2★ 水彩紙にトレース/ペン入れ。
ライトビューワーにプリントした下絵を張り、水彩紙に直接ペン入れ。今回はウォーターフォード水彩紙・細目、190g。後工程と塗り重ねる事を考慮して、表面強度のある紙を選択。紙が薄く透過しやすいので、ペン入れが楽。*300gの紙だとライトボックスでも見辛い。
価格との妥協点でトレース台ではなく、インバータ内蔵のKenko LIGHT VIEWERを使用。

ペン入れはNIKKO丸ペン、普段はカラーの主線に黒は使わないんだけれど、今回は黒を多用した硬質な絵にしたい為、インクはDr.Ph.Martin's BLACK STAR。置いてあるライターは、ペン先を炙る(保護用の油を飛ばす)為のもの。
下塗りと彩色で主線はかなり消えてしまうので、完成後もう一度目立つ部分は上からペン入れする。その為ここでは鉛筆でトレースするだけでも良かったかも…とは思いつつ、やっぱり鉛筆線だと消えすぎて彩色し辛かったかな。鉛筆カーボンでトレースダウンするなら、ペン入れはここではしない方が良いかと。

Acryliccstep03★3★ パネルに水張り。
190gとやや薄口の紙で、サイズがB4くらいある(760×560の1/4サイズ、280×358mm)ので、彩色する時に紙がたわんでしまわないよう、水張り必須。
B3パネルに張っているので内側に、刷毛と水張りテープ使用でしっかりと。水張りするなら、ペン入れしやすいし、190gの紙はいいなぁ、と改めて。

Acryliccstep04★4★ 下地塗り。
下地塗りはリキテックスのジェッソ。全体に均一に、水で薄めたジェッソを大きめの筆で塗っていく。
この紙は細目なので、それ程下地塗りは重要ではないけれど、細目故に紙が絵の具を吸い込み(沈み)過ぎたり、滑りそうだったので。全体に細かいざらつきを与え、紙目を安定させておく為と、後工程の定着を考えて。細目なので1度だけ。普通は二度塗り以上する事が多い。
ただ若干濃く太い部分は、ジェッソが乾いてみたら線が多少滲んでいた。彩色すると殆ど消えてしまうとは言え、ちょっと水と一度に塗る量が多かった…反省;

Acryliccstep05★5★ 下地の盛り上げ。
硬質で陰影の印象が強い絵にしたかったので、背景はコンクリートの壁に光と陰、な雰囲気に。描くのではなく実際の陰影で表現する為、盛り上げ剤を利用。
使ったのはリキテックスのライトモデリングペースト。通常のモデリングペーストより重さも軽く、ひび割れしにくいのが楽。テクスチャ(マチエール)でそのままコンクリートっぽくするのも面白いかな、と一番イメージに合っているセラミックスタッコにしようか悩んで、絵のバランス的に止めておいた。

Acrylictextureパレットナイフで、ざっざっと感覚でのせていく。左官屋さんの気分。パレットナイフがこれしかなくて小さめなので、少し跡が細かすぎるかな…と直しつつ、乾いてから紙ヤスリで軽く削る。あまり陰が出過ぎてもキャラが沈むので、一度の盛り上げで完了。

ここまでで一旦終了。盛り上げ剤の完全乾燥まで1日くらい必要なので、ここで実際一旦日を跨いで制作。*間に仕事が混んだ為、実際に塗りに入ったのは6日後。>私としては、1枚にこんなに間を空けるのは珍しい。
彩色は明日続きをアップしますー。

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2009-03-08

遡りで超久々更新。

Dividedline結局ギャラリーの更新、2月はできなくてすいません(汗;)! …ということで、非常に遅ればせながら今年最初の(汗;)トップ絵を…。「ツバサ」「黒ファイ」に、新刊表紙絵を。今回もイベントまでの、期間限定・版権トップ絵更新。

本当は夜のうちにアップしたかったんだけど、出掛けていて帰宅が遅くなり、更に彩色だけなのに絵に物凄い時間がかかってしまって、気づくとすっかり朝に(笑;)。そもそも不得手なアクリルで、このサイズの版権絵描くのは大変だった…。
イラストはこちら。>>>「朔 - Divided Line - 」
携帯サイトにも掲載済。何時も通り携帯用には、PCサイトの絵からは縦長にトリミングしているのでご了承ください。

先日上げたように、このイラストは下地を作ってテクスチャをつけてあり。スキャンでは結構綺麗に陰影が出たので、印刷してどんな風になるか楽しみv 使用したのはリキテックスのライトモデリングペースト。今迄アクリル絵の具でのメイキングは上げてなかったし、今回色々と使ってみたので全て撮影し乍ら作業。後程こちらのメイキング、あげてみますねー。かなり長くなると思いますが///

物凄く久しぶりに下地塗りして盛り上げ剤を使ったり、とかなり作り込んでみた。コミック系のイラストではこんな事をしたのは初めてなので、自分的に絵を描いた! っていう充実感。楽しかったー。さて…こんなに時間かけてないで、本来原稿やれという…; もうイベントまで2ヵ月もないんだし;; 頑張ろう。

尚、ファイが髪を解いているのは、縛られているシチュエーションとの対比として描いただけなので、本編の中では解いてません。ご了承くださいー。
暗くて硬質な雰囲気に描きたかったので、こんな陰影を強くしたり、私としては非常に珍しく黒を多用した絵に。普段カラーではインクも絵の具も黒そのものは使わないので、自分の中では新鮮というか、正直なところちょっと怖かった。

スパコミにこちらの原画、スペースのポスター代わりかなんかに置いておくと思いますので、よろしければ見てやってくださいv 既刊本2冊の表紙絵も持っていく予定ー。

拍手ありがとうございました! INFO後程また更新しますー。まずはお仕事。

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2009-03-02

お仕事絵と絵の準備。

Busstop午前中出しの仕事が完成して、そして表紙もやっとパネル貼りまで出来て、一安心。次の直しは締切水曜だから、まずは休もう。

イラストは先日アナログで描く絵が…と言ってた仕事の、没部分。資料に載せた方がいいような感じであったから描いたのに、「バス停とバスは取る」と指示が入り。人物は直しはないけど、もうひとつのパーツは「商品写真があるのでそれを見てそのまま描いて」と言われる。…………さきにそういうものはだしておいてください(泣)。
勿論全部を描き直すんじゃなく、Photoshopで合成して修正。絵はマーメイド・リップルに、透明水彩+パステル+色鉛筆。

月頭のレギュラーのお仕事をして、絵の描き直し部分&デザインの修正作業をして、来た依頼メールにお返事して…とかごそごそ。

その後、個人誌の表紙絵にやっと取りかかる。ラフは元々出来てたので下絵に起こして、今回は構図優先の為スキャンして、Illustratorで下絵とタイトル文字をレイアウト、下絵をサイズに合わせて出力して水彩紙にトレース、という行程。今回アクリル絵の具で描く予定なので、随時撮影中。完成したらメイキングに纏めよう。
現在水張りして、乾くの待ち中。下塗りだけは今日のうちにしておきたいんだけど、巧く紙伸びてくれるかなぁ; 私はどうにも小心者なので、紙を引っ張るのが怖くて、水張りなのにピンと張れない…(駄目駄目)。

拍手たくさんありがとうございました/// 最近更新は元より、絵もろくに上げてないのにありがとうございます。頑張ります!

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2009-02-05

仕事や絵とか徒然。

Acrylicview雪まつり開幕…なのに、霙まじり。気温は高いけれど、風邪ひかないように…(心配;

午前中、お世話になってるいつもの印刷会社さんから依頼電話をいただく。去年やった仕事の今年度版の表紙デザインで、去年と同じだからー♪ という気軽な依頼。が。説明された内容は、去年と同じで在データ流用、レイアウトと年度などの文字変更だけ、基調色はAが赤でBが黒、3パターンづつデザイン案提出…?
……Aはいいけど、Bの表紙は青だったし。去年は2パターンだったろうー! それ同じじゃないから!(笑)

結局は印刷会社さんも「去年と同じ」としか言われてなくて、憶えてなかったというオチ。>色は赤と青で正解。しかし今年は3案か…; でも原稿、背幅も版サイズも書いてない。在データの年度替えって、何処の会社もこんな感じかな(笑)。

そして昨日は先月末にアクリルで絵を描いてた、っていう仕事、競合コンペに通って採用決まったと知らされて嬉しくて。アナログ絵を使ったデザインで採用されたのは、このクライアント様では初なので感激。

元々アクリル絵の具は不得手で学校の課題でしかろくに使ってなかったけど、時々描くようにした方がいいな、と改めて実感。私はデザイン学科卒で絵は「デザインの基礎」としてしか習ってないので、絵を専門にやってる人に比べて明らかに圧倒的に画力がないし、道具も幾つかの画材を一通りそれなりに使える、程度でしかないから; しかも水彩で大きい絵を描くのは苦手で、大きい絵はどうしても使いこなせなくてもアクリル絵の具自体が持つ力、に頼ってたのが実情。
それが今回の絵でメディウムと絵の具と筆運びや紙質とのバランスが、やっと少し、は掴めた…ような。今後はもう少し絵の具を扱えるようになるかな、という感じがした(錯覚;?)ので、この感覚を忘れないうちにまた描きたい気分に。

なのでやっぱり5月までのスケジュールを考えるとトップ絵を他に描く余裕がなさそうだし、先に新刊の表紙絵(アクリル使用予定)を描いて、イベントまでの版権トップにしようかな、と考え中。
しかし当の個人誌、下描きはやっと半分通過; アニメは…地道に続く…。

毎日本当に拍手、ありがとうございますーv 色々頑張ります(嬉)!

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2008-12-11

カトレア/Plants更新&メールのお知らせ。

Cattleyaばさばさと雪の降った本日。やっと根雪に…なる…かな? さて今月のTop絵更新、多分トップ絵は今年最後で…。「Plants & Flower」に12月の誕生花、カトレア

左のイラストはいつも通り縮小+トリミング。オリジナルの更新なので、携帯サイトの方にはすみません;
元絵はコチラ。→「カトレア」

カトレア、花言葉は「品格と美、真の魅力、あなたは美しい、優美な貴婦人、魔力、成熟した魅力、優雅な女性」などなど。
同じ洋蘭のシンビジウムも「高貴な美人」という花言葉がついていて、カトレアにも一部この言葉を当てはめているものもあるけれど、カトレアはより優美や優雅、品格という印象が強い。シンビジウムよりも年齢と格の高い女性、という感じか。花の女王と言われるだけある雰囲気。

とにかく豪華で派手やかな花なので、極力煩くならない程度の鮮やかさに。と言ってもカトレアというとピンクと赤、という個人的趣味で、いつもに比べてアナログ絵としてはかなり彩度の高い仕上がり。でも実際、以前仕事で関わった洋蘭農家の方が、「育てていてもたまに鮮やかすぎてくらくらする」と仰ってたし…(笑;
色っぽい大人の女性を描くのがどうにも苦手なので、色気が出るように念じつつ描いた…のがどう出ているかは; そもそもデッサン狂ってる気も(死)。

使用紙は華やかに描く時にばかり最近使う、ウォーターカラースタジオ。やわらかくしたい時には粗目が向いているし、それでいてマーメイドに比べて紙色が白くて発色がいいのも鮮やかでいいなと。

ところで件名にもあるように、メールについてのお知らせです。
急遽、なんですがプロバイダを変更することになりまして。それに伴い、来週の木曜以降、通販含め個人的なやりとりに使用していたocnのメールが使えなくなります。
新アドレス取得まで、全てメールはサイトの「Introduction」にもアイコンで公開している、独自ドメインのアドレスに統一させていただきます。合わせて既にサイトの「Info」ページのお問い合せ、及び通販フォーム、携帯サイトのメールフォームのアドレスも全て変更済みです。

ただこのアドレス、ハイフンが入っている上で.comの独自ドメインの為、迷惑メールフィルタにかけられてしまう事がどうもあるようで…。以前そういった事例があり、なるべくプライベートなやりとりはプロバイダメールにしていたのですが…; 今迄に直接メールのやりとりをしてくださった方で、今後ご連絡くださる場合にはサイト掲載のアドレスからよろしくお願い致します。また通販の返信等も全てこのアドレスから届きますので、メールにフィルタをかけてらっしゃる方や、受発信制限設定をなさっている方はお気をつけくださいませ(平伏)。
状況によっては本サイトの方も、携帯サイトと同様メールフォーム設置しようかな、とも考えております/// 御迷惑おかけ致しますが、よろしくお願いします。

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2008-11-17

Gem/アイオライト。

Ioliteトップ絵やっと更新できたー。半年ぶりの更新になってしまった(汗;)、本当に久しぶりの「Gem Stone」

今月は誕生石とは関係なく、マイナー宝石イラストで、アイオライト
元の絵はコチラ→「アイオライト」

マイナーと言ってもお手軽なアクセサリーとして流通の多く人気のある石なので、これ迄描いたスピネルやスフェーンよりご存じの方が多いかと。和名は菫青石、別名コーディエライト、ディクロアイト。また、その色からウォーターサファイアの俗名がある。
組成はマグネシウム・アルミニウム珪酸塩、硬度は7だけど、一方向に完全なクリベージ(劈開)を持つので、取り扱いは少々気をつけて。

一番の特徴は多色性の強さ。そもそもディクロアイトという名前が2色性に因む、多色性を説明する時の代表的な石。肉眼ではっきりと、角度による色の違いが確認できる。*但し、アイオライトは斜方晶系である為、本当は3色性でディクロというのは間違いだそう。2色性になるのは、正方晶系・六方晶系・三方晶系の石。
Iolitestone単柱状結晶の石である為、その結晶の伸長方向に見ると青く、垂直方向からは無色に見える。わかりやすく言うと、正面が青い石を90度横に見ると、茶褐色か青灰色がかった透明に見える。手持ちのルースを撮影(写真右)したんだけど、これでわかるかな? 左が正面、右が真横から見た写真で、同一の石。後で趣味ページの「宝石」コーナーも久しぶりに更新出来れば。

イラストはぱっきりした多色性をそのまま表現。少しくすんだ青紫と切り替わり…をイメージしたら、階段に。そういえば青い石で男性描いたの初めてだなー…。全く石を描かなかったのはサファイア以来か。
使用紙はモンヴァル・キャンソン、主線は全体の色合いを考えてNOUVELのCool Grayのみ。久しぶりに影色優先で、透明に切り替わる部分は影色だけで彩色。

では「続きを読む」から、拍手レスですー。コメントなしの皆様も本当にいつも、ありがとうございますvvv

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2008-10-21

水彩技法〜塩を撒く〜

Solteffect昨日一昨日と上げた絵で、表現効果を試していたというのがこちら。久々にお絵描き紹介・水彩画技法、「塩を撒く」

…冗談ではなく、塩を撒くだけ(笑;)。本当に大層なもんじゃなくてすいません;;; 技法って程のものじゃない…;
とは言え、未だに筆で直線を引く(溝引き)とか、烏口マスケットインク(マスキングインク)スパッタリングとかが凄くアクセス多いので、古典的なアナログ手法の紹介って興味持って下さる方が意外に多いのかな、と。これも水彩メインで描く人にしかあまり知られていない方法みたいなので、ご紹介をー。*写真はクリック拡大。

上は昨日上げた絵の、効果部分のアップ。こういう霜が窓に咲いたような、不思議な模様に絵の具がふわーっと滲むのがこの技法。

Soltviewやり方は至ってシンプルで、水分を多めに彩色した紙の上に、塩をぱらぱらまき散らすだけ。粒を中心として薄くなり、撒かない部分が濃いままの滲みとぼけ具合になる。
後は黙って、塩が絵の具を吸い寄せて乾いていくのを待つ。右は撒いた直後の様子。ここからだんだん滲むように、塩を中心にして色が吸い取られていく。
塩はただの精製塩でもなんでも良い。私の場合、料理に使うのが焼き塩とクリスタルソルトだけなので、粒が大きかった…な…と(焼き塩を軽く潰して撒いている); 塩の粒が残った時に跡になったりするので、普通の食卓塩とか精製塩の方がいいかも。

Soltview1今回やってみて赤や黄色のような色だと、あまり効果的に出なかったので、顔料との相性もあるんじゃないか…な…? 塩が吸水することによって、絵の具の顔料が引き寄せられて、こういう模様になるのでね。ただ試した回数も少ないし、確証は持てず。実は私も殆どやってみた事がなくて(笑;
理由は、スパッタリング以上にコントロールが効かないから。調整といっても水や絵の具、撒く塩の量を加減するだけしかできないし。紙と顔料、水の偶然性をもった吸水による滲みで表現されるので、乾く迄はどんな模様になるかわからない。絵を描くというより、背景効果や模様といった感じの滲みだし。
それと難点はもうひとつ、机に塩が零れること(笑)。綺麗に落とさないと、色々錆びそうで心配(スキャンする時、絵の表面も綺麗に払った…)。

ただウェットインウェット(ウェットオンウェット)だと難しい、径の小さい薄いところから濃くなっていく滲み表現が簡単にできるので、なかなか使ってみると面白いなぁ、と実感。色を吸い取ってグラデーションにする、っていう方法の中では、非常に細かい滲みが出せるので使いどころがあえばいいかも。

Effectcollection

そしてこの表現、絵の具の顔料以上に紙によっても模様の出方が随分異なる。写真は試しに今回水彩紙の切れっ端に実験してみたもの。左からウォーターカラースタジオマーメイドアルビレオ。もっと激しく効果が変わる紙もあるので、この技法は最初に試し紙でやってみた方がいいと思う。
たまにはこんなものもいいかな、という技法(?)紹介でしたー。
そして拍手ありがとうございましたv

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2008-10-20

効果リベンジ。

Analogueceres昨日上げた絵で巧くいかなかった効果、やっぱりこれ…色の所為なのかな? 試し描きは緑でやってみて、リベンジで描いたこの絵の青でも綺麗に出た。

効果リベンジ絵(笑)は、セレス編のファイ。
試してみたいといっていたのは、背景部分の滲みの表現。ちょうどこの絵に使うと、雪の華みたいで綺麗かなーと。勢いで効果だけを狙ってざざーっとラフに描いてみたら、構図が昨日の絵に似てしまった…(反省;)。
紙は昨日と変えて、モンヴァル・キャンソン。この紙、流石にパルプ紙ならではというか…意外に直接シャーペンで下描き&ペン入れ後に練りゴムかけても、表面平気なんだな。勿論、きちんとした作品ではやらないけど。普段こういう直接描き用にはマットサンダースしか使ってなかったから、これからはこの紙も使えそう。

今日は仕事の関係上時間に余裕がなかったので、大したことはない(笑;)効果については明日。
先日の仕事の戻り、文字直しとかはそれ程ないものの、写真が低解像度だったのが実画像で来たので作り直したり(データが重い)、1色だった裏面がフルカラーになったり。おおぅ、それなら最初からカラーで作りたかったよー!>1色だと表現に制約が大きいので、フルカラーと組み方が違う;

通販で本日入金確認致しました分につきましては、明けて火曜にすぐ発送致しますので、入金確認と発送完了共通のメールという形で失礼させてください。
メールや拍手にて感想や到着のご報告くださった皆様、返信不要の方々にはここで心から御礼申し上げます。購入してくださった上にわざわざお時間割いていただき、本当にありがとうございました! 幸せですー/// お返事させていただく方には、もう暫くお待ちくださいませ(平伏)。

そして拍手、ありがとうございました!!! 更新後に反応いただけるととっても嬉しくて…(感涙;)。いつも本当に、凄く励みになっていますv

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2008-10-19

ガーベラ/Plants更新。

Gerbera非常に遅ればせながら、久しぶりのTop絵更新。「Plants & Flower」に10月の誕生花、ガーベラ。

左のイラストはいつも通り、縮小+トリミング。
元の絵はコチラ。→「ガーベラ」

ガーベラ、和名は花車。外見のイメージとギャップがある、といっていた花言葉は「神秘」。他に「希望・辛抱強さ・常に前身」とか、他にも花色別に多様な花言葉がある。
しかしメインの花言葉が「神秘」。明るく快活、ポップな印象なだけに、ちょっと悩んだものの、品種改良が進む前の(原種?)一重咲きの赤い花は少しそんな雰囲気があるかな…と、髪飾りに。他は花色も豊富でとにかく賑やかな感じの花なので、絵としてはうるさくならないように気をつけて。

花色が豊富なだけじゃなく、今は一見ガーベラとはとても思えない、もこもこした丸い綿毛のような花弁退化型の球状品種(緑色で「マリモ」なんて名前のものも/笑)や、細い糸のような花弁が広がるスパイダー品種、ダリア咲きのタイプなど様々あって、とても楽しい花。香りもないので、色んなシーンに使いやすいのもいいところ。キク科ならではの花らしい形状もシンプルで可愛いv

イラストは「試してみたい」と言っていた事が、巧く効果が出ず(凹)。ところどころ少しは出てはいるものの、思ったようには出なかったので、ホワイトで背景に花影を描いて仕上げ。実験で同じ紙に試した時は綺麗に出たのになぁ…; 全体的にイメージしていた仕上がりとは随分変わってしまって、若干しょんぼり。ただこれはこれで秋色な感じでいいか…な…とか……。うーん。
使用紙はふんわりさせたい、という狙いと効果の出方を考え粗目にしたくて。マーメイドと迷いつつ、ウォーターカラースタジオ。
今回でなかった効果については、試し紙のものがあるので後程ー。

やっぱり他の事をする時間はなかった…; そろそろログ上げなきゃ…な…。しかし漫画も描きたい(笑)。うずうず。

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2008-10-03

キリリク絵更新。

Lastfruitage大変遅ればせながら、6万打記念キリリク絵、やっと描けた…; もう63,000越えてるのに申し訳ない;;;

ご本人に直接メールでお送りしたので、イラストはサイトに直接アップ、「CLAMP's Illust」を更新。

キリリクは『さいごの果実』をファイでイメージして…ということで、東京編の非常に暗い絵に…; なにやら私に暗いテーマを与えるととことん暗くなる、という例になった感じの絵…だ…な…; 衣装は敢えて色は入れず、全体的にモノトーンな雰囲気で。でもご本人からはイメージ通り、と言っていただけて光栄でした/// ありがとうございますー。
「黒ファイ」の絵は、今回の『欠け満ちる宵』の表紙絵で。

今日無事、夜魔本の方も到着して一安心♪ 印刷の仕上がりはやはり細かい線とか綺麗に出てるなぁと。ただ、こっちの方が先に描いたものなので、物凄く久しぶりに漫画描いた分、線が慣れてなくて粗い部分が多かったり、画面の処理やデータの作りが良くない部分が多々あったり…; うわぁぁぁ…;;;(凹)
でも頑張って描いたので、愛着はたっぷりとv

いよいよ明日は前夜オフ会ーv お会いできる皆様よろしくお願いします!!! …浮かれた講師にあたる生徒の皆様、久々の授業再開なのにすいません(自爆;
札幌は今日は結構な雨。夜は流石に冷えてます…。日曜は晴れるようですが、却って冷えるようですので、本州からいらっしゃる方はどうぞお気をつけて、あたたかい格好でいらしてくださいね。お出かけにはこちらをご参考に(笑)。>>>「札幌お出かけ天気(服装の目安付)」

拍手ありがとうございますー、そして返信不要のコメントも本当にありがとうございました/// 楽しんできますねーv

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2008-09-11

版権トップ絵&Graphics更新。

Gessainohateお一方だけでもOKくださったならやってしまえ、的に(笑)。イベントまでの期間限定・版権トップ絵更新。

一応黒ファイ本なので、必要のない絵ではあるけどカテゴリ分けで掲載…。>>>「月彩の涯て」

オフラインページはもう1つの本が完成してから、という形で…(すいません;)。まずは先に原稿を進めなきゃーと…。

そういえば今迄はファイ単独だったので、アナログカラーで黒鋼を描いたのは初めて。夜魔なので真っ黒だけども…。でも楽しかったー! 使用紙は先日途中に上げたように、ウォーターフォード水彩紙(中目)。彩色はいつも通り透明水彩、ペン入れはカラーインク。

それと、学校祭への出展準備をしていたのに合わせ、ちらほら修正を入れたり追加したりと「Image PhotoGraphic」も若干改装して更新。
ブログに掲載したものも多いので、純粋に初公開は「Spray of Freshness.」のみ。他に「Thunder in Water.」は水の表現を変えて作り直し、タイトル下の一行詩を書き直したり書き起こしたり…というものが幾つか。

結局作品点数がそこそこあったのと、解像度大きめで作っていたことが幸いして、新作は作らなくてもA1パネルで展示物が出来た。後はこの制作過程っていうわけじゃないけど、Before→Afterと、制作にあたってのコメントを入れた小さいパネル作れば出展の方も完了。しかしお仕事の方はまだ…頑張ろう。

拍手毎日ありがとうございますーv

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2008-08-13

向日葵/Plants更新。

Sunflowertop今月のTop絵更新。
「Plants & Flower」に8月の誕生花で、向日葵(ひまわり)を。

左は縮小+トリミングで、元絵はコチラ。→「向日葵」

Sunflower/向日葵。花言葉は「憧れ・私の目はあなただけを見つめる・崇拝・熱愛・光輝・高慢・愛慕・偽りの富」など。英名も和名も太陽のイメージで、一番夏の印象が強い花だろうなと。
花言葉というよりも夏と太陽、を意識して。太陽の寓意である事もあって男性的な花だと思うし、ひまわりちゃんに引っ張られないように…と(笑)。そして個人的に花単独よりも向日葵畑の風景としての方が好きなので、こんなイラストに。

画材はいつも通り透明水彩、風景画っぽくしたかったので、手前以外の向日葵にはペン入れをせず。紙はモンヴァル・キャンソン。
私は元からこの角度の男性の姿が大好きで/// 竜胆の絵もそうだったけど、表情見えないのでトップ絵更新なのに期待はずれとか思われたらすみません(汗;;;

今日は喜びと興奮のあまり、勢い余ってフェンシングの絵でも描こうとか思ったんだけど(笑)自重して。そして道民として柔道嬉しい☆ 因みに格闘技が苦手と言っても、柔道とかフェンシングとかアマレスとか剣道とかは元々好きなのだったり。

では続きから漣夜さんへの拍手レスです。昨日の陰陽師ファイにでしょうか、凄くたくさん拍手いただけて光栄です/// コメントなしの方も、本当にありがとうございます!!! 原稿中でも、なるべくイラスト描きます…ね///

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2008-07-21

絵師バトン。

はー…運動不足極まれり、という感じ。久しぶりに走ったら身体が…もうちょっとこまめに動かさねばなと自戒(苦笑;)。でも明日先日死んでた(笑)仕事の追加依頼について打ち合わせだから、また運動とかする時間なくなっちゃうかなー。
あの、拍手毎日ありがとうございますー! 返信は明日に…。そして昨日の今日でメールや掲示板の書き込みも/// ありがとうございますv

Earusanalogueではねづさんからいただいてましたバトン。ありがとうございますv

イラストは回答に合わせて、空気を読まない感じで(…)久々にアナログラフのエァルス。紙は新・草木染めハーブのラベンダー。

【絵師バトン】

1.何歳頃から絵を描き始めて今何年目ですか?
物心ついた頃には、自室の壁が自分の絵でいっぱいだった記憶があり。何年目…多分、お絵描き歴=年齢−2年くらいじゃないかと(笑)。

2.利き手はなんですか?
右。左手超絶不器用。

3.創作派?版権派?
元来完全創作派。ツバサに転ぶまで、版権殆ど描いたことなかったくらいに創作。今更乍らにツバサって凄い…。

4.男性と女性、描きやすいのは?
どちらでも別に。ごつ過ぎる男性は得意じゃないけど…。

5.長髪と短髪、描きやすいのは?
どちらも別に…ただ、好みもあって前髪もサイドもない髪型は苦手。坊主とか。

6.右向きと左向き、描きやすいのは?
自分から見て左向き。右向きは未だに苦手…。

7.正面と横顔、描きやすいのは?
特には。ただそのふたつなら絵的には正面の方が好き。

8.手や足や全身は書けますか?
手も足も全身も描くの好きなので、バストショットでも手を入れたがる。全身のプロポーション取る為に、ラフ段階やトリミング前は全身描いている事も。

9.苦手だったり苦労するパーツはなんですか?
裸足の足指、動きのある時の肩口の服の皺とかバランス。

10.アナログ派?デジタル派?
基本的にアナログ派。ただ最近はデジタルが多くなった。でもやっぱりアナログの深みや表現が大好き。オフの漫画原稿はアナログ。表紙はどちらにしようか考え中。

11.絵(下書き)はどこから描き始めますか?
顔の輪郭。バストショットとかはアタリもとらず、顔の輪郭から直。ペン入れも含めて輪郭からしか描けない。

12.自覚している描き癖は?
雑多な線が多い。整理しようとは思うんだけど、細かい線を重ねて描いてしまうので…。後、気を抜くと目や鼻が大きすぎる事がよくある(そして後悔)。

13.ペン入れの時の特徴やコツは?
最近は一本のラインで描こうと頑張らなくなった。アナログでもデジタル同様、細かい線を重ねて描く方が自分の絵にはいいみたい。コツじゃないけど、アナログでは紙とペン先と描きクセ、描きたい方向性の相性を見るといいんじゃないかと。

14.カラーの時の特徴やコツは?
純粋な黒は使わない、ことかな。絵チャの線画を除くとデジタルでも、効果で特別に使う時以外、微妙に色味を足したり濃淡を効かせるように。
モノクロでもそうなんだけど、最初に光の方向と全体の配色のイメージを決めてから描く感じ。それとWeb上で見せる絵は、全体的にメリハリをつけるように心がけている。モニタ解像度の関係で、その方が見栄えがするので。

15.仕上がりまでの時間はどれくらい?
ばらばら。絵の内容と表現とによって全然違う。一番時間かかるのは細密ペン画で、ハガキ大の「閉ざされた自由」でも、描画だけで5時間くらい。
デジタルでもキャラ全員フルカラーとかなら、ちまちま進めて数週間かかってるものもあるし、絵板絵とかブログに上げてる絵なら全部で1時間〜3時間位。アナログはトップ絵なんかは構想&下絵、ペン入れと彩色で日を跨ぐ事も多いけど、実質制作時間は多分4〜6時間位。デジタルのソフト絵が一番速い。

16.BGMは必要?必要なら何を聴きますか?
ほぼ必須。ネームだろうが小説だろうが絵だろうがかけてる。iTunesのシャッフル(ランダム)でエンドレス。PornoGraffittiが一番多いけど、イメージに合った曲があればそれを選択したり、アルバム単独をエンドレスリピート。

17.絵を描く時のスタイルは?
デジタルはPCデスクのマウス用サブテーブルにペンタブを置いて、マウスもペンもその上で使用。アナログはその横に置いてあるテーブルで。同じ椅子でどちらにも向かえる為、水彩が乾くのを待ちながらネサフしたりデジタル絵を描いたり、絵チャや字チャやメッセしながらアナログ絵を描いてる事もある。
絵に向かう間は集中する代わり、趣味の絵だと手を休めては他の事をしてたりも。

18.描き始めるまでにどれくらい悩みますか?
その時々で違う。ぱっと思いつくこともあるし、構図を思いつくまで描こうともしない事も。悩んでる時間は家事をする(笑)。

19.何か食べながら描きますか?
紅茶か珈琲が大抵。飲み物はほぼ常時。スープ呑んだり、お菓子とか食べることも多い。決してオススメできないけど、締切とか場合によっては食事してる事も;

20.紙、ペン、カラーインク、諸々の愛用画材を教えて下さい。
◆紙…カラー/モンヴァル・キャンソン、アルビレオ、ウォーターカラースタジオ、マットサンダース、マーメイド、ウォーターフォード他。
◆モノクロ/コレクト&LiFE情報カード、名村やMAXSON、IC原稿用紙。
◆ペン…NIKKO丸ペンのみ。補助的にDRAFIXやコピックマルチライナーなど。STAEDTLER marsmagno2とロットリングは、詰まって復活しない…。
◆カラーインク…NOUVELとW&N。主線用。彩色には使わない。
◆彩色…メインは透明水彩(メーカー複数)。他、ファーバーカステルポリクロモス(色鉛筆)、NOUVELカレーパステル。
◆モノクロ…PILOT製図用インク、墨汁、カイメイレタリングゾル、Dr.Martinブラックスター、同ペンホワイト。艶ベタ等にはぺんてる筆(中字)、漫画の枠線等には烏口も使用。トーンはDELETERとI-C、DESIGN TONEが多め。
*アナログ画材については、このブログの「お道具」カテゴリで詳しく。
◆デジタル…コミック系イラストはPhotoshop7.0のみ。

…コミックソフトもコピックも使ったことないって、今の絵描きさんの中では相当浮いてるんじゃなかろうか(汗;)。絵板もたまにしか描かないしな…;

21.好きな色、よく使う色は?
青、緑と黄色。赤紫系もよく使うかな。

22.好きなモチーフは?
装飾文様好きな上にファンタジー好きなので、そういったモチーフが特に。月、ケルト十字、羽、竜、剣、花とか。後は何より空と森や海、地図と時計。

23.今の自分の絵に満足してますか?
絵という性質上、嫌悪したり卑下したりはしないのを前提に、でも満足しちゃったら伸びないと思うから。自分の創る物に愛情は持ちつつ、向上心も忘れず、で。

24.どんな絵描きを目指してますか?
自分が楽しむ事と、見て下さる方が不快に思わないで、少しでも楽しんでいただければいいなと。

25.お疲れ様でした。最後に絵師様5人にバトンタッチして下さい。
えと…。ではお時間ありましたらお暇な時にでもーという形で; スルー可ですが、私は是非拝見したいです(笑)!
→ 音色さん、かる缶さん、ちょこさん、ともさん、忍さん。

絵について書いてるとやたら長くなるのは仕様…で。。。

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2008-07-17

CMYKデータ作成。

Cmykguide仕事の区切りが付くまで出来ないな…と思っていたので、ちょっと遅くなったんだけれど、久々に技術的な紹介を。*細かい文字表示がある物は画像クリック拡大。
デジタルイラストを印刷する時の色について、お困りの声をちょくちょくお見かけするので、印刷向け、デジタルイラストのCMYKデータ作成ご紹介。

まず「絵の具の混色」でも触れたように、インクは減法混色なのでCMYKもカラースペースがRGB(光の色範囲、加法混色)に比べて非常に狭い、のが大前提。従ってCMYKで印刷=Web上やTVなど、モニタによる光学表現ではない表示、の場合は「鮮やかな緑・青・オレンジ」は絶対に出ない
美術印刷などの場合、CMYKに緑とオレンジ等を足した7色以上のインクを用いたハイファイ印刷によって、そのカラースペースを補う。普通の印刷では鮮やかな緑はCとYを混ぜて表現するために出ない、というわけ。

さてそれでは実際にPhotoshopの画面でどうすればいいのか、を掻い摘んで。
イラストは今回、敢えてCMYKで極端に表現できない色(後述の色域外警告色)ばかりを選んで描いたもの。本来こんな色遣いはしない(笑)。

Cmykguide1●「色の校正」 メニューバーの「ビュー」に「色の校正」というメニューがある。これを選択すると、RGBモードでCMYKのプレビューをしながら作業できる(画像右)。
もしCMYKに不慣れ、という方はこの「色の校正」を選択してCMYKでどう表示されるかを確認しながら作業するのがオススメ。
Photoshopの場合CMYKモードに変換してしまうと、データが重くなるしフィルタが圧倒的に使えなくなる上、カラースペースが減ってしまうので、最初からCMYKにしておかない方が無難。
*カラーモードを戻しても減った色は再現されない。

Cmykguide2●「色域外警告」 メニューの「色の校正」の下にあるのがこちら。これはCMYKモードにした場合に、正しく表現できなくなる色を警告表示してくれるメニュー。画像のようにグレーで表示されている部分が、表示不可能色。
カラーピッカーで選択した色に三角形に囲まれた「!」が出る事があるのだけれど、それがこの色域外警告色。この色を選択している場合、CMYKにした時に色が激しく変化するので、出来れば最初から色域内の色を選択する。
但しPhotoshopの色域外警告は、実際よりもシビアに表示されるので、このグレーに警告された部分が全部色が変わる、というわけではない場合も多い。今回は絶対変わる色ばかり使ってるから、殆どこの通りだけども。

Cmykguide3●RGBからCMYKのモード変換
この方法なんだけれど、これは直接メニューの「イメージ/モード」→「CMYKカラー」にはしないように。というのも、このメニュー内のCMYKカラーはカラースペースの狭い単純なCMYKモードになっているので、色の劣化や変化が激しすぎるから。

画像のように、最下部にある「プロファイル変換」を選択する。*PhotoshopCSまでの場合。CS2からは「編集」メニューの中にある。そして次にプロファイル変換のボックスが出てくるので、「変換後のカラースペース」を「Japan Color 2001 Coated」に。*たくさんある中、Japan Color 2001がオススメ。
それと大事なのが「変換オプション」の「マッチング方法」を「相対的な色域を維持」にすること。これを選択せず絶対的な変換にしてしまうと、絵のイメージを損なった色変換にされることが多い。また「黒点の補正を使用」もチェック。
画像では既にレイヤーを統合済みなのでチェックボックスが消えているけど、レイヤーを分化させたままの場合、スタイルや色調レイヤーをかけていると結果が激しく違うので、「画像の統合」を。*勿論ファイルは別名保存で。

Cmykguide4そんなわけで、左から順に「RGBモードの元画像」、「プロファイルなしCMYKモード」、「プロファイル変換のCMYKモード」。
今回は極端にCMYKでは表示出来ない色ばかり使っているので、プロファイルの有り無しどちらも色が随分違って見えるけれど、プロファイルがあった方が色の再現性が高いのはなんとなくわかるかなと。

「色の校正」を表示しながらRGBで作成し、カラー選択時に「色域外警告」表示の有無を確認して、印刷する時に「プロファイル変換」でCMYKモードにする、のが基本的な流れ。色自体は、カラーチャートでCMYKの色範囲を確認するのがオススメ。
そんな感じで簡単にCYMKデータ作成をご紹介でしたー。

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2008-07-13

トルコキキョウ/Plants更新。

Eustoma遅ればせながら、今月最初のTop絵更新。「Plants & Flower」に7月の誕生花で、トルコキキョウ

携帯買いに行ったりやっぱりまだ疲れが溜まっているのか、キリリク絵は完成出来なかったので、完成次第先にお贈りしてからサイト更新でアップしたいと思います。お待たせして本当に申し訳ありませんが、もう暫くお待ちください(平伏;

さてトップ絵、左のイラストはいつも通り縮小+トリミング。
元絵 >>>「トルコギキョウ」

Russell prairie gentian/トルコキキョウは、トルコとも桔梗とも縁もゆかりもなく、北米原産のリンドウ科の花。別名はリシアンサスか学名からユーストマ、和名が土耳古桔梗。花言葉は「優美・希望・よい語らい・清々しい美しさ・警戒する」等。
ふんわりしたやわらかい花弁が華やかで、一重・二重・八重と花の形もバリエーションがあって綺麗。個人的には桃色や単色の紫より、グラデーションのかかった紫や白い花が好き。とても好きな花のひとつ。

花言葉の「良い語らい」と「優美」あたりをイメージして。ふんわりさせよう…と意識した所為か、いつもより少女漫画っぽいかもしれない(笑///)。
画材はいつも通り透明水彩、紙はふんわりした雰囲気を出すのに粗目を使いたかったので、ウォーターカラースタジオを。
ペン入れがしやすい上、粗目なんだけどスキャン時に紙目がわりと汚く出ない為、補正が楽。因みにスキャン時、非常に暗く汚く紙目が映りやすいのが、ラングトンとウォーターフォード。私はPhotoshopのLabモードで明度だけのカーブを補正しているけど、もしElementsとかしかお持ちでない方だと、補正に結構手間がかかる。なので、スキャンしただけで綺麗に見える紙はより重宝じゃないかな。

久々にサイト更新できたー…ログも溜まってるから、早めに次も更新したいな。
それでは拍手レスです。拍手のみの方も本当にありがとうございました!

>忍さん
あれは伝説ですよね!! わぁ反応があって嬉しいです…が、忍さんと私に通じるネタって果たしてどのくらい周りに通じるのか、或る意味不安が増した気分です(笑)。
あの、凄く格好いい素敵な表紙絵に、新刊の楽しみが増しました! 後程また拍手突撃しますが、肩凝りお大事にー。ではコメントありがとうございました!

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2008-06-03

グラジオラス/Plants。

GladiolusTop絵更新、「Plants & Flower」に6月の誕生花で、グラジオラス

それと時間が経ってしまったものもあって申し訳ない…(汗;)、「Treasure」にいただきものを。素敵な宝物、本当にありがとうございます/// シュウさんからのコラボ小説は、同一ページに追加で♪

トップ絵、左のイラストはいつも通り縮小+トリミング。
元絵。>>「グラジオラス」

Gladiolus/グラジオラスは、葉の形が古代ローマ時代の兵士が使った、gladium/グラディウス(小剣)に似ていることからついた名前。花言葉もそれに由来し、花言葉は「戦いの準備は出来た・用心・勝利・忍び逢い(密会)」など。花はやわらかく色も豊富で、ふんわりした印象ながら物騒な花言葉ばかり(笑)。
特徴である葉が示すようにアヤメ科で、日本名は唐菖蒲(とうしょうぶ)だそう。

純粋な青以外なら大抵の色があり、緑の花は珍しいので印象的。赤や黄、ピンク等、他にもよく見られる色より、独特な花色やそうでなければ白い花が好きなので、紫や緑、緑よりの白をメインに(黄色っぽい白も多い)。
花色と花言葉のイメージから男性で。ただ流石にこんなに華やかな品種で地味な色ばかりもないな、とジャケットは赤(笑)。瞳が赤い男性は、そういえば昔から好きだな…。元々男性に赤、っていうのが凄く好きなものでv
花や宝石のイメージイラストってどうしても女性で描くことが多くなるんだけど、考えてみると男性で描いたものって、レッドスピネル、ルビー、ウォーターメロントルマリン、桜、ストレリチア…と赤系が入ってるものばかり。どうしてもサッカー好きだったりするんで、特に戦う男は赤がいいと思ってしまう。

絵は何時も通りアルビレオ水彩紙+透明水彩なんだけど、ここのところモンヴァル・キャンソンウォーターカラースタジオが多かったので、ペン入れし辛くてちょっと難儀。アルビレオ、ペンの走りは悪くないんだけど、インクが毛細管現象で滲みやすいんだよね…。それが最大の欠点な気もする、この紙。

さてトップ絵も更新できたので、後は心おきなく仕事の合間みてちまちまデジタル絵描いたり、暫くコメントとかする余裕がなかったのであちこちサイト様にコメントさせていただいたり、お届けものしたり…後は東京行きの準備しようーv …ってあ。S嬢の家への行き方、さっぱり忘れてるんだった…メールしておかなきゃ;

そしてサークル名はサイト名でOKですか。了解しました(笑)。>北方向に私信。

更に海の向こうへ私信、腹ぁ括れなエールありがとうございました! もう自分で引いた線は通り越した模様ですのでー(笑)。お身体ご自愛くださいね。

毎日拍手、本当にありがとうございますー!!

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2008-05-31

ウェディングカード。

Weddingcard

お祝いのカードも描けた☆

北国では結婚式は会費制が普通なので、ご祝儀とかはないのが通例。そんなわけで贈り物とかも用意してなかったんだけど、このくらいはした方がいいだろうと。

イラストは薔薇と、百合ではなくユーチャリス。使用紙はウォーターカラースタジオ、透明水彩のみで。カリグラフィも斜めの平筆を使用した水彩。
この後御両名のお名前描いて…あわ、もうメイクと着替えしないとー!

では行ってきます。

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2008-05-15

水彩紙レポ/モンヴァル・キャンソン

Clarinet先日から話題に上げていた紙、改めて使ってみてのご紹介。イラストは今回お仕事で描き中の楽器シリーズより、クラリネットとトランペット
お仕事用なので、掲載は小さめに。企画した我乍ら…自ら首を絞めている実感がひしひしと(自爆)。多分この後、フレンチホルンとグランドピアノが一番の難関…見栄えするからって、構図でグランドピアノの天板開けるんじゃなかった(死;

左の絵は主線はカラーインク/NOUVELのセピアとW&Nのピートブラウンのブレンド色で丸ペン使用、彩色は透明水彩。右下のテクスチャアップは先日の「翡翠」、こちらはセピアのみ。

さて紙のレポ。モンヴァル水彩紙、メーカーは呼称になっている通り、フランスのCANSON。(*他のメーカーからも出ている)パルプ100%の中性紙で、これは300g。他に185gがあり、紙目は中目のみ。輸入水彩紙にしては廉価。
私が購入したの先日写真でもご紹介した通り、セール品で300gの500×650mmサイズが4+1枚セット、1,008円のところ数量限定の20%OFFで807円だった。通常は750×500mmm、300gで1枚336円。この安さのわりにしては、紙にウォーターマーク(透かしロゴ)が入っていて、裏表がわかりやすくて便利。

Montvalsamナチュラルクリームと表記されているものの、紙白はかなり綺麗でどちらかというとナチュラルホワイト。ナチュラルホワイトであるウォータフォードより白く、真っ白に近い。

描いた感想として、とてもバランスが良くクセがない、印象がやっぱり一番強い。
逆に水彩画らしい水彩画を愛する人、には物足りないかも。絵の具がスルーっと広がるので、しっかり絵の具が沈み込んでニュアンスを出す、水彩らしい表現には向かないかな。その代わり、一度のせた色を水で伸ばしてグラデーションにする方法がとても綺麗。

アルビレオやミューズタッチと言った、バランス重視の国産水彩紙を愛用している方で、より表面が強く厚みのしっかりした発色の綺麗なもう少しいい紙にしたい、という人にオススメ。…いや、私がそうだからなんだけど(笑)。もっといい最高級品と比べたら当然劣るとしても、この価格ならたくさん描いても負担にならない、でも少しはいい紙にしたい、という満足度合いの丁度良いライン。素敵。

中目と言っても繊維の目がわりとふっくらしていて、色含みの良さと平滑感を兼ね備えた風合い。水弾きや吸い込みが抑えめで、滲みやぼかしもやりやすく、とても扱いやすい。色が沈み込まないので拭き取りが楽。
ただウォッシュ(平塗り)で模様が生じやすいので、塗りムラを嫌う人にはおすすめ出来ないかも。味があって私は好きだけど。表面強度もパルプ紙としては強い方で、ペン入れもしやすいのも嬉しい。滲みや発色の感じは…使った中では、ストラスモアインペリアルの中目に似た雰囲気があるかな。

カラーインクを使う人に特に人気が高い紙だそうなので、期待していたんだけど私はカラーインク向きの紙って好きなので、良かったv この価格なら気負わず使えるし、今後活躍しそうv まずは他の楽器イラストも頑張ろうー。
長くなったので拍手レスは後程ー;

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2008-05-05

Gem更新/翡翠。

Jadeite超遡り日記で失礼;

オフで遊んで帰宅後、遅くからあきさん宅の絵チャで遊んでたものでーv ご一緒してくださった皆様、素敵絵とお話、本当にありがとうございました! そしてあきさん、お身体お大事になさってくださいね(汗;
今回はもう、絵チャのお題からしてお蔵入り直行で…(爆)。

さて今月のトップ絵更新、3ヵ月ぶり;の「Gem Stone」

もうひとつの5月の誕生石、コチラを。→「翡翠」

宝石言葉は「幸福・幸運」。エメラルドと一緒。
翡翠は本当に古い宝石で、特に日本と中国で珍重されてきた。何世紀も翡翠は単一鉱物と思われていたんだけども、硬玉(翡翠輝石/ジェード)と軟玉(ネフライト)のふたつに分類されるとわかったのが1863年。
見た目では判別は難しいけれど、名前の通り硬度が違い、比重も屈折率も化学組成もかなり違う。ネフライトの方は宝石というより彫刻用かな。硬玉の方を「インペリアル・ジェード」と呼ぶこともあるよう。
モース硬度としては柔らかめだけれど靱性が高く、粘り強い石で、割れや欠けといった衝撃には硬度以上に強い。やわらかくても脆くはない、という性質はフェルト状の繊維状構造故。エメラルドは硬度は7.5だけれど、靱性で言うと翡翠に劣る。

そんな色合いと性質を考えて、弱竹の強さ、といった風情を出したくて…イラストは竹林に佇む女性。和服ではなく、中国の古代衣装のつもり///

薄布が紫がかっているのは、ラベンダージェードのイメージで。
翡翠とはカワセミ(川蝉とも書くけども)の事であり赤と緑を意味していて、石自体も緑以外に赤、白、ピンク、紫、褐色、青、黒、オレンジ、黄色などの豊富な色がある。最も価値が高いのは、半透明のエメラルド・グリーンのもの。
どうしても今は透明宝石に比べて人気がないけれど、これはこれで風情があって、和装には綺麗で欠かせない石のひとつじゃないかなと。

今回の絵は、先日仕入れてきたモンヴァル・キャンソンを使用。他はいつも通りの画材なんだけど、基本的には違和感なく描けたなーv 後程紙のレポも出来ればいいな。ただ評判通り、クセのない紙なので…そんなに大した事は書けないかも(笑;

そして最初にちらと書いたけど、オフの方では、WizardとT嬢と仕事半分趣味半分で、打ち合わせがてらお食事とその後はネタ仕入れに。やっぱり直接会って話すと盛り上がりが違う。物凄い楽しかったーv デザイン頑張らねば…///

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2008-04-24

お絵描き紹介<5>。〜水彩技法〜

一昨日上げた、「森の中の子狐」のイラスト。ホワイトは一切使わず、今回の目標は「水彩らしい水彩画」。
私の絵っていつもやけに細かく描きこんでしまって、水彩画らしくないので…; 学生時代に恩師である校長先生にも言われたんだけど、私が風景画とか描くと水彩画というより日本画の雰囲気に似ているらしく。水彩画らしい絵も描けるようになりたい…!と意識してみたのが今回。…でも出来上がりは大差ないような(汗;)。

とはいえいつもより水彩表現を意識して描いたので、久々に透明水彩のお絵描き紹介、技法的なことを。写真はいつも通りクリック拡大。

Landscapestep1★1★ サイズはA5くらい、紙は一昨日書いたようにミューズタッチ(190g)。
一昨日紹介したように鉛筆で下絵を直接デッサン。今回は自分で撮影した写真を見ながら描いた(写真には狐はいない)。写真はトレースしてもいいんだけど、今回は細かく描きこむ気はなかったし、アレンジも加えるので見て普通に描く。
写真を参考にする時は、カメラを通すと目で見るより遠近感が強めになる、などの違いを少し考えて描いた方がいいかも。

Landscapestep2★2★ 技法の紹介は、グリザイユ(Grisaille)
…と言っても、「お絵描き紹介<1>」にも使っている技法で、今回はそれをしっかり意識してよりはっきり塗った感じ。
元々はフランス語で無彩色などのモノトーンの明暗のみで描いた絵の総称だそうで、本来は油絵の下地から派生した技法。日本での水彩画としては、今回ちらと調べてみたら画家の奥津氏が著書でプロの裏ワザ、として紹介なさってから広く普及したのだとか。

グリザイユの利点は最初に全体の構成を考えやすく、明暗をしっかり意識して表現できる事。そして水彩だと特に、影だけが画面で浮き上がってしまったりするのを防ぎ、それでいてメリハリをつけやすく、全体のバランスが良くなること。
透明水彩だと下の色を透かして重ね塗りで調整しやすく、全体の調和がとりやすい。ただ、最初に影をあまり濃くしておくと滲むし、やり過ぎると全体の彩度が落ちてしまうので加減して。硬い絵になって水彩らしさを損なうしね。

細部に拘りすぎ全体のバランスや調子がとれない&濃い色を使わずメリハリがない、というそれまでの自分の絵の欠点を補う為に使い出した技法で、今は絵によって使い分けているけれど、昔はこの技法でばかり絵を描いていた憶えが。
最近はアナログの描き方を持ち込んで、デジタルでもこの描き方をする事が時々ある。昨日の小狼&モコナの絵とか、「東京の決意。」とかがそう。

結局は最初に塗った影の色だと薄くて後で調整していたり、バランスは後で直すんだけれど、その作業も最初にしっかり計画できているので楽。
…というか本来はもっと計画的にするために、きちんと影の場所を考えて細かく塗り分けるんだけど、どうにも私はアバウトで後で修正するハメに(苦笑)。最初が手抜きだから、後で調整のために描きこんじゃうのが悪い癖なんだよね…。反省。

使う影の色については、澄みきった絵が透明水彩の魅力なので、黒や完全なグレーは止めた方が綺麗。私はペインズグレーやセピア、プルシャンブルーやサップグリーンなどを混ぜた色を影にしている事が多い。今回は水彩らしくなるように…という意識と、バランスを考えて影自体にグラデを付けて他の色を混ぜたりもしている。

Landscapestep

後は普通に順を追って塗りで仕上げていくだけなので、写真のみで。
…最終段階とその前の間くらいの方が、本来の意図に近かったかもしれない…今後も水彩表現は模索していきたいな…///

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2008-04-22

鉛筆と風景画。

Foxinforest森の中の子狐

・・・・・・・・・・・

もう桜も咲き出したのに、雪の鶴はないだろう(汗;)と、焦って描いた自社サイトのトップ絵。やっと更新できた…。

サイトと元絵はコチラをどうぞ。
>> W's G&B

今回の画材は普段通り透明水彩のみ、紙はミューズタッチ(190g)。

最近大好きな絵師様達の絵を見ていて、私も背景とかまでしっかり描かないと…と反省して。丁度良い機会だから、今回は背景までしっかり描こう…というよりも学生時代を思い出して風景画を描こう!ということでこんな絵に。
なので今は全く絵を描く時に使っていなかった、鉛筆で(普段は0.3シャープ)、描き方も下絵を作ってトレースではなく、紙に直接デッサンしていく方法で。

Pencilそんなわけで紹介するまでもないかなーと思いつつ、デッサン用に使っていた鉛筆セット。学校に入学した時に購入した、ドイツ・STAEDTLERのLUMOGRAPH(ルモグラフ鉛筆)、6B〜4Hまでの12本入り。

…しかし、写真(クリック拡大)の通り中身は滅茶苦茶(爆)。青いのがステッドラーの本来セットになっているもの、黒はPentelのBLACK POLYMER 999のB、右下は三菱のH。貧乏性なのと描きクセがあり、あまり使ってないものと、絵には使わないからって鉛筆カーボン用にして使い切っちゃった濃い番号のものと、に別れているという。
というのもこれ以外の普通の筆入れに、三菱(uni)のH、2H、HBやぺんてるのBが大量に入っていて、それだけで絵を描いていた為。私、濃くて太い線が本気で苦手で、デッサンでもBぐらいまでしか使わないので…;

ステッドラーの芯って強くて、凄く線が綺麗に出るんだけど、その分製図向きじゃないかなーと。実際このセット、製図や建築の授業(学科選択の為、1年間学校にあった学科を全部経験している)に使ってた想い出が。>最初だけ、手描き製図でしかもシャーペン不可という製図があった。
でも輸入品でお値段が高いので、普通にデッサン用なら国産品は優秀だし!…ということで、このセットはろくに使っていなかったな…;

今回は大まかにざーっとBで描いて、細かい葉や幹や枝、陰影はHで描画。
普段シャープしか使わなくて、描いてるうちに先端が太ってしまうのは気になるけど、やっぱり描線自体は鉛筆の方が綺麗で滑らかだなーと久々に実感。鉛筆の絵が着心地って本当にいいなあと今更ながら、久しぶりに使うと思う。またたまにはまともに鉛筆で絵、描こうかな(笑)。

毎日拍手、本当にありがとうございますー!! たくさんいただいてしまって嬉しいです/// すいませんまだ変えれてなくて…(汗;)。いただいたコメントには、メールとメッセでお返事させていただきました(笑///v

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2008-04-06

霞草/Plants更新。

Gypsophila4月最初のTop絵更新。
「Plants & Flower」が続いてるんだけど、去年描いてないので、今回も誕生花で、カスミソウ。

左はいつも通り縮小+トリミング。元の絵はコチラ。→「霞草」

学名はGypsophila(ジプソフィラ)。品種によってはGypsophila elegansと表記される。
日本での別名は花糸撫子。群撫子とも言うんだけど、あまり好きじゃないかな(笑)。勿論、ナデシコ科。
花言葉は「清い心、切なる願い、無邪気」など。花束の添え物的に使うより、霞草単体の方が個人的には好き。

白以外にもピンクや赤もあるとは言え、やっぱり白い花の印象が強いし好きなので、イラストは白のみのイメージ。ふわっとした、名前通り霞のかかったような淡い色あいで仕上げたかったので、花自体は久々にきちんとは描いていない。花の印象を優先した為、スイートピーの絵と彩色なんかも似た雰囲気かな、と。春らしく。

ところで仕事が一段落していたのをいい事に、土日両日、絵を描きながらでもテキストチャットならー…と、小説サイト様でそれぞれチャットが開催されてたのでお邪魔。お話くださった皆様、本当にありがとうございました! そして合わせて今日はチャットでお会いした水奈さんから伺って、平行で絵チャにも突撃。
…で。なんだろう、何があったのか自分でもわからないというか…弾けすぎ?(自爆)ってことで、久々に載せられるシロモノじゃなくなったので、自粛。二度目のお蔵入り〜♪ …見かけて気づいた人も、生温い目で見守りつつ出来ればそっとしておいてやってください(滝汗;)。ははは…(遠い目)。

そんなこんなで時間がなくなっちゃったので、金曜の絵チャログとかはまた後程。これからお祝い絵♪ をふたつと…、その後に挿し絵と。何処のシーンにしようかまだ決めてなかった(汗;)。
毎日拍手、本当にありがとうございます///

……………………。

……さらさん、心からお待ちしてますーーー(涙目)!!!

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2008-03-13

チューリップ/Plants。

Tulip遅くなったー…3月最初のTop絵更新。「Plants & Flower」にもうひとつの誕生花で、チューリップ

それとひとつ、素敵絵師様のサイトを閉鎖にあわせてリンク解除してます。運営お疲れ様でした…でもまだブログ貼り付きますからね!(笑)

左は毎度乍ら縮小+トリミング。元絵はコチラ。→「チューリップ」

去年は同じく3月の誕生花に「スイートピー」を描いたので、今年はチューリップ。花言葉で全体の「恋の告白」とかがあったりして、愛の花でちょっと形からして女性的なイメージなので、成りすぎない程度に、少しだけ官能的な雰囲気になればな…と。>なってない?;;
色合い的には真っ赤は外せない、と髪に赤。全体的には淡いピンクや黄色系の八重咲きだったりフレンチチューリップだったりが好きなので、それをメインに。黒っぽい紫の花も好きなので、瞳に…という感じの配色。
スイートピーに比べて早春の可愛らしい花でありつつ、大人の女性にも…という雰囲気かなと。因みにトルコなどの中東原産だけど、やっぱりオランダとか、17〜18世紀にヨーロッパで起こったチューリップ狂時代がイメージかな。

えーと日付変わって14日運営再開した、某所のことはまた明日にでも。今日は仕事してからトップ絵一気に描いたら力尽き…ログの更新とかも後日ー;;;

それでは拍手レスです。毎日たくさん、本当にありがとうございますv

>13日16時40分頃 わー////ファイのカッコいい絵が〜の方。
こんばんは、ご訪問とコメント、本当にありがとうございますv
か、カッコイイですか嬉しいですー/// ファイ最愛なので、今後もそう思っていただけるように描きたいと思いますので!
ひそかに通ってくださってるとのこと、嬉しいです/// 応援のお言葉も本当にありがとうございました! また来てくださると幸せですv ではでは(ぺこり)。

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2008-02-28

晴れて一息。

Popcosme朝まで吹いてたんだけど、打ち合わせに出向く頃には雪も止み、晴れて一安心した本日。私だけで動く時は公共交通を使うので、吹雪くとかなり辛いのだ…;

左は一昨日書いてた、イラスト改定版。勿論お仕事のデータそのまま公開することは出来ないので、同じタッチで描いた、違う絵。

主線ナシのポップ系イラスト、普段はあまり描かない絵柄。主線がない絵はアウトラインの誤魔化しがきかないし、塗り分けのコントラストの付け方とか気を使うので、主線有りの絵に比べて時間がかかる…。こういうことしてると、厚塗りでイラスト描いてる方って凄いなぁ…と何時も思う///

ただ面倒ではある一方、単純作業でもあって。このイラストは、本当に昔ながらある基本的なツールしか使っていない。
手で描いた絵をスキャンして(こういう仕事の絵はまだ慣れてなくて、あまりペンタブで直接描けない…)、下絵にしてペンツールでトレースして作成したもの。
彩色もアニメ塗りと同じで、これはカラーの乗算とかも使っていなくて、ただ色を変えて塗り分けただけ。塗り分けも同じパーツを重ねて、ナイフツールでカットして陰にしたり。ナイフツールは昔からよく使う。ベクター絵は「マウスで綺麗な線を描くため」にベジェ曲線を使って描くものなので、却ってペンタブは使いにくいんだけど、ナイフツールと鉛筆ツール、ブラシツールはペンタブが便利。
唇の部分だけはグラデーションメッシュを使っているものの、他は普通に塗りのグラデと、ブレンドツール。古い作りだな…;

それと下のネタバレ記事、サクラ姫のカラー扉絵衣装でイラスト追加。遅すぎるんだけどお捧げモノ/// すいません; さてマシンのメンテナンスも出来たし(やっぱりかなり傷んでた;)、明日からは普通のペースで仕事できそうなので、ちょこまか時間見てお捧げものとか描きたいなーとv

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2008-02-26

ライブトレース機能でイラストを。

Familyイラストは土日で作ってたデータに使ったもの。…ここに公開してるってことは、没になったわけで。
それも最初に「資料として渡されたものとは違う感じに」、「家族が本を読んでいる」絵、という指示だったんで描いたんだけど。
それが最初の「資料のような雰囲気」で、「女性が本を読んでいる」絵にしてほしいという指示に変わったら、もうこちらとしては「先に言ってくれー!」としか(涙;)。

そんなわけで主線無しのアニメ塗りっぽい絵柄にして、女性単独のポップでファッションイラストっぽいものに変えることに。…先にそう言ってくれれば最初から描いたのにー…(苦笑)。哀しいから載せてみる(めげない)。*クリック拡大。
これは4人もいて時間もなかったからトレースではなく、手描きのデータ変換。なので手描きっぽい線になっていて、それが余計に変更の理由なんだろうけどね;

以前はClassic(OS9)を立ち上げて、スキャンした絵をStreamlineで変換していたんだけど、今はillustratorがCS2になったので、方法が変わり。
今回は手描きの絵をスキャンして、線を整理するんじゃなくペンタブで上からペン入れ。→illustratorに貼り付け、ライブトレースで拡張(パス化)して作成。ライブペイントするより、パス化して細かくポイントを整頓して、色塗りは普段と同じくペンツールで描いた。態と塗り残しつけたりしてるし。私のこういう絵柄とかだと、ライブペイントはあんまり向かないような…。
新しい絵は主線ナシなので、きっちりペンツールのトレースで作成するけどね。

ただ新しい絵にするのは時間的に余裕があるのと、今日の打ち合わせでスケジュールに大分ゆとりができた〜! そんなわけで身体休めようと仮眠をとって、戻ってた2Cチラシの直しは完了☆ 大分身体も楽に。ご心配おかけしてしまったり、労りの言葉をおかけくださった皆様、本当にありがとうございます、すみません(平伏;;
明日はお絵描きとかできるかな♪ まがにゃん入荷してればいいけど…。
まず今日はゆったりお風呂入って寝ようー。あわとろ♪ *バブルバスにとろみがついている入浴剤。大好きv

ここ数日仕事のことばかり書いているのに、毎日拍手ありがとうございますー/// 仕事今日で多分一段落だと思いますので、また絵も描きますねv

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2008-02-19

冬は珈琲消費激しい。

ホットコーヒーは躯も温まる…。因みに豆を挽いて貰ってネットで購入。出来ればミルが欲しいと思う今日この頃。そういえば星ちゃんの誕生日も描こうって言ってて、描けなかったんだった; 期待してた方がもしいらしたら、ごめんなさいー;

Danceanalogここのところお仕事が暇ー…と言っていたら、やっぱり今日になって印刷会社さんから仕事依頼の電話が来た(笑)。来た内容は22日の朝一まで、冊子なのとちょっと混み合った内容なので頑張らねば。
後、全然イメージわからないとやり直しになっていた案件は、結局没ったようで。お客様が何を要望してるのか、を伝えて貰えないとこちらも何も作れないんだよね。デザイナーは芸術家じゃない(苦笑;

そして絵は先日「ほわったぁー」と叫んでいた、仕事で絵を描く必要がある、と言ってたポスターにしたアナログの方の絵。公開してるということは、没ったわけ(涙;)。

使用画材はホルベインアクリラ(アクリル絵の具)、紙はニューキャンバス。画材もだけど、絵柄も普段と少し違う…かな。大人っぽく色っぽい絵になるように…と心がけた…んだけど、なってるだろうか; やっぱりそういう表現は苦手;

印刷会社さんが外注でずっとこの仕事を依頼なさっているイラストレーターさんがいらっしゃって、そちらのポスターが今回も採用になったそう。その代わり、もう一案私が作ったデジタル絵を使用した方が、秋季に採用決定とかv 2案出して秋用に、とは言え1案採用になったので良かったー/// 去年は1案で没だったので。
…実は時間をかけたアナログ絵より、後で描いたデジタル絵の方が全体のデザインとかが良くなっちゃって; 「アナログ絵を採用して欲しいけど、デジタルの方が通りそう…」と思っていたので、多少凹みつつもやっぱりか、と。
それと今回は春季の仕事だったので、私が出したデジタル絵は秋の方が合うと今更自分でも思った。次、またこの仕事があったら今度は自他共にアナログ絵の方がいい、って思える仕上がりにして、採用されるようにしたいな。
このアナログ絵はスタンダード、デジタル絵はラテンがモチーフで。

ところでshuffle、1GBで5,800円ってー…! いや、今は外で音楽聴いたりって全然ないし、データの持ち歩きならフラッシュメモリ使ってるから本来必要ないんだけど…こんな値段になると、欲しい…。
さて、そろそろ頼まれ物の方のデザインは完成。圧縮してメールしないとー。

そういえばこの2日間、拍手たくさん、本当にありがとうございます!!(感激///) やっぱりサイト更新後に拍手いただけるのは凄く励みです/// 嬉しいですv

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2008-02-08

Gem/アメシスト

Amethyst今月最初のトップ絵更新、少し久しぶりの「Gem Stone」に、新作。

今月はまたいつも通りに戻って、誕生石でアメシスト(紫水晶)。去年描けなかったので、今年はどうしてもっていうのもあり。
元の絵はコチラ→「アメシスト」

水晶ながら、その高貴な紫色から長らく高級宝石とされていた、アメシスト。アメジストという表現の方が一般的な気もするんだけど(私も普段はどちらかというとこちら)、一応ギャラリーでは正式表記で。今は水晶としては高価、程度なものの、中世まではエメラルドやルビーと同列だったそうな。とは言っても水晶なので産出量も多く、硬度も7なので半貴石だけどね。
宝石言葉は「誠実、心の平和、高い徳と理想」。高貴な色らしい言葉。

水晶の中で綺麗な藤色〜紫色、透明なもののみをアメシストと言う。多色性があり、角度によっては青紫・赤紫に見える。語源はギリシャ語のアメタストス、『泥酔から護る』という意味だと言われ、悪酔いの御守りにされていたそう。
ギリシャ神話では酒の神・バッカスの腹いせで、偶然通りがかった乙女・アメシストが虎に襲われかけたところ、月の女神が彼女を護る為に白い石に変え、それを見て反省したバッカスが酒をかけると紫水晶に変わった──というエピソードがある。…っていうかバッカス酷ぇ。ギリシャ神話ってこんなの多いけどね(笑;

全てではないものの、日光によって褪色するものがあるので、陽の当たる場所での保管は厳禁。本来は出来れば、日中の外出での着用を控えた方がいい。そんなイメージを重ね合わせて、今回のイラスト。夜に身を潜める乙女、の雰囲気で。
昔は石川県で『加賀紫』と呼ばれた良石が産出されたそうだけれど、今は皆無だとか。今の良質な産地はブラジルかな。

因みに絵全体に散りばめた、ほわほわした光。デジタルではこういう表現は簡単なんだけど、アナログの水彩だと結構大変。巧くいってればいいんだけど;
一応これで12ヶ月全部描けた。もうひとつの誕生石が描きたいものである場合はそちらを、後はマイナー宝石とかも描いていきたいなーv 3月は誕生石で珊瑚にするか(ブラッド・ストーンは描く気ない…)、他にするか。
さてそろそろ『瑠璃の瞳』のカットとバレンタイン絵を描かないとー。

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2008-02-04

紙のテクスチャ。

マニアックアナログお絵描きコーナー(爆)。用紙別テクスチャ紹介
実は結構、水彩紙の名称での検索がきたりもするので、名称ばかり並べても特徴とかわかりにくいだろうし、自分が使っているものだけでも…と。
ただ苦手な紙(ワトソン、ワットマン、クレスター、ブレタン紙など)や最近使わないものは割愛。そして何故かアルシュを全然使っていない…;

では紙のご紹介。画材の違いがあるものは、1枚の紙で2つご紹介しているものも。画材含め、過去に記事で紹介したのはそれぞれリンク。画像は全てクリック拡大。

Papertexture1

1)ウォーターカラースタジオ 300g(透明水彩のみ)
2)ウォーターカラースタジオ(水彩+ペン主線:カラーインク
ナチュラルホワイトで粗目の、コットンとパルプの混合中性紙。ペン入れしやすく発色も良い。コストパフォーマンスも良く、最近愛用中のイタリア製厚口水彩紙。

3)マットサンダース 256g(水彩のみ)
4)マットサンダース(水彩+主線:カラーインク)
細目のクリーム色がかった国産高級水彩紙。個人的にはあまりペン入れしやすくないけれど、表面が強く吸い込みがいいのでペン入れしない絵にはよく使う。細目で吸い込みが強いので、広範囲のグラデーション表現よりも、細密描画向き。

Papertexture2

5)ウォーターフォード水彩紙 300g(水彩のみ)
ナチュラルホワイト、コットンリンター100%の英国王室御用達で知られる、英国製の高級水彩中性紙。細・中・粗目、紙厚も選べるので便利。これは中目。
表面がとても強く、インクも滲みにくく発色や吸い込みも良い一方、ワットマン程水を弾かないので個人的に非常に描きやすい。難点はお値段(苦笑;)。

6)ストラスモアインペリアル 300g(水彩のみ)
ナチュラルホワイトでコットン100%の高級水彩紙。細・中・粗目の3種あり、これは中目。表面強度の強さに対し水弾きや吸い込みは控えめで、するっと絵の具が滑る感じ。ぼかしや滲みが綺麗。米国製。買ったはいいが全然使ってなくて(貧乏性;)、難点はやはりお値段。パルプ100%の廉価版:ブリストルの購入を検討中。*近年ブリストルは廃盤、残念。

7)CANSON Moulin du Roy 185g(固形水彩のみ)
フランス製。キャンソンから出ている、コットンラグ100%の高級水彩紙。直輸入品の為説明が読めず(…)詳細不明。発色と滲みの良さが特徴で、表面もやわらかめ。

8)ミューズタッチ 190g(水彩のみ)
国産品の水彩紙。水彩専用紙としては廉価で、紙白も綺麗。とても無難な仕上がりで、クセがなく非常に使いやすいので、水彩入門用紙としてオススメ。

Papertexture3

9)アルビレオ水彩紙 218g(水彩のみ)
10)アルビレオ水彩紙(水彩&色鉛筆+主線:カラーインク)
一番愛用している国産水彩紙。パルプ100%、オフホワイト系の中性紙で、中目のみ。バランスが良く、値段の安さの割に表現の幅が非常に広く、使いやすい紙。パルプ紙としては表面強度は強めで、コストパフォーマンスの高さは素晴らしい。

11)ケナフ紙/ミューズケナフ(水彩+主線:製図ペン
12)ケナフ紙(色鉛筆)
ケナフを使った、クリーム色がかった中目の中性紙。非木材パルプ紙。ワトソン紙のような、繊維が大きめでごわっとした表面。ラフな絵向き、発色は結構いい。

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13)ニューキャンバス 210kg(アクリル絵の具
表面にキャンバスを模したエンボス加工の入った、国産のコーティング紙。水弾きが非常に強く、吸い込みも非常に遅め。多分水彩は巧くのらないと思う。アクリル絵の具向き。ドライブラシや厚塗りで描くと、正に油絵の様な表現になる。

14)水彩マーメイド/マーメイドリップル 220kg(水彩・パステル・色鉛筆)
粗目の国産中性紙。ラフ目の表現が特徴。キャンソン ミ・タントに比べてお手頃なので、パステルにもオススメ。ふんわりした優しい表現が出来るのが魅力。

15)パミス 220kg(水彩+色鉛筆)
16)パミス(色鉛筆+パステル)
パステルや色鉛筆によく使う、国産の中性紙。表面がライン加工になっているので、細かい描画には向かないものの、エンボスを活かした柔らかい表現が可能。

他にも色んな紙が世の中に出ているし、水彩やパステル、色鉛筆は使用する紙によって表現が全く変わってきてとても面白いので、色んな紙を試してみるのもオススメ。
長くなったので;拍手レスなどは明日にー。

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2008-01-16

シンビジウム/Plants更新

Cymbidium仕事の絡みで遅くなったけど、サイトの更新。お正月脱せた(笑;

Top絵と「Treasure」にいただきものを更新。素敵な宝物、本当に皆様ありがとうございます///
お年始にいただいた絵はまた後日に。毎度遅くてすいませんー;

さてTop絵は「Plants & Flower」が続いたんだけど、去年1月の誕生花を描いてなかったので、引き続き植物コーナーに誕生花、シンビジウム

こちらはいつも通り縮小+トリミング。元の絵はコチラ。→「シンビジウム」

パフィオペディルム以来の洋蘭の絵になった、シンビジウム(シンビジューム)。1月のもうひとつの誕生花は水仙なんだけど、どうしてもスイセンの擬人化というとナルキッソスのイメージから離れそうになかった事と、12月に同じ洋蘭であるカトレアを描かなかったので、今回はこちらに。

和名は滅多に使われないけれど、霓裳蘭(げいしょうらん)と言うそうな。Cymbidiumシンビジウムは学名そのまま。花言葉は「高貴な美人」「誠実な愛情」「華やかな恋」「深窓の麗人」「飾らない心」「素朴」など。高貴な美人で素朴って不思議な感じもするんだけど;
洋蘭の中では胡蝶蘭やカトレアよりはフォーマルではないものの、それでもやっぱり気品と格調のある花なので、「高貴な美人」のイメージで…/// す、少しはそんな雰囲気になっているといいな;;>なのでトーク帽&ベールだったりとか…。

カトレアより優しげで、洋蘭の中ではよりカジュアルなデンファレ(デンドロビウム・ファレノプシス)と並んで好きな花。ふんわりした淡いピンク系の花が特に好きなので全体はそんな雰囲気にしつつ、緑とかの花色も綺麗なので瞳や髪に。花色が豊富なのが特徴だけど、絵としては煩くならないように色は控えめで。
蘭は植物の中で最も地球上の進化として登場が遅いだけに、原種であっても百花繚乱な雰囲気で、それが魅力なんだけどね。

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2008-01-11

CLAMP's Illust更新。

Fayicewolrd「瑠璃の瞳」の挿し絵が描けない…うーん。話は書けてるんだけど; 明日描けるかな…。
そんなところでサイト更新。

拍手絵1点はお花の絵、それと「CLAMP's Illust」に「ツバサ」と「ホリック」とAnotherLogを。そういえばログ上げるの久しぶり…; なのでそこそこな量に。

この中でここに上げてないイラストは、先日贈り物にした黒鋼とファイ(若干女性向け&流血注意)と、某所に投稿したアナログ絵。

若干女性向け…って程でもなく、ほぼ原作にこんなシーンあるよ、的な絵かも。言ってしまえば、ただの「お姫様抱っこ」なんだけど(笑)。ただ流血注意の方は…原作にある表現とは言え、フルカラーなので…結構強烈かな;? 血が苦手な方は、くれぐれも見ないでくださいね(汗;)。>ワンクッション有り。

そして上のイラストが、某所に投稿したアナログ絵の縮小&トリミング。
元絵はこちら。>>「氷雪に寄り添う。」

投稿時より少しトリミングが大きめ。大晦日に年末年始のご挨拶、的に投稿したもの。衣装はChapitre.117扉絵のもので、季節感重視というか…冬らしく、とセレスのイメージで描いたら、とりあえず寒々しかった;
アナログ水彩なんで、氷の表現に気を使った…つもり。硬質で透明な表現って、水彩だと難しいので: ただ自然の氷ってあまり透き通ってなくて、白っぽい…。

今迄CLAMP絵ってアナログではスケブ程度にしか描いた事なかったので、今回アナログ描きとして気合いを入れて(笑)。普段描かない分、画材はいつも通り。
使用紙:アルビレオ水彩紙、主線:NOUVELのカラーインク(クールグレー)、彩色:全て透明水彩。雪の結晶部分はマスケットインクを使用。

またたまにこういう絵も描いてみようかな、とかも思うけど、やっぱり版権はデジタル絵でいいかな(笑)。そろそろ次のトップ絵も描きたい///
あ、しまったそろそろ版権絵のバナー変えようと思ってたんだ、忘れてた;;

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2007-12-31

よいお年を〜南天/Plants更新。

今年も一年、皆様本当にありがとうございました!

Nantenそんなわけで一年の最後の更新です。これから出掛けて、多分2日か3日まで戻らないので、新年の更新の代わりに。…PCは持って行っても、お見舞い兼ねての年越しなので。。。日記は書けると思うけど、サイトの更新まではできないなーと。なので急いで制作したもの。描けて一安心。

Top絵、「Plants & Flower」に縁起物ということで南天

こちらは縮小+トリミング。元の絵はコチラ。→「南天」

「難を転ずる」という語呂合わせ的な縁起物だけど、見た目に可愛くて好きで。冬にこの赤は綺麗。本当はただ普通にお正月らしい絵を…と、前が初日の出だったので和服にしたくて描いたもの。
「Another」の予定でキャラ絵的に描いたもの。でも縁起物を持たせたいなと思ったら、南天の絵になってしまったので「Plants」に(笑;)。なのでこの子は初日の出/「陽出る時に添えて」と同じオリキャラ(美崎ひとみ)。

実は今回時間がなくて、背景の南天は別に描いていたものをPhotoshopで合成。なので元絵は背景には色しか入っていないのだったり…; 普段はこういうことは仕事じゃなきゃしないんだけど。>逆に仕事だと結構多い。

そしてもう一枚描いてた方は、某所にご挨拶にv 両方描けて満足。
アナログ絵を優先してしまったので、お年始のフリー絵が描けてなくてごめんなさい; 必ず描きますのでお待ちくださいね!!

それにしても今年は本当に皆様にお世話になりました(深々///
今年は絵板&絵チャが動作するようになり、より交流が広がったなぁとしみじみ嬉しく思います/// サイトに来てくださった皆様、他の場所で交流してくださった全ての皆様の御陰です、本当にありがとうございました!

実は私はサイトを作る切欠になった宝石の擬人化イメージイラストを描いていた方と、相互に交流するのが目標だったのですが。その方は結局私がサイトを作る前にネット界から引退なさってしまって、今は全くどうなさっているのか存じ上げなくて(涙;)。そういった経緯があった為、今こうして自分がサイトを運営し、他の方と交流できることが本当に幸せだと思っています。
その所為でエライ粘着質なおつきあいをしてしまうのですが、私に好かれてしまった皆様は、呆れず突き放さず諦めつつ、よろしくお願い出来れば幸いです(爆///
今後ともよろしくお願い申し上げます。皆様よいお年をv

では拍手レスです。本当に今年一年、ありがとうございました!

>漣夜さん
わーい喜んでお持ち帰り下さいv 一年本当にお世話になりました! よいお年をお迎え下さいね!

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2007-12-20

X'masフリー絵。

Xmasearus遅くなったけど、クリスマスフリーイラストを。

★「Souvenir」「X'mas」、オリジナル絵を1点。

左は縮小トリミング絵。丁度連載中ということで/// 「瑠璃の瞳」からエァルス・ロアン。

クリスマスのカラーイメージの中で、こういうウルトラマリンやロイヤル・ブルーと白銀の組み合わせって大好きでv 赤と緑より大人っぽいというか。今回は通常絵だったので、マスコット絵はナシ…。

この後、一応ぎりぎりだけど版権絵でもフリー絵を描こうかなと予定中。去年は黒鋼とファイだったんだけど…考えてみたらフリー絵でサクラちゃん、描いた事ないような; …でもサクラちゃんなら他に描く方も多いし、私が描く必要ないかなぁとも(笑)。どうしようかな…。何かご要望あれば是非どうぞ(笑)。

今日は新しい仕事の連絡とかはなし。連休明けたら25日(年末進行的締め日)だし、ちょっと恐いんだけど。明日連絡何か来るだろうか。

…で。本当は連休だし、仕事は入っても1日くらいは空くだろうから絵チャでもーなんて思ってたんだけど。。。このまま仕事が余裕ありそうだったら、連絡入ったので急遽日曜は苫小牧の祖父の見舞いに行く事になりそう。
道路状況的な事と日程的に、母も兄もJR移動って事なので、私も同様に。親類の集まり次第では札幌から近いし、泊まらないで日曜帰宅も考えてるけど、一応一泊予定。お見舞いっていうか、祖母に手土産用意せねば。何にしようかな。

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2007-12-13

極楽鳥花/Plants更新。

マガジンドラゴンは店舗の問題じゃなく、北海道未発売だったようで(苦笑;)。またか…。週刊誌以外で入荷遅れだと2日か3日遅れなので、早くて明日かな(涙;

Strelitziaなので予定は前後したけど、サイト更新。Top絵「Treasure」にいただきものを。いただいたのは大分前のものもあったりして、展示遅くなってすいません; 本当に皆様ありがとうございますv

さてTop絵は今月も誕生花で「Plants & Flower」ストレリチア

こちらはいつも通り縮小+トリミング。元の絵はコチラ。→「ストレリチア」

和名は極楽鳥花。やけに極彩色な服装に思われるかも(笑)しれないけど、花がそのままこういう色合い。正に極楽鳥、って感じ。自然の色調って本当に凄い。
南アフリカ原産で、花は紫の部分。オレンジ色の部分は萼(がく)だそうな。

絵は花言葉の「伊達男」をストレートに表現してみた…というか。最初はオレンジがあんまり目立つのも…と黒いコートにオレンジを効かせるくらいにしようか、とも思ったんだけど。やっぱり花のイメージイラストなんだから、と花色そのままに。
オレンジに紫と緑を合わせる、なんて普段絵を描く時にはまずやらないだろう配色で、描いてて自分でも新鮮でちょっと楽しかった(笑)。

仕事は一段落しててのんびり気味…と言ってたら、やっぱり印刷会社さんから電話が入って新規がふたつ。でも私の担当する方も、月曜朝一提出の2案制作だから問題なさそう。期待に応えられるよう、そして飽きられないように頑張ろう〜。

では拍手レスです。拍手のみの皆様も本当にありがとうございますv

>12日11時頃 昨日のフォントのコメントした~の方。
わーやっぱり同業の方でらしたのですねー!!(走り寄ってみる)
いえいえ;地方のイチ中小企業上がりですし、私はそんな大層なレベルじゃありません~(汗;)。ただ勤め人時代に比べ、ひとつの仕事にかけられる時間が格段に増えましたから、仕上げは大分丁寧になったとは思いますが…///
RYOBIですか、なんだか懐かしい感じが♪ 印刷会社に勤めていた頃、RYOBIさんのイベント用チラシ作りにフォント一式使った事がありますー。OS9時代ですが; 今はデジタルフォントもOpen Type、CID、TrueTypeと揃っているようですよ。
同業話が出来るのは私も嬉しいですv 話題飛びまくりなサイトですが(汗;)、またお声かけてやってくださいね。ではありがとうございました(深々///

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2007-11-30

Gem/スフェーン。

Sphene遅くなった…; 仕事の混み具合からどうかな、と思ったんだけど無事終わってリフレッシュ。ぎりぎり今月最後のトップ絵更新。「Gem Stone」に、新作ー。

まずはお断りというか…今回描いた石。多分、あまりご存じの方がいらっしゃらないと思います(汗;)。ぱっと名前を出してすぐわかる、というとかなりの石好きの方じゃないかなと…///

私は版権は本来あまり描くつもりがなくて(…;)、創作と宝石絵がメイン予定だった為、マイナーでも好きな石をリストアップしていて。それが何故か版権メインのような(笑)勢いのサイトになってしまったので、誕生石以外はスピネル以来描いてなかったところ。11月はトパーズの他はシトリンで雰囲気が一緒だし、素敵絵師様にこの石をお好きな方がいらして凄く嬉しかったので、今回、描きたい石リストで上位だった石の登場(説明長…)。

そんなわけで元の絵はコチラ→「スフェーン」

別名というか、鉱物としての正式名称は「チタナイト」。由来はチタニウムが含まれる事から。他成分はカルシウム、珪酸塩。和名は楔石
宝石というより元々は蒐集家向けの石で、硬度は5、脆くてとても弱い。色は黄色〜褐色で、他にオレンジや黄緑がかるものも。
なら価値が低いか、というとこの石、かなり高価。理由は脆さ故もあっての稀少性と、その類を見ない輝きの強さ。最近は宝石店でも出回るようになってきた。

私自身、スフェーンは展示会でも1・2度しか見てないんだけど、通路から見たショーケース越しの他の宝石に混じってさえ、「物凄く光ってる子がいる」と感じる程。分散率はダイヤモンドより高く、ファイアも輝きもダイヤモンドを上回る。キラキラより「ギラギラ」とも言うような眩い輝きで、ひとつだけ浮いて感じられるくらい。
多色性が強く、分散率も大きいので、ファセット毎に色が違って見える。また複屈折量が非常に大きいので、ダブリング(裏面のファセットが二重に見える)がとても強く、写真だと大抵ブレたように見える。→説明は「宝石コラム」にも。
*ダブリングが確認出来る代表格の、ペリドットで複屈折量は0.036、複屈折量を説明する時によく使われるカルサイト(方解石)で0.172。スフェーンは0.134。透明宝石としては随一の量。

絵は「さいごの果実」と「奇跡の海」を延々リピートしていたら、ふっと沸いてきた構図。人物が二重になっているのは、石のダブリングをそのままイメージして。とりあえず「光」だけを意識した絵というか。今回は面が広い部分があったのと、硬質な感じを出したかったので、普段は水彩にはあまり使わないマスキングテープも部分的に使用。細かいところはマスケットインク

ところでここ数日、もの凄くたくさん拍手いただいて/// コメントはいただいてないんですが、本当にいつも皆様ありがとうございますーー!!

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2007-11-27

お絵描き紹介<4-3>〜Photoshop絵〜

では第3段の【Photoshopによるデジタルお絵描き紹介】
第1回は>>コチラ、そして第2回は>>コチラ*今回も画像は全てクリック拡大。

Photshopview11★9★ 彩色〜髪〜。
最近のCLAMP作品は黒髪はベタが多いけど、基本的に私は色に拘わらず同じような塗り。詳細は下画像の通り、Step順に紹介。

★Step1 ベース色を使い、全体の影付け。肌と同じ一方向からの環境光を考えて、重なりの影を大まかに。今回は「ソフト円ブラシ」30pixel「乗算」モード、不透明度30%で。ファイの場合、色が薄いので30%だと「乗算」モードでも淡い感じの濃淡になる。

★Step2 ベース色を使って髪の陰影を細かく表現。ブラシと色は同じで、サイズは10pixel、「乗算」モードの不透明度40%くらい。重ねる程濃くなるので、不透明度を一気に上げず、何度か重ねて描きこむ。

★Step3 髪の光を表現。カラーピッカーでベース色より明るく彩度の高い色を選ぶ(左上画像の青枠内)。Step2で使ったブラシ設定から、モードのみ「スクリーン」に変更。髪の流れと艶を描いていく。

★Step4 最後に特に金髪の場合、「覆い焼き(リニア)」モードでハイライトを。不透明度は9%とかなり控えめ。因みに「覆い焼きカラー」モードだと、もう少し不透明度を上げてもOK。*リニアの方が効果が強く、彩度も高い。

Hairstep



Photshopview12★10★ 彩色〜仕上げ〜
「Color3」レイヤーで髪以外の部分(鎖)、続いて「Color4」レイヤーの服の縁部分を同じように仕上げて、基本の彩色は完成。
その後レイヤーのロックを外し、塗り残しやはみ出しを最終修正。そして全体のバランスを見ながら、各塗りの調整を行っていく。

画像は「ぼかしツール」使用の図(ツールは青枠)。<4-2>★8★で書いたけれど、ペンタブの描線が出過ぎた部分をやわらかく調整。特に服の皺等によく使う。
基本的にブラシの設定と一緒(緑枠内)。「強さ」の%でぼけ具合を調整する。私は基本的に%はスライダで動かしているので、適当な数値の事が多い(…)。



Photshopview13★11★ 背景〜ベース〜。
「下地色」レイヤーの色を消し、「back」レイヤーに名称変更するか新規追加。「背景」レイヤーに「グラデーションツール」を使い、薄くブルーグレーを引く。空の部分。
その後、空の調子をブラシで描く。今回使ったブラシは左画像で選択している、「パステル-濃」の60pixel。
ブラシによる効果は同一レイヤーのみ顕著に反応するので、「背景」レイヤーにそのまま描く。但しこれだと修正しにくいので、別にレイヤーを上に用意してブラシで描画し、レイヤースタイルの「乗算」や「オーバレイ」などで重ねる事も多い。

Photshopview14アートブラシ類を使うと大体ブラシのタッチが付きすぎるので、レイヤー自体にぼかしをかける<右画像参照>。
メニューの「フィルタ」(緑枠内)から、「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を選択。青枠内の「半径」をスライダで動かし、プレビューを確認しながらぼけ具合を調整する。

フィルタの使い方やモードの違いなんかは、それだけで解説記事が幾らでも出来るので割愛; 基本的には、あまりフィルタに頼らないようにはしている。



Photshopview15★12★ 背景〜back描画〜。
「back」レイヤーに色で背景を描く。植物とか自然物は、色だけで直接描く事が多い。ブラシの「乗算」モードで形を描いていって、「スクリーン」モードでタッチをつけていく。
枝を描き終えたら、バランスを見ながら「背景」レイヤーの空の流れを調整、背景は完成。

キャラカットっぽい絵だと正直、背景は考えてないことが多い(笑)。なので色のみで表現することが多かったり…。ただ基本的にお絵描きでは、効果以外はレイヤースタイルは使わないようにしている(たまに使うけど)。



Photshopview16★13★ ハイライト。
「white」レイヤーに、白のブラシでハイライトを描く。
髪と目などの光の表現を、主線の上からホワイトをかける。大体「ソフト円ブラシ」の「スクリーン」モード、眼のハイライトは60%前後を重ねて、髪や金属の場合90〜100%を使って細かく描きこむ。

今回の雪以外にも、効果として辺りにほわほわと光を入れる時は、50〜70%くらいのブラシで、これはマウスでぽちぽち散らす。ペンタブだと角度がついたり濃淡がつくので、こういう時はマウスの方が便利。光を強くしたいところは重ねていく。



Photshopview17★14★ 完成。
最後に主線の色合いを調整。大体背景を描いてホワイトまで入れると、主線の色がバランス的に違うと思うことが多いので、最後に変更。

メニューから、「イメージ」→「色調補正」の中の、「トーンカーブ」か「色相・彩度」で主線の色を調整する。今回は「色相・彩度」による調整。私はあまり濃い色で線画引くのが得意じゃないので、最後に調整するようにしている。
因みにこの時に線画が全くの無彩色だと、色が調整しにくいのでお気をつけて。そして濃くなると線画の粗さが目立つ事が多いので、線を整え直す。

最後に日付とクレジットを入れて終了。サイン用は最初から用意してあるので、打ち換える。この後の「WEB用保存の仕方」は以前に書いた記事をどうぞー。



こんな感じの「デジタル絵お描き紹介」、長々おつきあいありがとうございました! 交換条件で始めたものですが、反応いただいて嬉しかったです。是非是非、他の方のも心底拝見したいですーーー///(叫んでおく)

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2007-11-25

お絵描き紹介<4-2>〜Photoshop絵〜

【Photoshopによるデジタルお絵描き紹介】第1回は>コチラ
第2回は彩色の仕上げ、まずは肌から。デジタル絵の色塗り本番ー。塗りは基本的に同じなので、最初の「肌」の塗りで細かくご紹介。*今回も画像は全てクリック拡大。

Photshopview6★6★ 彩色の準備。
前準備として、各「color」レイヤーの「透明部分をロック」(青枠部分の左端)。ロックがかかるとピンク色の枠内のように、レイヤーに鍵アイコンが表示される。こうすると選択範囲を作るのと同じように、透明部分が保護され、塗られた部分だけに描画が可能になる
*但し、コマンドを使うので私は選択範囲指定で塗る事も多い…。

「スポイトツール」で、これから塗る部分をクリックして色を取り、これから塗る部分のレイヤー(この場合は「color1」)を選択しておく。
使用するブラシは「ソフト円ブラシ」(緑枠内参照)で、任意のサイズ。大体このくらいの範囲なら、最初の大まかな陰影は35pixelのブラシ位かな。色が塗られた部分以外描画出来なくなっているので、はみ出さないから大胆で可。あまり小さいブラシを使うと、ペンタブだと強弱が付きすぎるので。



Photshopview7★7★ 彩色〜肌〜。
ここからブラシツール「ソフト円ブラシ」を使って、ベースカラーが塗られた部分の仕上げに入る。
基本的にブラシのみを使い、同一レイヤー内で塗りだけで仕上げていく。色は青枠内にある通り、ベースになる肌色をスポイトで取ったもの。基本的に最初はベース色を使い、ブラシの設定を変えて塗っていく方法。

●塗りのブラシ基本設定(あくまでも基本で、都度変更・緑枠内)/
◇シャドウ部分/モード:「乗算」、不透明度は「25〜50%」、流量は100%。
◇ハイライト部分/モード:「スクリーン」、不透明度や流量は同じ。
「ブラシプリセット」は「ソフト円ブラシ」の儘=これも「シェイプ」のみ選択、シェイプ内のサイズのジッターのみ「筆圧」で。

基本はこのふたつ。ひとつの物質の陰影を表現する場合、描画色を使い分けるよりも、ブラシのモードを切り替えて、効果を使った重ね塗りで描きこんでいく。
画像内の青い矢印で示した部分が、「乗算モード」での描画。赤い矢印の部分が少しわかりにくいけど、「スクリーンモード」で塗った部分。鼻の影にあるところは数度重ねている。「乗算」は重ねれば重ねるだけ暗く濃くなるモード、「スクリーン」はその逆。「乗算」と「スクリーン」が一番使うけど、他を使うことも。

Photshopview8全体の陰影を大まかにつけたら、細かく影をつけていく。「乗算」で塗り重ねると彩度が高くなりやすいので、影色はカラーピッカーで彩度の低い色を選択して塗る。描画色や不透明度は塗りながら細かく調整。

肌が仕上がったらピッカーでピンクっぽい色を選択、「乗算」で唇を描きこんでいく。その後、描画色を白にして「スクリーンモード」のブラシでハイライトをつけ、目の白い部分も塗って肌は完成。<右画像>

ようするに基本は同じ色の濃淡だけで重ねで表現して、濃い部分は濃い色をまた上から塗り重ねる…という、絵の具と殆ど何も変わらない塗り方。私の絵はデジタルでも「アナログの水彩っぽい」と言われたりするんだけど、多分それはアナログと描き方が基本的に同じだからじゃないかと…;
…なんかすごいてくにっくとかじゃなくてほんとにごめんなさい。。。



Photshopview9★8★ 彩色〜color1仕上げ〜。
肌が完成したら、「color1」レイヤーに塗られている他部分も仕上げ。基本的には同じようにベース色をスポイトで取り、同一色調のモード切替でブラシで陰影をつけていく。

塗り残しやはみ出しがあったら一度ロックを解除し、修正してから同じようにロックして塗り進める。基本的には肌でやったのと同じ。金子一馬さんが言う「一所懸命塗る」と同じ(笑)。

濃い部分などは細かめのブラシを使うと、はっきり描線が出過ぎてしまうことがある。私の場合、絵柄的に全体の塗りは柔らかい調子にしてあるので、塗り跡がはっきりしすぎた場合、「ぼかしツール」や「指先ツール」で馴染ませたりも。
ただ、基本的にはブラシツールによる塗りだけで仕上げる。



Photshopview10★8★ 彩色〜color2〜。
このレイヤーはアスコットタイと瞳のみ。*レイヤーの塗り分けは<4-1>★5★に紹介。
ベースカラーが白い部分は白を「乗算」で塗っても何も変わらないので、任意のグレーをカラーピッカーで選んで塗っていく。白い色を塗る時は、背景や雰囲気で青か黄色かの色味に転ばせたグレーで影を塗る。完全な無彩色の灰色にはしないようにしている。

瞳の部分は「乗算」で濃い部分を塗って、「スクリーン」で明るさを入れたら、光の表現に「覆い焼き(リニア)」モードを使っている。*瞳の一番明るい部分。
絵板にも「覆い焼き」ツールはあるのでご存じの方は多いと思うけど、Photoshopには「覆い焼きツール」以外にも、レイヤースタイル、ブラシスタイルそれぞれにこのモードがある。光の表現にはよく使うモード。例えば炎とか魔法とか。
「覆い焼き(リニア)」はモードの特性上、変化が強烈なのでブラシの不透明度はかなり少なめにして、重ねで表現する。



この後「髪の毛」から仕上げまでは長過ぎるのでまた後日; 昨日の絵チャなんかでも今回のお絵描き紹介にコメントいただけて凄く嬉しかったです/// す、少しでもご期待に添えるといいのですが…; それと拍手レスとかはまた後程致しますv

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2007-11-23

お絵描き紹介<4-1>〜Photoshop絵〜

勤労感謝の日…に仕事が入った(吃驚!)。まぁ休日でも対応はするけど。内容は片面のモノクロチラシなので月曜で全然平気ー。って事で、予定通り明日は絵チャ開催しますv 9時頃になるかと思いますので、よろしければ是非v

ではご要望いただいていた【Photoshopによるデジタルお絵描き紹介】。絵は描きやすいのでファイ(笑)、懐かしシリーズinジェイド国。
*第2回は>>コチラ、第3回は>>コチラになります。

まず先にお断りを。私はPhotoshopは僅かでも教えている立場なので、あまり詳しい技法等はこういった誰でも閲覧できる場に書くことは、基本的にしないようにしています。学校に通ってくださってる生徒さんに、失礼だと思うので。
とは言えお絵描きは「手で描く」だけで、全然大した機能使ってないので(…)、気軽に公開しようと思ったわけですが(笑)。但し、私は隠しコマンドやショートカットを多用しますが、それは書いておりませんのでご了承を。
そして文章が数値とか機能とかも書く関係でとにかく長いので、これは流石に回数を分けてご紹介しますー; *写真は全てクリック拡大。MacOSXのキャプチャの為、Win版の方とは見え方が違うとは思いますが、ソフト自体は基本的に同じです。

Photshopview1★1★ ファイルの準備。
まず最初の段階。いつもブログ用等のお絵描きは、面倒なのでベースを準備してあるものを流用。
使用ソフトはスペックの関係でCSは使わず、Ver.7.0。理由はマシンスペック的にCSだと、ペンタブの描画が遅れてしまうから。実際にはお絵描きならElementsで充分だと思う。

ファイルサイズは大体400pixel四方が多い。ブログには300pixelに縮小してアップする事が多いけど、実際は400〜500pixelで描いている。細かい絵や人物の多い絵なんかは800pixくらいで描いて、トリミングしたり縮小したりする事も。
解像度はWeb用とは言え、画質や表現の問題もあって300dpiで描いている。*アップ時にWEB用保存をするとサイズ優先で、解像度は影響しない為。

画面のレイアウトは写真の感じ。レイヤーは最初に、このくらい用意してある。後で増やしたりコピーしたりすることは多い。ただなんとなくレイヤーは少なめの方が格好いいかな(爆)とか思って、お絵描きについてはあんまりレイヤーに頼らないようにしている。>アナログ描きの変なプライド…;
基本的に使うのは、緑枠で囲んだ「ブラシツール」のみに近い。後、消しゴム。



Photshopview2★2★ 下絵描き。
「主線下絵」のレイヤーに、ブラシで直接お絵描き開始。
ペンタブに慣れてなかった頃はスケッチブックに描いた線画を取り込んでいたんだけど、今は基本的に全てデジタル直接描き。アナログで描くのと、基本的には全然変わらない。私の下絵は大体いつもこんな感じかな。

基本的に描くのも塗りも「ブラシ」ツールのみ。鉛筆やエアブラシは使わない。

Brushpreset主線は「ハード円ブラシ (3 pixel)」が基本。色は都度都度、カラーピッカーで適当に選んでいる。とりあえず無彩色(黒や完全なグレー)にはしない。

●ブラシの設定/主線描き時 〜 モード:「通常」で不透明度は「100%」、流量も100%(青枠内)。
「ブラシプリセット」はデフォルトの「ハード円ブラシ」の儘=「シェイプ」のみ選択、シェイプ内のサイズのジッターのみ「筆圧」、角度や真円率のジッターはオフ。
*プリセットは右図。
ソフトだと「消しゴムツール」で消しながら、下絵=主線で彩色することも。



Photshopview3★3★ 主線描き(ペン入れ)。
ペン入れっていうのも変な感じがするアナログ人間…(笑)。とりあえず、「主線」レイヤーに本番描き。

まず、「主線下絵」のレイヤーの「不透明度」か「塗り」のどちらかの%を下げる(青枠内)。30〜40%くらいかな。*古いバージョンだと「不透明度」しかない。
主線のブラシも同じブラシ・色を使用。「主線」レイヤーのレイヤースタイルを「乗算」にしておく(緑枠内)。

絵チャとか絵板のアニメ再生で拝見させていただくと他の絵師様の描き方ってとても興味深いんだけど、私は輪郭からしか描けない、タイプ。ペン入れさえ出来ない。全身のデッサンでも頭の形からとっていく。
1本でラインを引くんじゃなく、細かい線を重ねて描くことが多い。
描き終わったら、「主線下絵」レイヤーを削除。



Photshopview4★4★ 基本の塗り<肌>。
色を塗り残さないよう、「下地色」レイヤーをまず任意の色で塗りつぶしておく。主線が見える程度の濃さで適当に。青系統が多いのは自分の趣味。

基本の塗り。デジタルでもアナログでも、まず必ず肌から塗る。色はキャラによって変わるしシチュエーションにも影響されると思うので、都度都度ピッカーで適当に選ぶ。

「ハード円ブラシ」のサイズを調節しながら(緑枠内)、「color1」レイヤーにピッカーで作った肌色をべた塗り。ブラシ自体は主線を描いていた時とサイズ以外は変えないで、そのまま肌の部分をまず塗っていく。大まかにざーっと全体を塗って、細かい部分は「消しゴムツール」で消して整える。



Photshopview5★5★ 基本の塗り<その他>。
続いて髪、服、柄…と、隣り合わない場所を、同一レイヤーにベース色でベタに塗り分けていく。
隣り合わなければいいので、色合いが違っても塗る対象物が違っても同じレイヤーに塗っていることは多い。なのであんまりレイヤーを増やさないで済むし、描くのも多少早く出来る。

全体のバランスを見たい時や、濃い色を塗る時は「下地色」レイヤーを不可視状態にして塗る方が見やすい(青枠内)。*この為に「背景」に色を塗らない。

下の写真は各レイヤーの色塗り分けの図。
隣り合わなければ違う色でも問題ないけど、色の重なりや前後関係もあるので、色レイヤーは最低でも3、4個あった方がやりやすい。レイヤーが多過ぎても時間がかかるし、少ないと塗り分けが難しいので絵柄によって流動。

Layerview



…とこんなところで、長くなったので残りは明日以降に/// すいません。
それと昨日上げたディードのイラスト、反応いただけて凄く嬉しいですー/// ありがとうございます! 拍手レスなどは後日致しますねv

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2007-11-14

アナログ画材別お絵描き。

以前から此処で「やってみたい」と言っていた、同一モチーフの画材による描きわけ。自社トップ絵と同じモチーフを別の画材で描けたので、ご紹介〜。

使った画材は不透明水彩透明水彩色鉛筆の3種類。

絵はコチラをどうぞ。>>> 【 画材別お絵描き 】


Analog3

これはリス部分のアップ。*リンク先は勿論、全体絵。

こうやって見ると結構違うかな…? 元々メインで使っている透明水彩以外は、使う場合モチーフや目指す表現によって、最初から画材を選んでいる。なのでこういう試みは実際のところ、自分でも初めて。自分で描いてても面白かった(笑)。
まぁやっぱり一番描き慣れていて、表現しやすいのは透明水彩なんだけど;

今回は画材による違いを顕著にする為に、「その画材らしい」描き方をした感じ。普段は「こういう表現をしたいからこの画材」という風に選んでいるわけで、同じ絵を違う画材って言うのは個人的には新鮮。
因みにアクリル絵の具がないのは、アクリル絵の具だけで幅広い表現が出来る為。ポリマー系の絵の具はメディウムによって表現が全然変えることが出来て、純粋に画材の特徴による表現の違い、という感じにはならないんで。他に使ってないパステルは、絵のサイズが小さすぎ、デフォルメした違う絵柄になるので今回は除外。

使用紙に水彩はマットサンダース、色鉛筆はパミスを使用しているので、紙を変えるとまた同じ画材でも表現は変わってくる。マットサンダースは細目なので、普段使っているアルビレオウォーターフォードのような中目はまだしも、最近使っているウォーターカラースタジオ水彩マーメイドのような粗目の紙とは大分違う。
パミスもラインエンボスの紙なので、キャンソンミタントやマーメイドのテクスチャとも表現が変わるし、勿論紙目が細かければ精緻な表現も出来るし。

今度は同一画材で紙による違い、とかもやってみたいけど…そこまでマニアックなアナログ絵の紹介は需要ないかな(笑)。そして今度は機会があったら、この絵をデジタルに起こしてみようと画策中。ベクター絵と、もしかしたらPhotoshopと。

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2007-11-11

菊/Plants更新。

Chrysanthemun今月最初のトップ絵更新。11月の誕生花、「Plants & Flower」
こちらはいつも通り縮小+トリミング。元の絵はコチラ。→「菊」

構図考えてる段階で、自分で自分の首締めてるような感じがしたんだけど。…やっぱり凄い時間掛かった; なのに出来上がりは普段と大して変わらない。というか、普段より地味かも(…)。ハガキ大のアナログ絵で、この量の花描くのはきつい…。ペン入れの時、花弁のラインがどれがどれやら;

本当は昨日の絵チャログとか、ブログ絵のログとか投稿絵とかいただきものとか、一緒に更新しようと思ってたのにトップ絵のみで力尽きた(というか朝…)。

菊は語るまでもなく、日本の準国花。和柄の代表格ということで、トップ絵では初の着物。洋菊や雛菊とかじゃなく、敢えて今回は和風に。
花言葉は菊全体では「長寿と幸福」。他、赤「あなたを愛する」、白「真実」、黄色「冷遇された愛、困難」。花言葉は欧米文化が基で作られているので、黄色や紫の花の場合、良くない言葉が多いんだよね。

花言葉と和風…でなんとなく座敷童のイメージになったかも。
絵自体は少しレトロな雰囲気にしたくて、本当はもっと滲みやぼかし優先の水彩らしい仕上げで色もシックにしたかったんだけど。トップ絵じゃ華がないから色は少し鮮やかに…と塗っていたら、気づけば塗りもあんまり普段と変わってなかった;

ところでショック(?)だったこと。ブログに又海外からのアクセスがごそごそ来ていて、リンク元URLが今迄と違うので辿ったところ。うちの紹介文が。
「『黒ファイ』でググった時、このサイトは見たー?(英文)」。>意訳。
… な に ゆ え ! ! !(核爆)

今更と言われようがなんだろうが、断じて違うからーー!(笑) そしてリンクはブログでもトップページ希望…; や、絵を気に入って紹介してくれたそうなんで、それは凄く光栄で嬉しいけどね。*というか英文検索なので画像名であたった模様。
…最近自分のパーソナリティが危うくなってきたように感じる。←もう遅い。
あ、某所はテキストチャットで、最近出没してませんし期待しないでください(笑)。>微私信失礼。

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2007-11-06

水彩紙の水張り。

昨日ご質問いただいたのでご紹介〜。水彩などで描く場合に、紙がたわんだり歪んだりしないようにする方法、『水張り』。美術で習った方も多いかな。

水彩紙などで描く場合、たわみを防いで描く方法としては、水張りをするか、イラストボードやブロック紙を使用するか、最低でも300g以上の厚口の紙を使うかになると思う。このうち特にイラストボードは紙の種類が限られてくるので、気に入った水彩紙がある場合はブロックか厚口の紙にするか、一番応用が利くのが水張り。
水彩以外でも大きな紙に描く場合、紙が動かないようにするにも最適な為、『HOUR OR TIME?』の卒業制作『VIII』もパネルに水張りして描いている。…が、『地』なんてB1サイズもあるので、水張り苦手な私には巧く出来る自信がなく。部活の後輩に水張り大好き!という子がいたので、レポート&テストの過去問と交換に、全部して貰った(爆)。

では水張りの方法、順を追って写真でご紹介。*写真は全てクリック拡大。

Mizubaristep1★1★ 道具の準備。〜描く紙、木製パネル、水張りテープ、刷毛、水入れ、乾いた布
今回はパネルより一回り大きめに紙は用意。このパネルは四切りサイズ。パネルは写真用のものでも良いし、なければ画板とかでも。刷毛がないなら霧吹きと大きめの筆、水張りテープがなくても画鋲とかでも可。
水張りテープは水で粘着する、糊のついたテープ。濡れると固まってしまうので、保管はビニール袋等で。先に紙の一片より長めにテープを用意し、残りはすぐ仕舞う。

Mizubaristep2★2★ 紙の裏側に水を塗る。
まんべんなく、刷毛で紙の裏全体にたっぷり水を塗る。放射状に中央から外側に向かって塗ると、紙の伸びが均一になって扱いやすい。
紙を最初に一度伸びるだけ伸ばして、その状態でピンと張れば歪まない、というのが水張りの考え方。なのでこれ以上水を含まないくらいたっぷり濡らし、完全に伸びきるまで待つ。大体水が表面にてらてら光って浮くくらいまで水を含ませ、表面が光らなくなるまで待つ…感じ。霧吹きで水を吹きかけても。

★3★ 紙を表に返し、パネルのサイズに合わせて紙を折る。
今回はパネル全体に紙を伸ばして、全面で描く方法なので、テープを貼る前に紙を折っておく。前にご紹介したパネルの内側に水張りする場合、勿論必要ない。
因みに違いとしては、描く時にパネル全体を使う方が絵の邪魔をしない事と、後の制作に於いてパネルが綺麗に保てるという利点がある。でもパネルサイズ=画面になるし、テープも貼りにくいので、内側に張る方がやりやすいとは思う。

Mizubaristep3★4★ 紙を伸ばしながらきっちり折り曲げる。
STEP3でアタリを付けていた折り目に合わせ、紙を引っ張るように伸ばしながら折っていく。
乾いた布で表面をこすりすぎないように、伸ばしながら折る。濡れた側をこすると毛羽立って描く時に支障が出るので、水を含ませるのは必ず裏側。

★5★ テープに水を塗る。
片手でテープを持って、刷毛で引っ張りながら滑らせて水を塗る。水に濡れると粘着力が出て、くるんと丸まっていくので、1本濡らしては貼る作業に入る。

Mizubaristep4★6★ テープで紙を貼る。
空気が入らないよう、シワにならないように紙を伸ばしながらテープでパネルに貼っていく。この方法だとパネルの厚み部分に貼り付け、折り曲げていく。パネル内側に貼る場合、普通に上から貼るだけ。
のたのたしていると紙が乾いて縮み出すので手早く。短辺から貼る方が貼りやすいと思う。また小さいサイズなら水張りテープがなくても、画鋲で留めるだけでも。

★7★ 4ヶ所貼り終われば完成、お絵描き開始。
外側にテープを貼る場合、ぐるっと巻き込むようにして折り込んで完成。
少しくらいの歪みやシワなら、紙が乾くとぴーんと伸びて問題なく描けるようになる。完全にシワになってしまうと、描きにくくなるので貼る時お気をつけて。
乾くと紙が伸びきった状態で歪まなくなるので、この儘描く。絵が完成したらテープに沿ってカッターを入れ、切り離せば出来上がり。
パネルの内側に水張りするのと違い、外側にこうして貼ると切り離す時にパネルが傷まず、テープの跡も気にならないという利点がある。内側に貼った時は、なるべく紙を切り離す時パネルまで切らないように気を付けて。それと使い終わった後はパネルを水洗いして、テープの残りと糊を取っておくように。

Mizubaristep5最後におまけで前回ご紹介した、パネルの内側に張った状態の様子と、私が愛用しているウォーターフォード水彩紙のブロックも写真再掲載。ちょっとわかりにくいんだけど、こんな感じで一塊りに側面を横付けされているので水張りと同じ効果がある。こちらも描き終わったら側面から切り離す。

お絵描き前準備の、水張り。お役に立てましたら幸いですー///

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2007-11-04

お絵描き紹介<3>。〜ガッシュ絵〜

結局なんだかぐったり過ごした1日。月曜仕事が混んでるので、前日に日曜も…とご要望があったものの絵チャは控えることに。>水奈さんごめんなさい;
そんなわけで遡りで、自社トップ絵お絵描き紹介を。
☆第1弾(透明水彩絵)はこちら。>>>「お絵描き紹介」
☆第2弾(画材複数併用絵)はこちら。>>>「お絵描き紹介<2>」

ではアナログイラストのできるまで、不透明水彩/ガッシュ絵
*今回も画材で紹介済みのものはブログのページにリンク。また写真は全てクリックで拡大するので、ご参考に〜。

Gouachestep1★1★ トレースダウン。
スケッチブックに描いた下絵を、鉛筆カーボンを作ってトレースダウン。使用紙はコレクト情報カード(135kg上質紙)
鉛筆カーボンっていうのは、下絵の裏に鉛筆をたっぷりこすりつけ、上からボールペン等でなぞって下紙にラインを写しとる…事。
濃く柔らかい鉛筆がいいので、私はホルベインのスケッチ鉛筆/4B(右)を使っている。上からなぞるのはカラーの方が線が見やすいので、HI-TEC-C(0.3)の緑色を使用。

Gouachestep2★2★ 彩色開始。
ニッカーデザイナーズカラーで彩色。
最初にベースとなる身体と木の実の茶色から。ペーパーパレットと使い捨てパレット使用で、筆はSEIUNDO(精雲堂)のものらしい白軸のナイロン筆
ガッシュはポスターカラーに比べ粒子が細かく発色も高い分、着色力が強くてパレットや筆が染まりやすい。なのでたまにしか使わない私はパレットは使い捨て、筆は惜しげもなく使える物を選択している。

Gouachestep3★3★ 彩色第2段階。
木の葉のオレンジ、木の実のベージュ色を。
不透明水彩は塗った下の色を消す力があるけれど、以前紹介した時にも書いた通り、ニッカーデザイナーズカラーは粒子が細かく滑らかな分、色泣きを起こすのでなるべく綺麗に塗り分ける方がいい。
アクリラガッシュと違って、普通のガッシュは水溶性なので、その辺は慎重に。単純な塗り分けで表現するので、色の塗り進めは配色と出来上がりを考えて。
フチをとってから中を塗りつぶすのはムラにもなりやすく、時間もかかるのであまりオススメしない。ストロークでフチをとりながら塗っていくと綺麗。

Gouachestep4★4★ 彩色第3段階。
木の葉の黄色と葉脈、リスの明るい部分。
本来はベースカラー以外は明るい色→濃い色→最後にハイライト、の流れになるんだけれど。黄色の彩色が遅れた理由は、2番目の写真でわかるように黄色が固まってしまっていて、溶けるのに時間がかかったから;
ガッシュは水溶性だけれど、水彩絵の具と決定的に違うのは、固まってしまった絵の具は基本的に使えない事。水を加えると溶けることは溶けるんだけれど、色が綺麗にならないし、泡立ってしまって使いにくい。絵の具を一様の粘度に溶いておくのがベストで、部分溶きしたり、乾いたものを溶き直すのはムラの元。…心底反省。

Gouachestep5★5★ 彩色第4段階。
リスの身体のラインと濃い部分を彩色。
耳の裏側や内部、身体の毛並みを影色で表現。アニメ塗りみたいな感じ。鉛筆の下絵はすっかり消えるので、塗り色のみで描画。
絵の具はとろりとさらりの中間くらい…中濃ソースくらいかな(笑)。これ以上濃いと筆跡が残って綺麗な仕上がりにならず、水が多すぎると下の色を溶かして色泣きするので。
それと全てに言えるけれど、ガッシュは溶いた状態と乾いた後の色が結構発色が違う。同じ紙を試し塗り用に用意して、色が乾く様子を見てから実際に塗ると楽。

Gouachestep6★6★ 墨入れ・ハイライト〜完成〜。
目の中と毛並みの白を彩色して完成。
最後に黒単独と、ポスターカラーの白で仕上げ。水彩系の絵の具やアクリルだと、私は黒単独で塗ることはないんだけれど、ガッシュはメリハリが魅力の為、最後に黒をそのまま塗る事も。全体的にガッシュだと混色は最低限。
最後にデザインコートをかけて完成。ガッシュは特に厚く塗りすぎていたりすると、擦れると発色が変わってしまうので、表面の保護をした方がいい。
そしてこの写真でわかる通り、洗ってみても筆がすっかり染まっている。この後クリーナーを使っても、殆ど落ちなかった。大体黄〜緑系に染まるんだよね…。

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2007-11-02

久々のガッシュ絵。

Risugouache紅葉とシマリス

・・・・・・・・・・・

昨日下絵まで出来た、と言っていた自社サイトのトップ絵完成ー。久しぶり過ぎてちょっと大変だったけど、楽しかった。秋らしく、そしてまたもリスの絵で(笑)。

サイトと元絵はコチラをどうぞ。
>> W's G&B

今回の画材はタイトル通り、不透明水彩(ガッシュ)/ニッカーデザイナーズカラー。ステップの撮影してあるので、後日紹介予定。…でもただ単純に塗っただけなので、おもしろくもないかな;

紙はコレクト情報カード(135kg上質紙)。ガッシュは久々…っていうか何年ぶりだろう? 5年位使ってなかったような。画材紹介した時も、昔の絵だったし。チューブの中がばりばりに固まってしまって、使えない色もちらほら(汗;;
アニメ塗りは普段全くしないんだけれど、ガッシュを使う時は特性的にこういう絵になる。でもこの絵柄、今だとIllustratorで描くことが殆ど。ムラもないし簡単で早いし。それでも仕上がりには結構違いがあるというか…。やっぱりアナログにはアナログの良さがあるなぁ、としみじみ。色の深みというのか。

Risugouacheviewガッシュは乾いても水に普通にとけるんだけど、着色力が強いので写真のようにペーパーパレットと使い捨てのパレットを使用(写真はクリック拡大)。元々はプラスチックのパレットを使ってたんだけど、滅多に使わないのとパレットに色が染め付いてしまうので使わなくなった。
この小さいサイズのものは前に紹介したペーパーパレットではなく、最近購入したBONNYのMINI。大きい絵自体描かないし、たまにしか使わないのでこのサイズは便利。右のポリエチレンの使い捨てパレットは、100均で売っていたので買ってみた。結構いいかも(笑)。

では拍手レスですー。拍手のみの方もありがとうございましたv

>恭瓜さん
拍手とトップ絵へのコメント、ありがとうございますーv うふ、西瓜っぽいでしょう(笑)。人物もお褒めいただいて嬉しいです。
…あーー…あのですね…; 絵チャ室に全面に絵を待ち受け的に描いているのは、基本「悪戯描き防止」の為なんです(苦笑)。なので絵チャ会開催時以外は、全面に絵がある時はご遠慮くださいというニュアンスで申し上げた次第でした。ご理解いただけると嬉しいです。ではコメントありがとうございましたv

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2007-10-30

TOP&トルマリン更新。

Tourmalineメンテナンスが終了したので、遡り日記。
今月最後のトップ絵更新。10月の誕生石で「Gem Stone」に、トルマリン

元の絵はコチラ
「ウォーターメロントルマリン」

見て「西瓜っぽい」と思った方がいらっしゃったら、正解(笑)。トルマリンの中でもパーティカラーで特別名称がついている、ウォーターメロントルマリンで。

トルマリンは色が非常に豊富で、ひとつの結晶で複数の色を持つパーティカラーの石も多いんだけれど、その中でピンク〜緑の層になっているものを西瓜に似てる、という見たままな理由で(笑)ウォーターメロンと呼ぶ。グラデーションになっているものもあれば、割と境目が綺麗に別れているもの、西瓜の皮のように緑とピンクの層の間が白〜黄色っぽくなっているものと様々。六角柱などの結晶を輪切りにした時、ぐるっと緑に囲まれて中央が紅い、という正に西瓜っぽい断面になってとても面白い。

和名は電気石。宝石言葉は「成功」になるのかな。電気石という和名は、加熱後の冷却時や加圧・摩擦時に帯電することから。結晶の両端に正負の電気を帯びるそうで、紙とか吸い寄せたりするらしい。楽しそう(笑)。

トルマリンの色の豊富さとバリエーションは鉱物でも随一というか、非常に幅が広い。鉱物としては複雑で、化学組成は複合化しているらしい。あまりにも幅が広いので、色によってそれぞれ名前がついている。
アクロアイト(無色に近い物)、ルーベライト(ピンク〜赤)、インディゴライト(濃青色)、ドラバイト(黄〜茶褐色)、ショール(黒)、ベルデライト(緑。普通はグリーントルマリンと呼ぶ)、シベライト(ライラック〜バイオレット)、それに緑とピンクの複合石であるウォーターメロン。それと今度ちょっと「宝石コラム」の方で書きたいな、と思っている蛍光ブルー〜グリーンの稀少石がパライバ

絵は結晶の輪切りそのもののイメージで。なんだか赤系統の石ばかり男性で描いている気が…; 赤と緑だしクリスマスっぽくならないようにしたつもり。。。
さて来月は今月描けなかったので誕生花、それと11月の誕生石はトパーズ以外だとシトリン(黄水晶)でイメージが似てしまうので、久々に星座絵でも描こうかなと考え中。他こそっと創作したりしようかと…できるかな…(うずうず;)。

では「続き」に、雨梨あきさんへの拍手レスですー。
ここのところ毎日拍手いただいて、嬉しさの余り挙動不審気味です(爆)。な…なんだろう幸せv 皆様大好きですーー!!(待て)

続きを読む "TOP&トルマリン更新。"

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2007-10-18

雪月晶〜キリリク絵〜

30000HIT、本当にありがとうございましたー☆

Snowmoonということで遅ればせながら、遡りでお捧げ物を。サイト「風海地図」3万打キリリク絵、リクエストは「月と雪の結晶をモチーフにした、オリジナルキャラの女性でアナログ絵」

気に入っていただけるといいのですが…/// こちら、クリックすると拡大しますので、よろしければ漣夜さんのみお持ち帰り下さいvvv

絵自体は文字のない状態でサイトに掲載。コチラ。>>「雪月晶」
*こちらはお持ち帰り禁止です。

オリキャラにしようかと思いつつ、テーマ的に「宝石」「花と植物」のイメージイラストと似ていたので構図とモチーフにあわせてその場でキャラ設定。白銀の髪がたなびいて、月光を浴びているイメージ。
雪の結晶は北海道で仕事をしているとよく使うので(笑)、印刷会社時代の資産であったものを流用してデザインしたり。手に持っている結晶の形が好きでよく使うもの。モチーフ優先でシンプルな構図、色味もかなり抑えて白・青・黄のみに近い絵なんだけれど、個人的にはこういう絵は好きで。

漣夜さんへのアナログ絵だったので色鉛筆やパステルを併用しようかと思ったものの、透明感を重視した方がモチーフ的に良かったので透明水彩のみ、紙は先日も紹介したウォーターカラースタジオ。主線のない背景処理的に描いている雪の結晶部分は、マスケットインクを使って描いて、絵の具で形を整えた感じ。

それでは「続き」に漣夜さんへの私信と、りとるさん、そして無記名の方への拍手レスです。ハロウィン絵掲載後、たくさん拍手いただきましてありがとうございました/// 本当にいつも嬉しく思ってます!!
掲示板へのお返事はこの後仕事が終わり次第したいと思いますので、お待ちくださいませ(平伏///)。また夜に今日の分の日記でも書きますー。

続きを読む "雪月晶〜キリリク絵〜"

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2007-10-14

ハロウィン絵ぷらす。

Halloween2007あぁよく寝た……。正に泥のように…。
これで先週の寝不足分は大分取り戻したかな? …てなことで遡り日記。

そんなわけでやっと時間が取れたので、まずはサイトハロウィンフリーイラスト掲載ー☆ ここにはラーグのみ。一応「絵に描いたような」魔女コスプレをする次元の魔女、を描きたかったんだけど、なにやらラーグの方が目立つ絵になった(爆)。

大きな絵で侑子さん&ラーグ、先日上げたベクターイラストも用意してますので、「Souvenir」のこちらをどうぞー。>>「Happy Hallowen」

フリーですがコメントなどいただけると、喜びの踊りを踊ります(爆)。>踊らんでええ。 直リンクはしないでくださいね(出来ないようにしてありますが)。

さてここのところ、ばたばたしていたお仕事類。土曜日の午前中迄に全て片づいた。本来大丈夫なスケジュールでしかお引き受けしていないんだけど、今回結構押した理由は、うちひとつだけ、戻りが凄かった為。
相方が作った方のB4パンフの方が、担当者さんとは別の人(どうも元担当さんらしい)が後になって口出ししてきたらしく。初校を作り替える勢いで変更が入り、延々とああしたいこうしたいと直し、直したものを戻せと言ってきたりまた変えたり。こういう不毛な修正が続くと、終わるものも終わらないわけで…。
現担当さんは最初の状態で概ね気に入ってくれていて、細かい修正のみで印刷に行きそうだっただけに、空しいというかなんだかな。社内の仕事なら営業さんに折衝させたりなんとでもなるけど、外注だから仕方ないかー。
月曜戻ってきて修正がなければ印刷に入るだろうから、これが終わればホントに一段落かな。土曜提出したものが戻るまで、少し余裕が出来ればいいな。

ラフは描き終わったので、そろそろキリリク絵を描かないとーー!
そういや『xxxHOLiC』は休載になったそーで; 来週も休載だとか…い、いつ再開されるの〜??(汗;

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2007-10-04

ウォーターカラースタジオ/水彩紙レポ。

Watercolorstadio今回「リンドウ」の絵で、普段と紙を変えた、と書いた水彩紙のご紹介。左が紙目がわかるようにアップにした絵。*クリック拡大。

使用紙はウォーターカラースタジオ。イタリアのファブリアーノ社が作る、廉価版の水彩紙という扱いで、新しく登場したもの。高級水彩紙として知られるクラシコファブリアーノをはじめ、高級な紙はコットン100%が多いんだけれど、これは廉価に抑えるためにコットンとウッドパルプの混合紙。廉価な国産紙だとパルプ100%が多いので、丁度中間といった品質かな。私は別にパルプ紙好きなので、お手頃で高品質なら嬉しいし。

愛用のアルビレオ水彩紙は国産のパルプ100%中性紙なんだけど、先日の仕事で紙質的に表現が難しくなってきて(大量の水でぼかしたら表面強度がたりなくて、毛羽立って擦れてしまった)、少しいい紙に変えようと思って購入。
アルビレオだと半切(416×548mm)/218gで120円に対し、ウォーターカラースタジオは560×760mm/300gで346円。300gのコットンを使った水彩紙としては安い方。アルシュより大分手頃かな。ファブリアーノ社が出してると考えると、相当廉価だと思う(笑)。>クラシコファブリアーノの半額くらい?
*印刷用紙と違い、水彩紙の重さはg/m2

アルビレオより上質な紙で愛用しているウォーターフォードだと金銭的にたくさん使うのは厳しいので、それより少し手頃な価格で検討したもの。*素材提供の絵なので、絵の単価が安くあまり高価な紙はその後データ加工するし、採算考えると使えない。
マットサンダースは紙色的に使いにくいし、ペン入れしづらいし。水彩紙ならアルシュが最高峰で基本だろうけど、新商品とのことで試してみたかったので。

端的な感想を言うと、流石に素晴らしい。値段も考えると非常にいい紙。
しかし難は粗目しかないこと。やっぱり紙目が粗い分、紙目に滲みが出てスキャンしてもはっきりわかる。検討材料になった仕事は素材絵で絵自体にはあまり表情がない方がいいので、ちょっと向かないなぁ。やっぱり中目の紙で検討し直そう。

さてそれは私の用途的な問題なので、それはおいといて紙について。
粗目の凹凸具合や紙目に出る滲み具合は、水彩マーメイドに似ている。ただ表面の強さや絵の具の伸び自体は、どちらかと言えばウォーターフォードに似てるかな。粗目の紙なのに、繊細な絵が描けるのは凄い。発色はかなり良く粗目ならではの深みもあり、吸い込みもいいので拡散はしないけれど、ウェットインウェットだと綺麗に絵の具が広がる。ふき取りやドライブラシにも向いている紙質。
紙色がナチュラルホワイトなのも非常に使いやすいし、発色も損なわない。
それと驚いたのはペンの描き心地の良さ。インクの滲みも少なく、ひっかかりもないのでかなり綺麗な描線になるのが嬉しい。マットサンダースはペンが使いにくいのが苦手だったので、これは嬉しいなぁ。

それと300gだとよっぽど大きなサイズでなければ、水張りしなくてもたわまないのも使いやすい。私はウォーターフォードも使っているのは300g(中厚口)なので、この紙厚は好き。これで中目があればなぁ…中目があれば最高だったんだけど。当初検討していた素材絵の仕事はアルビレオで妥協するか、他の中目を探すかにして、この紙はサイト用やプレゼント、他で使えそうな仕事があったら使う予定。
いい紙を見つけれて嬉しいな。道具に見合う絵が描けるように頑張ろう…;

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2007-10-02

Gallery/Plants更新。

Gentian10月になってしまった(汗;)トップ絵更新。遅くてすみませんが9月の誕生花、「Plants & Flower」に竜胆。

こちらはいつも通り縮小+トリミング。元の絵はコチラ。
「リンドウ」

下絵描いた状態でばたばたしていて、結局10月になってしまって落ち込んでた(笑)ら、漣夜さんにお声かけていただいたので完成させたもの。花としても竜胆って好きな花なので、やっぱり描きたかったのもあって。出来上がりも私としてはそれなりに満足…なんだけど、もし期待外れだったらごめんなさい〜(汗;)。

こういったイメージイラストでは初の二人絵。しかも基本的に甘々なラブもえろも(笑)殆ど描かない私としては、珍しい雰囲気の絵かもしれない。
今回は花言葉からの絵で、花言葉は「あなたが哀しい時、私はあなたを最も愛する」。…こういう気恥ずかしい(笑)ものを臆面もなく描けるのも、花言葉ならではかな。でも綺麗な言葉で好き。
因みに由来は根に薬効があって、苦いからだそうな。でも花の雰囲気もこういう言葉に似合っている感じがする。日本の秋を代表する花のひとつで、好きな花。白や薄目の赤紫のものもあるけれど、やっぱり青紫が竜胆らしくていいな。

そして雰囲気優先で人物の表情を殆ど描かなかった反面、花はいつも以上に描いたかも…。なのでなかなか仕事がある中では完成まで行けなかったんだけど。…というか、時間がないならこんな絵にするな、って話で; でもイメージイラストって一度思いついた構図が外せないことが多い…。これ、ってアイデアや構図が浮かんだら、他で描けないんだよねぇ。。。

今回、普段とは紙を変えてみたんだけど、これについては詳しくは後程。

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2007-09-22

絵の具の混色。

さて前からご紹介予定だった、絵の具の混色について。この記事に紹介している混色サンプル自体は透明水彩だけれど、基本的に絵の具の混色は性質的に一緒。ポスターカラーでもガッシュでもアクリル絵の具でも同じなので、参考にどうぞー。

Colorgradationまず絵の具の混色、というのは「減法混色」と言って「混ぜると色が暗くなって(濁って)いくもの」。全てを混ぜ合わせると黒に近づく。*反対に光の混色は「加法混色」。
なので絵の具は混ぜ方によっては色がどんどん濁ってしまい、発色を損なってしまう。

さて、色は「三原色(赤・青・黄)と白と黒さえあれば、全ての色が作れる」と原理的には言われていて、これは正しいけれど絵の具について言えば完全な正解ではない。
絵の具やインクは人間が作ったものなので、純粋な色、というものが存在しないのがその理由。
印刷ではCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック*本来はKey ToneのKらしい)の4色で刷るのが基本だけど、印刷での色の完全再現は不可能。美術印刷などでは「ハイファイ印刷」といって、7〜8色印刷にするんだけれど…それはさておき、「理想色」と呼ばれる純粋な色は絵の具では存在しない。

その為、三原色による混色を再現するには、6色使う。どの色にもそれぞれ赤みより、黄色みより、青みより、の絵の具があるのでそれぞれを補間する形。
この三原色を混ぜると、黄色と赤の間がオレンジ、赤と青の間は紫、青と黄色の間は緑。茶色やグレー系は3色を混色したバランスで調整して作れる。

三原色を使った絵の具による色相環は、上の写真。今回は黄色部分は左側(赤みより)がカドミウムイエローディープ、右側(青みより)がレモンイエロー。赤部分の黄色みよりがカドミウムレッドライト、青み寄りがスカーレットレーキ、青部分の赤み寄りがコバルトブルーヒュー、黄色みよりがセルリアンブルー。
こうすると、原色同士の混色部分が濁らず綺麗に混ざっていく。*勿論この色は限定しているわけではなく、同系統の色なら色名には拘らなくて良い。

Colorgradation2というのも絵の具は減法混色の為、三原色全てが混ざるとグレーになってしまう。つまり「純粋な絵の具」がない以上、必ず他の原色の成分も微妙に含まれているということ。
なので、赤と青を混ぜても、黄色みよりの赤と青を混ぜると、3色混ざったのと同じことになってしまい、色が濁ってしまうという結果になる。

因みにやってみた実例が右上。黄色と赤を混ぜても発色の強さ的にそんなに問題はないんだけど、青と赤は発色が強いのでかなりそれが顕著に表れる。
上が緑の混色。赤み寄りの黄色と混ぜると、白濁したようなくすんだ感じになる。ただこれはまだ黄色が発色の弱い色なのでいいんだけれど、問題は赤と青。黄色みの赤と青を混ぜると、紫というよりグレーに近いかなり濁った色になる。

Watercolorsmap絵の具のどの色が赤みよりか黄色みよりか青み寄りか、は水で溶いた色で判断するのがわかりやすいけれど、絵の具メーカーの色見本があればそれを見るとわかりやすいかな。これはholbeinの透明水彩見本。

また黄色みの青は絵の具を練る段階で、白が加わっていることが多い。セルリアンブルーだけでなく、マンガニーズブルーとかホリゾン(スカイ)ブルーもそう。その為、実際には綺麗な緑は混色では難しく、どうしても濁りやすいのでご注意を。*オレンジ系は問題ない。

混色による色の作り方を憶えても綺麗な絵が描けるわけではないけど、色の表現の上で絵の具を扱うなら知識としてこういうことも知っておくのはいいのかな、ということで。基礎的な混色方法のご紹介でしたー。

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2007-09-14

スパッタリング<2>。

Sputtering7昨日ご紹介した「サファイア」のイラストで使った方法。スパッタリング技法(って程でもない;)第2弾ー。*写真はクリック拡大。

スパッタリング/sputtering(まき散らす・散りばめる、の意味)については、前に金網を使った汎用性の高い方法を上げたんだけれど。今回は更にアナログチックに(笑)。特別な道具もいらない、超古典的方法。

1)スパッタリング【ブラシのみ】方法。
今回使ったのはこの方法。一番古典的な手法で、実は一番コントロールしやすいと言えばしやすいかもしれない。使う筆のサイズを変えれば、散らす絵の具の範囲や大きさも変えられるので。今回は小さめの筆でちまちま散らしていったので、マスキングはなし。逆に言うと広範囲に細かく散らすことは難しい。

Sputtering5方法は水分多めの絵の具をたっぷり含ませた筆を弾いて、絵の具を散らす、だけ。
やり方として一番安全でコントロールしやすいのは、写真のように他の筆などに絵の具を含ませた筆をコツコツとぶつけて、その反動で絵の具を散らす方法。今回はこれ。

別に手首のスナップだけで散らしても、絵の具を含ませた筆自体を持ち手と逆の指で弾くとか、どんな方法でもいい。ようするに「絵の具をまき散らす」のが主眼なので、別に筆を振り回しても、手で絵の具をばしゃばしゃ弾いてもいいわけで(笑)。

散らばり方や絵の具の飛び方は、溶いた絵の具の水分量と筆先の大きさ、画面から筆までの距離によって変わる。厳密なコントロールは出来ないけど、目で見ながら感覚的に出来る分、慣れると意外に調整しやすい。
金網で散らすような細かい粒子にはならない代わり、効果としてホワイトを飛ばす時なんかには便利。道具もいらないし、自由度も高いのが最大の利点。

Sputtering62)スパッタリング【歯ブラシ】方法。
金網を使わず、筆よりも細かい粒子を出せるのがこのやり方。絵筆よりもコシがあるブラシの方がやりやすいので、歯ブラシ(笑)。

方法としては写真のように、たっぷり絵の具を含ませた歯ブラシを、指でこすって弾いていく。上から金網で散らすのに比べ、この方法だとブラシの先に飛び散っていくので、方向性が出る。散った絵の具が進行方向に向かって歪むけれど、逆にいうとスピード感が出るので、そういった効果を狙う時にはオススメ。

他に絵の具ではやりにくいけれど、大量に同じ色を散らしたい場合は、市販のスプレーボトルなんかも使える。100均なんかにある、小さいスプレーボトルにインクや墨を入れ、吹き付けるという方法。
普通の絵にはなかなか使えないけど、漫画原稿の血飛沫なんかには便利(爆)。>但し激しく汚れるのでマスキングは必須。

画材も道具も技法も、実際に描く人の個性や感覚が重視されるべきものだと思うから、どれが正解、なんてことはないし。楽しく描けて、出来上がりが満足行くのなら、なんだっていいと思う。特別な道具を揃えなくたって、色んなアイデアで楽しく描ければいいんじゃないかな、てなことで、今回はこんな技法のご紹介でした。

最後に全ての方法に於いて「絵の具を物理的に散らす」為、どうしてもあちこち汚れやすいのでお気をつけてー。>着るものも作業服的な部屋着がおすすめ;

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2007-09-13

TOP&Gallery/Gem更新。

Sapphireup早めに変える、と言っていたトップ絵の更新。今月も9月の誕生石、「Gem Stone」に、サファイア

元の絵はコチラ→「サファイア」

和名はコランダム全体のことを鋼玉石と呼ぶ。宝石言葉は「誠実、徳望、慈愛、賢明」。

今回も宝石言葉とは関係なく、サファイアの代表である青い色、その静謐な雰囲気から描いたイラスト。ただ誠実とか賢明、って言葉は石自体のイメージにも繋がっているかも。

正直、サイトを作ってからも「Gem Stone」のコーナーはずっと工事中で。なかなか描けなくて、描いてみても満足できなくて。宝石には凄く思い入れが強い上に、そのものの美しさを表現する自信がないというか…描ききれないという思いが強くて。それでもコーナーとして進めていくうちに、自分なりに描けてるのかな、なんて思っていたところで、今回その僅かな自信も喪失した感じ(爆)。
サファイアは本当に好きな石なので、駄目だった…。構図もアイデアも全く浮かばなくて; 悩んだ挙げ句、こんなシンプルな絵に…。要修行;;

これで誕生石は1周したので、今後は別に誕生石がある月はもう片方の石や、誕生石とは関係ない石なんかを描いていきたいなーと。来月はトルマリンの予定だけど、8月のもうひとつ(サードオニキス)は描くことはないだろうなぁ(苦笑;
他にも色々描きたい石はたくさんあるので、ね。

サファイアの語源はギリシャ語で「青」を意味する言葉から来ていて、本来は様々な青い石に使われていたそう。そもそも古代から中世まではサファイアとはラピス・ラジュリ(瑠璃)の事を指していたらしい。
サファイアとルビー、そして様々な名称で呼ばれていた他の色の石が全て「コランダム」という同一の鉱物である、と判明したのは1800年頃の事。

コランダム属で赤いモノをルビー、その他の色は全てサファイア。普通はただサファイア、と呼ぶと青を指し、他はイエロー・サファイア、グリーン・サファイア…などと呼称する。青の最高級は「コーンフラワーブルー」。鉄とチタニウムを含むものが青、バイオレットはバナジウム、ピンクはルビーと同じくクロムに起因する。
サファイアについては、こちらもどうぞ。→「宝石コラム・サファイア」

丁度サファイアを持ってるので宝石鑑別書の事とか、今回の絵で使った技法(って程でもない;)とか、絵の具の混色について、とかはまた後程ー。

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2007-09-10

色鉛筆ぼかし液。

Meltz「失念」画材紹介(笑;
*写真はクリック拡大。

今回は油性色鉛筆ぼかし液、メルツペン

色鉛筆の紹介で「テレピン油を使うと色鉛筆の顔料が溶けて混ざり…」と書いておいて、これの存在をすっかり忘れてたという; ようするにどんだけ使ってなかったか、ってことなんだけど(汗;)。

holbeinから出ている色鉛筆を溶かしてぼかすことが出来る専用液で、このペンタイプ以外にも35mL入りのボトルもある。

使い方はテレピン油なんかと同じ。普通に色鉛筆で描いたら、それをメルツペンで溶かしてなぞっていくと、水彩画風になっていくというもの。水彩画風というか、水性色鉛筆で描いたものを滲ませた感じで、やっぱり水彩画とは違うんだけれどそれがまた味がある。マットで優しい仕上がり。

Meconopsistexture

*写真の左が色鉛筆のみ、右がメルツでぼかしたもの。

メルツのみでもいいんだけど、液が乾かないうちなら水を含ませた筆で更にぼかすこともできる。この絵の花弁は全てその方法。ハッチングで複数の色を重ねている場合の混色も出来るようになるし、滲みの表現も可能。

水性色鉛筆より油性色鉛筆の方が、発色面や耐光性や勿論耐水性の問題で有利な面もあるので、その上で水彩風の表現がしたい、場合にはオススメ。本格的に使いたいならペンよりも、ボトルの方が便利だと思う。普通の筆は勿論、綿棒につけてこすったりしても。ペンだと色移りに気を付ける必要があるので。またペンの液がなくなった場合も、ボトルに5〜10分ペン先をつけておくと補充できる。

Meconopsisillust成分は界面活性剤とグリコールエーテル。ニオイはするものの、水性溶剤なのでテレピン油とかに比べ遙かにニオイも少なく扱いやすい。
色によっては溶けにくい(特にメタリック系とソフトホワイトは溶けない)ものがあったりするけど、これ1つで手持ちの色鉛筆の表現が広がる、というのは非常に便利。

そんなわけで、完成した絵は右。使用した画材は以前も紹介したファーバーカステル ポリクロモス、ケナフ紙に、今回のメルツペン。

モチーフは「ヒマラヤの幻の青いケシ」と呼ばれる、メコノプシス。ヒマラヤの〜として知られるのは、メコノプシス・ベトニキフォリアと呼ばれる種だそう。…しかしやっぱり色鉛筆だけで描くのは苦手。。。;

では拍手レスですー。拍手のみの皆様も、本当にありがとうございました!!! いつも励みになってますv

>立花しのぶさん
しのぶさん、こんばんはー!!
わー喜んでいただいて嬉しいですv 是非双子はしのぶさんに! と思ってましたので♪ 以前絵チャでお世話になりましたし、どうぞお持ち帰り下さいませv 愛だけはたっぷりこめましたので!!
それでは拍手とコメント、ありがとうございました(ぺこり)!!

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2007-09-08

ぴかー?!

Gbmoon拍手絵、あんまりにも真夏っぽい絵が上がってたので、変えてみた。昨日一緒に変えようと思って力尽きた模様。。。

それと自社サイトのトップ画像も更新。今回はPhotoshopによる画像処理。
サイトと元画像はコチラをどうぞ。
>> W's G&B

ところで本日の学校での出来事。

今日が2回目、という(私は初めて会った)生徒さん。授業終了間際に「質問がー…」と呼ばれたのでPCの後ろに行くと。
画面いっぱいに広がる…


………ピ○チュウ。。。?

*注)教科書にピカ○ュウの作り方は載ってない。>当たり前。

そんでもって質問は、「ここのラインを消すの、どうしたらいいんですか?」…顔と耳が切れてる感じなのが嫌だ、と。はい。

Illustratorの実習をしていた生徒さんなんだけど。今日やる課題は終えたので、その憶えた内容を応用して自分でイチからお絵描きしてみたんだけど、ここがわからないから教えて、ってことだったらしい。
凄く意欲的だし、始めたばかりで下絵ナシにいきなりペンツールのパスでここまで描けるのは、非常にセンスがいい方だなぁと感心。多分かなり上達が早いと思う。

教科書に関係ない質問は結構あるんだけど、教科書の課題を想定してたところに不意打ちピ○チュウは吃驚した(笑)。しかも可愛いv

お教えしたやり方は簡単に、パスファインダ使用しただけ。私が普段描く時は、こういう時も線と塗りをわけてるんだけど、同一オブジェクトになってたので簡単に。

さて、「続き」から無記名の方と杏子さんへの拍手レスですー。拍手のみの皆様も、本当にありがとうございました!!! いつも励みになってますv

続きを読む "ぴかー?!"

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2007-09-07

四つ葉の眠る海。

Cloversea今回は短期予定でTOP絵にもしてしまった、詩画「Fantasy or Illusion?」の更新。
*内容も非常に暗いし絵も絵なので、すぐに変えるつもり;;

左は絵の一部。元絵と詩はコチラをどうぞ。→「四つ葉の眠る海」

詩や詩画を上げる度に言ってるけれど、毎度ながら暗くてごめんなさい(汗;)。
とうとう描いた、感じ。「Clover」の説明に、「負のイメージも…」とあったのはこれのこと。実はあんまり知られていないと思うんだけど、四つ葉のクローバーって純粋な幸福の象徴ではないというか…。

一応説明がないと、ご存じない方は四つ葉の白詰草の由来〜という後の「人の幸せは誰かの不幸を 吸い上げないと 成り立たないのかもしれない」という一節の意味がわからないんじゃないかと思ったので、ページにも由来を載せておいたり。
後、刑の執行人に握手して貰う、っていう幸運の招き方もあったらしい。
そんな風に、クローバーの幸運も元々の由来はブラックで。だからこそ印象的で、とても好きなモチーフ。因みに『CLOVER』も本当に大好きv

誰もが皆、幸せになることは難しい。だからこそ自分自身の「生」は精一杯生きないとね、という自戒を込めて。諦めたら自分自身も含め、生命に対して失礼だから。

絵は「Fantasy or Illusion?」のカラーということで、ペン入れなしの透明水彩画。紙は「ひとひらの光」と同じくマットサンダース。
ペン入れやトレースダウン無しで直接下絵から描いたり、絵の具を塗り重ねるのに非常に向いている紙。吸い込みが強くて絵の具ののびは良くないけど、表面が強いので練りケシかけても平気なのが嬉しい。重ね塗りしても毛羽立ちにくいし。

なんか急に思いついてすぐ詩を書いて、そうしたら一気に絵も描いてしまった、という。時々こういうのが降ってくる。その一方、大好きな石の所為かなかなか9月の誕生石のイメージが纏まらないでいる…。あんまりこの絵をトップに飾っておくのもなんだから、なるべく急いで描きたいんだけどな…;

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2007-09-04

お仕事と絵とか。

Landscapepainterこの絵は先日「ケーキカラー」の紹介で上げた絵と、同じ授業で描いたもの。これは鉛筆で輪郭を描いた、風景画。使用画材は鉛筆を使っている以外は同じ。

これは…構図決定後、25分で描くんだったかな。20分か、そのくらい。スケッチに10分、彩色10〜15分とかだったような…。本科3年の授業だから、記憶が曖昧;

本当はもっと「均一線1本のみ」で仕上げるべき課題なので、こんなスケッチ風に線重ねちゃいけない絵だったんだけど。今度またこんな絵、描いてみようかなぁ…基礎のやりなおしも大切だよね。。。
というか今、正直このスピードでここまで描ききる自信がないかも(汗;)。これも描き続けた訓練の成果なんで、今こんなに絵描いてないからなぁ…。

因みにこれは最後の仕上げ的課題。ペンを使って線を綺麗に「見たままものの形を掴んで絵を描く」というトレーニングと課題制作を1年間やった後、色のトレーニングを1年やって、それを融合させる形で水彩で一気に描くという授業が3年目。
最初は主線ナシ・単色で箱とか立体物を描く課題、次が先日紹介した主線ナシ静物淡彩画。その後近景の風景画、最後がこの遠景風景画…って流れだった筈。
実際この授業って凄く活きている。ものを見て、それを線として形をおこせるようになったのは財産。最初は「こんなのいきなり描けるかい」と思ってたんだけど(笑)、最後には風景まで描けるようになっていたことに、素直に感動した。

さて、24日に誕生日プレゼントーv とか言ってたお仕事。3社による競合コンペだったんだけど、獲った!! わぁい!!

勤め人時代から、合格点はコンスタントに出せる代わりに、インパクト勝負が出来ない欠点故にコンペに弱かったので…。この会社さんからの依頼でのコンペ参加でも、上位入選までは行きつつ落選続きだったから。ここらで獲らないと!って焦りも意地も正直あったので、ホントに嬉しい。しかも1点提出で獲れたのも嬉しい。
ただのA4フライヤーだから、そう大きな仕事じゃないんだけど、それでも。明日の午前中迄に、こまこまと入ってる修正をして再校出し。

それと山中果樹園さんの秋色変更。毎年の季節リニューアルで。ちょっと仕事押しちゃって、他のレギュラーのお客様の方、ふたつはまだ出来てない…。明日頑張らねば。>あ、でもまがにゃんー(殴)。

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2007-08-30

サイト更新と固形水彩。

結構たまっていたので(汗;)、久々に「Treasure」「CLAMP's Illust」を更新。宝物ページ、溜めていたので誕生日にいただいたものとかはまだ…; すいません/// 「CLAMP's Illust」はここに上げてた絵の原寸。>ブログは全部縮小済。

Stilllife左は大した絵じゃないけど; 学生時代に授業で描いた静物画。今回これを上げたのは、紹介し忘れてた画材があったなと…。ケーキカラー(固形水彩絵具)
*写真はクリック拡大。

使用している紙はキャンソン Moulin du Roy
これは普段と違い、下描きも輪郭線も使わず描いている。「目でよく見て対象の形を掴み、色だけで表現する」という課題で。絵の具で形を掴みながらそのまま彩色している。24×32cmの紙なんだけれど、着席してから完成まで15分。時間が来たら席をひとつ移動し、別角度で塗り方を変えて同じく15分で終了させる、というもの。
そんなわけで時間勝負で描いているので、あまり混色もせずざくざくした塗りで描いている。*別アングルの絵は、滲みとぼかしを強調して描いた。

さて、この絵を描いたのが前述したように、ケーキカラー。私が持っているのはholbeinの12色セット。固形水彩だとペリカン(ドイツ製)の方が有名かな。因みに1色毎、ばら売りでの補充が可能。

Cakecolorホルベインのケーキカラーは12色と24色の2セット、透明と不透明の2タイプ。これは透明色の方。

基本的な12色に加え、白だけはチューブで入っていて、大抵の絵ならこれだけで描ける。筆は付属していないけどケース自体が缶で、開くとパレットとして使えるのが便利。
絵の具を出して使う必要がないので、移動したり屋外で描くのに最適だし、最初から固まっているので保存が楽なのが利点。私の場合はパレットに絵の具を固めて使用してから長いので、全然使ってないんだけど(笑;)、逆に言えば最初から固まっているのでその手間も必要ない。

水彩絵の具の水分を除いて固めたモノ、なので基本的に性質はチューブ入りの絵の具と一緒。ただ最初から完璧に乾いて固まっているので、濃く発色させるのは不得手。パレットで混色するより、さっと水で溶いて滲みやぼかしを利用しながら塗り重ねていく方が綺麗かな。そもそも屋外制作なんかに使われることが多い画材だし。

今はこういった固形水彩に携帯用筆や水入れや水筆が一緒になった、水彩画セットとかもたくさん出ている。入門編には最適じゃないかと。

水筆は水性色鉛筆の時にちら、と触れたんだけど母親に取られたつもりが、もう1本あったのを忘れていた(笑)。写真の左に写っているのがそれ。ぺんてるみず筆。固形水彩にみず筆だけでお絵描きは出来る。野外スケッチや旅行先で描いたりするのに凄く便利かな。…ってこれ、夏休み前に紹介すべきだったかも;;

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2007-08-17

Gallery/Plants更新。

Anthurium久々に月2回目のトップ絵更新。3ヶ月ぶり;に描いた誕生花、「Plants & Flower」8月の誕生花アンセリウム

こちらはいつも通り縮小+トリミング。元の絵はコチラ。→「アンセリウム」

誕生花、と言っていたので多分、向日葵を予想されていた方が多いと思うんだけど/// 捻くれ者なチョイスでごめんなさい、な感じでアンセリウム(アンセリューム)。
真夏に向日葵、って誕生花じゃなくても描く機会が多いので、どうせならもうひとつの花にしようかなぁと…。>ひまわりちゃんにひっぱられるし(笑;

和名は紅団扇(ベニウチワ)。「Hobby Gem」「アクアマリン」でも書いたけど、日本では代表的な色で名前をつけることが多いのかな。雅な慣習だけど、白やピンクの花を見るとこの名前はちょっとな、と思う(笑)。他に大団扇、とも。

花言葉は「恋の成就、情熱、煩悩」など。ハート形をした外見そのものから来た言葉。でもハート形になっている部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるサトイモ科に特徴的な苞で、実際の「花」は角のように突き出た部分。小さい花が集まって出来たもの。カラーやミズバショウなんかと同じ。
学名のアンセリューム(アンスリューム)はギリシャ語の『花』と『尾』から来ていて、英語ではそのままTailflowerと呼ぶんだとか。

イラストは花言葉とかは関係なく、トロピカルな雰囲気を目指して描いたもの。私が描く女性にしては、肌の色も少し濃くしてみた。
夏っぽく、健康的な色気やセクシーさが出れば…と思ったんだけど…なんだか色気を飛び越えてえろくなったよーな(汗;)。色っぽくないのにえっちぃ。描いてる人間がそうだから仕方ないかもしれないけど(とほほん;)。>要修行。。。

あ! 18・19日の土日、また20時過ぎとかに絵チャ室にいるかと思いますので、お時間ある方、よろしければお相手くださいませ/// 遊んでやってもいいぜ!って心の広い方がいらっしゃいましたら、「GuestRoom」からどうぞーv

それでは「続きを読む」に拍手レスですー。拍手、ホントにありがとうございます/// いつもいつも本当に嬉しいです(深々///)!!

続きを読む "Gallery/Plants更新。"

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2007-08-10

お絵描き紹介<2>。〜画材複数併用絵〜

この間ステップの公開予定、と言っていた自社サイトの新しいトップ絵。久々のお絵描き紹介〜。*第一弾(透明水彩絵)はこちら。>>「お絵描き紹介」

ではアナログイラストのできるまで、水彩+パステル+色鉛筆絵。今回は下絵とトレースは省いて、彩色のみで、どぞー。*今回も画材で紹介済みのものはブログのページにリンク。また写真は全てクリックで拡大するので、ご参考に〜。

Pstep1★1★ マスキング。
スケッチブックに描いた絵を、鉛筆カーボンにしてトレースダウン。紙は水彩マーメイド220kg。ぽこぽこした粗いテクスチャ。
パステルや色鉛筆は水彩以上にホワイトは使わず、紙白を利用する画材なので、この絵ではマスケットインクで先にマスクを。
今回マスク用に割り箸ペンを使用。奧は竹串。…予想以上によい。固まったら削ればいいし。

Pstep2★2★ 透明水彩で彩色。
彩色は透明水彩から。大きな絵は水彩かアクリル絵の具とパステル、小さめだと水彩+色鉛筆のこともあるけど、必ず水溶性絵の具が先。パステルは塗れると風合いが変わるし、普通の色鉛筆は油性で水を弾くので。
パステルや色鉛筆に絵の具を併用するのは、「偶然性の滲み」を画面の深みとして利用するため。なので細かい描画はパステルや色鉛筆に任せ、「滲み」と「ぼかし」をきかせて下塗り的に彩色。基本的に先に紙全体に水を塗り、乾かないうちに絵の具をのばしていくウェットインウェット技法
当然この紙厚だと思いっきりたわむ。私はB5以下だとまず水張りしない(苦手だし面倒;)けど、本来はした方がいい; でも完成したらわりと平気。

Pstep3★3★ パステルで彩色。
水彩が完全に乾いたら、パステルで彩色。
NOUVELカレーパステル使用。ハードパステルなので、直接描くとかなり強く紙のテクスチャが出る(いるかの陰や中央の緑部分など)
その為、空の部分などやわらかくぼかす部分は、紙ヤスリにパステルをこすりつけて削って粉にして、紙に載せて指やティッシュ、綿棒でぼかしこんでいく。
色が混ざると濁りやすいので、手は常に綺麗に。手を拭くタオルは必須。

Pstep4★4★ マスクを剥がす。
全体の塗りが或る程度終わったら、一旦軽くフェキサチーフでパステルを定着させてから、マスクを剥がす。
マスケットインクなので、剥がすのは写真左にあるラバークリーナー。粘着させて剥がすことが出来るので、消しゴムで落とすタイプのマスキングインクよりパステルのように剥離しやすいものに使うのは向いていると思う。
パステルではみ出た部分は練り消しで消し、足りない部分などは描き足す。

Pstep5★5★ 色鉛筆で彩色。
細かい描画は色鉛筆で。大きな絵だと、パステルだけで仕上げることもあるけど、大抵補助として色鉛筆を使っている。使用しているのはファーバーカステル ポリクロモス
マスクを剥がした部分の境目や、細かい陰影、表情やタッチも色鉛筆で細かく描きこむ。絵柄的にあまりリアルに細かい描画はせず、やわらかくぼかしこむように。
色鉛筆は強く描きすぎると紙目を潰して、光ってしまったりするので力の強弱ではなく重ねで濃さを出す。色がのらなくなったらフェキサをかけて。

Pstep6★6★ ハイライト〜完成〜。
フェキサが乾いて色が落ち着いたら、全体を見ながら調整。最終的な濃度の調整として、最後にもう一度透明水彩を使用。
色鉛筆部分は結構絵の具を弾くけど、紙目もあって意外に色がのって落ち着いた。
仕上げにはポスターカラーの白でハイライトを入れる。本来入れなくてすむなら入れない方が雰囲気を壊さないとは思う…;
最後にフェキサチーフかデザインコートをかけて完成。

こんな感じ。…お役に立てない自己流画法でごめんなさい///

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2007-08-06

暑中お見舞い。

Dolphinいるか
・・・・・・・・・・

昨日手こずった、といっていた自社サイトのトップ絵。今回はいるかさんー。夏っぽく、ということで。
サイトと元絵はコチラをどうぞ。
>> W's G&B

今回は自社ブログにも簡単に書いたけど、画材は透明水彩にパステルと色鉛筆の併用。昨日書いたようにステップの撮影してあるので、時間とれたらそちらも公開予定。

紙は水彩マーメイド220kg。この画像でもわかるくらいに粗目でテクスチャが強い分、ほわほわとパステルらしい効果がきくので好き。絵本のような、紙とパステルの質感を活かしたやわらかい仕上がりになるので。

既にご覧下さった方もいらっしゃるようで/// ありがとうございます〜!

★───────────────────────────────────★

Eriそしてこちらはフリーイラストで、版権モノの暑中見舞いーv

「学園特警デュカリオン」から、夏に燃える闘魂、宙尊寺絵里衣ちゃん。最強(笑)。絵柄は当時のを意識して…バランス難し…。

ここに上げている縮小版ではなく、大きなサイズを用意しているので、お持ち帰りになりたい方は「Souvenir」のこちらをどうぞー。
>>「Summer Greetings」

どうぞお気に召しましたら、こちらの絵はご自由にお持ち帰り下さい。
ただフリーですが著作権は手放しておりませんので、サイトなどに掲載いただける場合は、私の名前の記載をお願いします〜/// また、コメントか掲示板にひと言いただけると、小躍りして喜びます(爆)v

では私信と拍手レスですーv 拍手のみの方もありがとうございます///

>かのこさん
きゃーお久しぶりです! 夏休み、楽しんでらっしゃいますでしょうかー? バトン、とっても楽しかったです〜v イラストにコメントありがとうございます/// わわわ、嬉しいですー。えへへ。
かのこさんも体調にはお気をつけて。それとそろそろサイト1万ヒットですよね! またお時間あいましたら、絵チャなど是非ご一緒してくださいませv

>漣夜さん
何ヶ月なんてそんなお待たせしませんからー! サイトの方が出来ましたので、後は某所向けのと漣夜さんへのイラスト頑張りますーv
泰明さんの顔の封印ナシバージョンですねv 了解しました♪ 滅多に遙か絵描かないので、うきうき描かせていただきます/// お待ちくださいね〜!

>ひらやまさん
絵里衣ちゃん、デュカリオン版で描いてみました。ど、どうでしょうーーー? 気に入っていただけると嬉しいです〜///

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2007-08-05

肌色の作り方〜水彩〜

自社サイトのトップ絵、色々手こずった…; 明日にはこちらにも紹介しようかとー。今回画材3種類併用、という感じだったので久々にお絵描きステップも撮影。後日紹介予定なので、興味のある方は見てやってくださいね///

ステップと言えば、透明水彩で以前ここに書いた「お絵描き紹介。」の記事。ここに軽く書いて以来、ずーっとコンスタントに検索でいらしてる方の多い内容があって。折角なので詳しくご紹介しようかと。といっても水彩とかほぼ自己流だけど///

Fleshtintcolorsそんな不安もありつつ、透明水彩による肌色の作り方*写真はいつも通りクリック拡大。
*尚、この「肌色」という表記は人種差別に当たる、として今は使われなくなっている。今回は便宜的にわかりやすくする為、黄色人種の肌色等を描く場合の混色を、「肌色の作り方」と表記したのでご了承を。

まず絵の具の基本的な話、になるけれど。絵の具に限らず画材は、同じ色名でもメーカー毎に発色や色相に微妙に違いがある。

ということで写真右側にチューブがある、一番上がholbeinのJAUNE BRILLANT(ジョーンブリヤン) No.2。その下が文房堂のJAUNE BRILLANT(ジョンブリアン) No.2
同一名称だけど、パッケージの色からしてわかるように、ホルベインはやや黄色みが強く、文房堂は赤みが強い。No.1はより黄色っぽく、薄いクリーム色に近い色(未所有)。
このジョンブリアン(意味はフランス語で「輝く黄色」)が「肌色」相当の絵の具だけど、これは基礎的な絵の具セットには入っていない。また、水彩画入門的な本では「買わなくて良い色」の筆頭格にされる。理由は、コンポーズ色だから。

コンポーズ色というのは、Compose=構成する、という意味から来ていて、数種類の顔料を組み合せた色の事。これがどうして「買わなくていい」と言われるか、というと複数の顔料を混ぜて作るだけでなく、「白」が加えられている為。
ようするに、自分で混ぜればいい、ということ。

Fleshcolors実践してみたのが下。これは全てホルベインで、上からカドミウムイエローレモン、バーミリオン(この写真はTINT、現在発売されているものはHue)、チャイニーズホワイト。
3色を混ぜて水で薄めていくと、上のジョンブリアン単体の色と同じになっていく。その為、最初はこの絵の具は買わずに自分で混色してコツを掴んだ方が、上達するし金銭的負担にもならない、というわけ。

私の場合は自分のメイン画材を透明水彩に決めてしまった事と、キャライラストを描く頻度が上がったので、ジョンブリアンを購入したんだけど。元は全部写真下のように、黄色+朱色+白を基本に肌色は作っていた。それに肌の色って千差万別で繊細な色なので、ジョンブリアンにしても単独で使うことはない。彩度を上げてやわらかい仕上がりにしたい場合は、「紙の上で混色する」為にベースに単体で塗ったりするけれど、基本的にはジョンブリアン(どちらか、または両方)+黄色系の色が肌の基本になっていて、それに複数の色を加えて陰影を描く。つまりは最初の混色で黄色を多めにすればいい、だけ。

Fleshtintup一例に描いたイラスト。

肌の一番明るい部分はジョンブリアン+レモンイエロー。その上から少し濃い部分にイエローオーカー(黄土色)を重ね、それより濃い部分にはバーントシェンナ、陰になっている部分にはセピア+クリムソンレーキを混色したものを重ねている。
ここまでが、ウェットインウェット的混色(水やもとの絵の具が乾かないうちに、他の色を重ねる方法)。

よりはっきり陰影をつけたい部分は、後で乾いてから重ねていく。
唇の部分はジョンブリアン+バーミリオンの混色。最も濃い部分の陰は、バーントシェンナとセピア。滲みや濃淡は絵によって調整。あくまでも一例で、普段全部こうしているわけではない。実際には肌の濃い部分くらいは最初に作った肌色の濃淡のみで塗って、イエローオーカーやバーントシェンナは使わないことの方が多いかな。

基本的にはこんな感じだけれど、場合によっては陰に青や緑や紺を使っていることもあるし、ベースの肌色自体がかなり混色してあることもある。場合によってはジョンブリアンを使わず、黄色系と朱色系複数を混色し、更に白を加えず極々薄い絵の具を何度も重ね塗りして肌色を作ることも。

どれが正解、ってこともないので自分の好きな色を混色したり試行錯誤しながら、見つけるのが一番じゃないかなーとか思う。

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2007-08-03

TOP&Gallery/Gem更新。

Peridot半月ぶり;のトップ絵更新〜。今月も8月の誕生石、「Gem Stone」に、ペリドット

元の絵はコチラ
「ペリドット」

宝石言葉は「夫婦の幸福・和合、信実、誠実」。

ただ今回はそんな言葉とは関係なく、石の「色」そのもののイメージで。基本的にオリーブグリーン系の石だけがペリドットなので、緑そのもの。
でもエメラルドとは違う色味なので、その差違は出るように…と。明るくやわらかな印象なのもあって、木漏れ日の中の少女。

和名は鉱物名で橄欖石(かんらんせき)。オリーブグリーンの石なので、オリビンとも呼ばれる。その中で「宝石に値する石」のみをペリドット(ペリドート)、と呼ぶ。別名はクリソライト(金の石、の意味のギリシャ語)。

緑の色は鉄に起因していて、特徴としては表面の輝きが宝石に多い硝子状光沢ではなく、油脂状〜脂肪状光沢であること。つまり油がてらてら光るような感じ。
それと複屈折量が大きく、大きな石を正面から見ると、裏面のファセット(カット面)が二重になって見える。

元々8月の誕生石はサードオニキス(赤縞瑪瑙)のみだったんだけれど、人気・価格面から言ってあんまりだろう、と人気が出やすい透明宝石を、と追加されたモノ。アクアマリンと同じ経緯だけど…比べて、ペリドットはいまいち人気がない。色がちょっとくすんだようなオリーブグリーンな所為もあるのか。硬度も低いし…; アクアマリンと価格帯は同じだったんだけど、人気は差がついた感が。

…正直、自分も後1週ちょっとずれれば9月でサファイアになれたのに!!…と真剣に思った(苦笑;)。そして母はと言えば8月1日なので、1日早ければルビーだったのに〜!…と母娘で話したり。…や、これはこれで綺麗な石だし、中世のバロック様式なんかでは愛された石なんだけどね。
…1つでいいや、とか思っちゃって;>一応ペンダントを持ってる。

では拍手レスですー。拍手のみの皆様も、本当にいつもありがとうございます!!! 凄く嬉しいです、励みになってます///

>ひらやまさん
きゃーv コメントありがとうございますっ! 他に何方もまだご意見いただいてないので、描いちゃいますよ絵里衣ちゃん〜!!(爆)
暑中見舞い絵、出来たら是非お持ち下さいねーv

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2007-07-20

モノクロ絵/筆とペン。

Monoillustcatにゃんv
・・・・・・・

暫くぶりにお道具ネタ。

…って言っても新しい画材や道具じゃなく、去年も同じ時期に紹介したんだけれど、せっかくなので絵も併せてもう一度ご紹介。*写真はいつも通りクリック拡大。

今回仕事で描いたモノクロ絵、墨絵とペン画。考えてみたらここで絵を掲載出来ないから…って、きちんと上げてなかったなーと。そんなわけで、左が墨絵、右がペン画で同じモチーフを描き分けてみたもの。にゃんこ。

今年はCGイラストペンタブを使用したので、細かなニュアンスが出せるようになったけど、やっぱりこのふたつはアナログで描く。理由は墨絵の方は「かすれ」が、ペン画の方は細かいタッチや「抜き」が、デジタルでは綺麗に再現出来ない為。こればかりはアナログの方が、圧倒的に早くて綺麗。

Monoillust使用画材の図(右写真)。

この中で紹介してなかったのは、紙。モノクロイラストに長年愛用。

LiFEの情報カード 無地(写真はA6/105×148mm)。他にコレクトからも情報カードは出ていて、こちらはB6サイズ(182×128mm)を所有。

この情報カードはモノクロイラスト用途として、漫画原稿用紙的に使われたりする。100枚入りで、サイズ固定なのは非常に便利。紙としては135kg上質紙と同等で、厚さやペンの滑りやインクの含みも優秀。「閉ざされた自由」もこの紙。

墨絵は手前の筆ペンを使用。去年も紹介したぺんてる筆(中字)言葉遣いが違う頃(笑/// カートリッジ式の、合成樹脂で作られた毛筆タイプの筆ペン。
トメやハネ、ハライがしっかり出来、墨を筆で描いた仕上がりが綺麗に出る。かすれ部分は、筆先をティッシュで軽く拭って勢いをつけて描いている。

ペン画はここで何度かご紹介している、Brause Ornament Nibsの1mmサイズ。オーナメントニブ、の名前通りカリグラフィーの飾り用のペン先で、本来絵を描く為のペンではない(笑)。この時描いて気に入ったので、今年も使用。
ペンの軸はBRAUSE1614。ブラウゼの木軸はやわらかい肌あたりが大好き。

それとインクはPILOT製図用インク。描線の出方が繊細で非常に綺麗。黒の濃度はブラックスターに比べると薄いけど、描きやすさや線の綺麗さは上。

今度はカラーでも、こうやって同じモチーフを画材変えて描いてみたいな。

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2007-07-17

TOP&Gallery/Gem更新。

Rubyやっと描けたトップ絵〜。7月の誕生石で「gem Stone」に、ルビー。

元の絵はコチラ→「ルビー」

宝石言葉は「愛情、仁愛、威厳、赤い色の情熱」で、このうち「情熱」が今回のイラストのイメージ。
元々ルビーはその色から不老長寿や護身の効があるとされ、血が結晶したもの、炎が石になったモノなどと信じられてきた石。そんな逸話から炎の剣士、という雰囲気。

光が6方向に射しているのは、ルビーに現れるスターが結晶構造から6条になる為。用語の説明なんかは、こちらにちょろっと。→「宝石の基礎豆知識。」

コランダムのうち、クロムと少量の鉄分により赤色になったものがルビー。赤以外全ての色をサファイアと呼ぶ。エメラルドとアクアマリンの関係と同じ。
語源はラテン語のRubeus(ルベラス)/赤い、から。元々はただルビーとは赤い石の総称であり代名詞であったそう。その為鑑定技術がなかった時代「ルビー」と呼ばれてきた石は、スピネルの時にも紹介したように違う石、ということも多い。

そしてスピネルに続き、赤い石を男性で描く私もどーかと思うのだけれど(笑)。今回は特に情熱と戦いの炎、という感じのイメージで描きたかったので。実際ルビーを帯びていると戦場でも傷つかないとされ、騎士達のお護りにされていることも多かったようだし。長年のファンタジー好きがそのまま現れた感じの絵で。

今日は先日の修羅場明けってことで、前から約束してたんだけどWizardと久々にご飯一緒したり♪ 考えてみたらゆっくり会ったの暫くぶりだなーと。相変わらず話が尽きず。食事もとっても美味しかったv
さてまたリフレッシュしたことだし、仕事の残りも頑張らないとねー。

では「続き」に拍手レスですー。

続きを読む "TOP&Gallery/Gem更新。"

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2007-07-14

お仕事とレス徒然。

久しぶりにゆっくり眠って、大分回復。まだだるいけど。>燃え尽きた。
明日は休みなので、のんびり身体休めて心の栄養にケーキ買ったりしようかと♪

ところで今回のねずみづくしな日々で、つくづく実感したのは…ペンタブのありがたみと威力!!! ホントに痛感したーーー!

ペンタブを購入したのは去年の11月なんだけど、練習して趣味の絵もたくさん描いてきて、今はコミック系のデジタルイラストは全部下描きからペンタブ直…ってなってきて。すっかり慣れてきたところだったので、凄く活用できた。

Ezorisuそんなわけで、イラストは今回描いたCGイラストのテイストをそのまま、エゾリスを描いてみたものー。

こういうシンプルな線の、色数が少ないイラスト、用途が用途だけに需要が高いという。去年今まで描いていた水彩やPOP絵、CGの他に追加で依頼されて、今年は最初からこのテイストも描くことになり。
*因みにこの絵はブログ用にこれでも見た目の色数を多くしてある。実際納品したものは、絵自体は1色のものもあるくらい、もっと色数を絞っていて多くて3色くらい。

昨年だったらマウス作業だったので、シンプルに綺麗なラインを作るのは元絵があっても面倒だったのが、今回はさーっとペンタブで描けて凄く楽だったv
おかげで去年に比べ、制作時間が非常に短縮。かなり効率的で。元々趣味のお絵描き用じゃなく、仕事に使えると思って購入したのに趣味にばかり使ってたんだけど(笑)、買って慣れててホントによかった〜、としみじみ実感。

筆ペンで描いたように主線の抜きが薄れているのは、ブラシにフェードを加えている為。Photoshopのブラシプリセットの「ブラシのシェイプ」部分
今回は「シェイプ」のサイズのジッターが「筆圧」、「その他」のインク流量のジッターのコントロールが「フェード」。ペンタブの筆圧感知=力の強弱や角度とスピードによって、描かれるラインに傾きや抜き、線の強弱がつく…感じ。楽!
*お絵描き掲示板はJavaアプレットを使用している為、Javaアプレットの仕様上、筆圧感知は検知しないので念のため。>先日検索かかってたので補足。

では少し?お待たせしました「続き」に拍手レスと私信です〜。拍手のみの皆様も、本当にありがとうございます! 今回は特に励みになりました///
*『ツバサ』の記事についての返信は、当日分にレスしてあります。

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2007-06-17

TOP&Gallery/Gem更新。

Pearl今月のトップ絵更新。今月も誕生石の絵で「Gem Stone」に、真珠。

元の絵はコチラ→「真珠」

言うまでもないけれど、貝が生み出す有機物起源の宝石。貝の中に異物が入り込んでしまった時、身体を護るために貝が出す分泌液が厚く重なり合って真珠層になったもの。成分の8〜9割以上が炭酸カルシウム。残りはコンキオリンと呼ばれる有機物と水によって出来ている。

水が成分として含まれている為に脱水することがあり、そうすると真珠は老化して結果ひび割れたり層が剥げたり、光沢を失ってしまったりする。
また酸にも極端に弱いので、取り扱いには非常に注意が必要。汗でも傷むので、身につけたら必ずしまう前に柔らかい布で拭いて、乾燥にも湿気にも注意して保管する。また化粧品や香水等も害になる為、必ず最後に身につけること。

真珠表面の虹色の光沢は「オリエント(・オブ・パール)」と呼ばれ、真珠層の「巻き」と「照り」が真珠の価値を決める。
養殖真珠は「核」を人工的に入れているので、層の厚みは天然に比べて薄いけれど安定した品質があり、他の人工宝石と違って養殖真珠は「本物」。あくまで核を入れたら、後は貝任せだしね(笑)。天然と違って真円がお手頃に揃うのも素敵。

真珠の色は白、ピンク、イエロー、ゴールド、ブラック、グレー(シルバー)が主。ブラックパールは黒蝶貝などから採れる天然のものもあるけれど、放射線照射によるエンハンスメントのものも多い。ネックレスなどでやけに色むらなく廉価なもので、本物の場合は多分大体がエンハンスメントだと思う。

イラストは古来から珍重されてきた真珠の異名、「月の雫」と「人魚の涙」そのまま。単純でごめんなさい/// どうしても真珠を絵にする、なら一度は月下の人魚、って描いてみたかったので。。。その分、自分的にちょっとお気に入り。

さて明日からまたお仕事邁進せねばー。今月は多分、トップ絵これだけかも; ホントは花(グラジオラスと薔薇)も好きなので描きたいんだけど…。

そういえばあてはめバトン、入れてくださった方ありがとうございますー/// …あ、でもまた以前と同じく私が「母」とか他の方入れるの失礼なので、申し訳ないですがスルーさせてください、ごめんなさい〜;

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2007-06-09

15000打御礼/フレイヤ

Thanks15000Forget-Me-Not

THANKS! 15000HIT!!

・・・・・・・・

サイト「風海地図」の15000打の申告がなかったので、2週に渡ったチャット会の御礼も兼ねてのフリーイラスト。よろしければお持ち帰り下さいませ〜v

こちらは縮小版。元絵はコチラ>>「Forget-Me-Not」

フリーですが著作権は手放しておりませんので、サイトなどに掲載時は名前の記載お願いします〜/// また、コメントか掲示板にひと言いただけると嬉しさの余り小躍り致しますv(やめんかい)

イラストは『ちょびっツ』からちぃちゃん、ではなく(笑)…フレイヤ。すいません、好みなんでー/// ちぃちゃんよりエルダ、エルダよりフレイヤが好きっ! 可愛いーーーv 献身的だし。柚姫も好きv
手にそっと持っているのは、わすれな草。花言葉は一番有名でそのまま英名になっている「私を忘れないで」の他にもうひとつ、「私が愛するようにあなたも愛して」。
初夏の花だし、どちらも凄くフレイヤっぽいなぁと…///

絵柄はできるだけ『ちょびっツ』っぽく、ちょっと雰囲気もいつもとは変えて、パステルっぽい仕上がりに。Photoshopのフィルタだけど。
*アーティスティック→「水彩画」と「粗いパステル画」の複数重ね掛け。

さて、好天の中、パレード&審査も始まったお祭り。踊り子さん達は暑そうー。

やっと衣替えした(笑)私は、鼠の絵のために下準備…まだ結局描き始めてないわ。これから紙切って、トレースダウンして。今回は第1回の進捗報告。いつもの水彩絵とペン画と2種類にした方がいいだろうか。絵柄変えて一度に描くのは得意じゃないんだけど;(ひとつの絵柄で纏めて制作、の方が圧倒的に楽)

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2007-05-31

Gallery/Plants更新。

Suzuranあなたへの幸せも、
私にとっての幸せ。

幸せが戻ってくるようにと。

・・・・・・・・・・・・・

ここのところ恒例になってるような月末のトップ絵更新。…今回は厳密に言うと日付変わったから、月またいじゃったんだけど; でも下絵も描いてたからどうしても…と。
一応31日更新で、「Plants & Flower」に5月の誕生花で鈴蘭。

こちらはいつも通り縮小+トリミング。元の絵はコチラ。→「鈴蘭」

鈴蘭の別名は、君影草。ピンク色のものもあるけど、やっぱり白い花の印象。こういう控えめで白い花は香りが強いものが多く、鈴蘭は更に茎と根に毒も持っている花。繊細で可愛らしいけれど、芯は強く魅惑的…そんなイメージ。

5月1日がフランスでは鈴蘭の日、とされていて、その日に鈴蘭の花を贈り合うと幸福になる…なんて習わしもあるそうな。それと毎日の誕生花には諸説あるんだけど、5月5日の誕生花のひとつが鈴蘭。今回のイラストの女性、何処かその日生まれの親友にイメージ的にひっぱられた感じがする…。凄く可愛くて無垢な感じなんだけれど、芯の強い非常に賢い子で。媚びって花言葉は無視して(笑)。

絵は透明水彩+色鉛筆
「マーガレット」の時もそうだったんだけれど、何故か白くて優しい印象がする花の時は、色鉛筆を併用したくなる。今回は結構色鉛筆での描画部分が多い。

そんな最後の更新をしたところで、6月。6月の誕生花って薔薇とグラジオラスなんだよね〜。時間を見てなんとか描きたいんだけど…真珠やムーンストーンも。

それと拍手レスですー。拍手のみの方もホントにありがとうございます///

>漣夜さん
お優しいお言葉、ありがとうございますv いつもお気遣いいただいて嬉しいです/// 無事帰宅しましたので、少し休んでまた趣味に仕事に頑張りますねv

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2007-05-27

ガッシュ作品とお知らせ。

Lock

綾さんv から掲示板にコメントいただいたので、ひさびさにガッシュの作品ー。学生時代の課題のひとつで、文字のデザイン化、というもの。
使用画材はガッシュ(ニッカー デザイナーズカラー)、紙はアイボリーケント&KMKケント。ポスターカラー系の作品ということで。筆と烏口使用で制作。

そういえば紹介の時に書かなかったんだけど、不透明水彩使用時、少し気を付けるのは、色の変化。チューブから出した色と溶いた色に対し、塗布後乾くと色が思った以上に変化する。大体発色が沈むんだけれど、他の水彩系の絵の具に比べて色変化が大きいのが特徴かも。この辺りは経験則というか。乾くと色がどう変化するかを覚えて、予測して配色していくしかない、かな。使用するのと同じ紙を試し塗り用に用意して、色が乾く様子を見てから実際に塗るのがオススメ。

後は厚く塗りすぎるとムラが出るので、絵の具の溶き具合を覚えること、均一に滑らかに筆を動かすコツを会得すること…かな?
因みに縁を取ってから中を塗る、という括ってから中を塗りつぶす感じにすると実は時間もかかるし、ムラになりやすい。鋭角なエッジを出すなら烏口、柔らかくするなら溝引きを使って、それ以外は筆で面を取りながら一気に塗った方が綺麗な仕上がりになる。なるべく乾かないうちに手早く、という感じで。

…そうは言っても私も下手で、ムラにしてる部分も多いんだけどね(笑)。

ところで、お知らせです。
皆さんと交流したいな〜と楽しい予定を立てている途中で、それについて凄く嬉しい書き込みをいただいているところだったのに、とても申し訳ないんですが;

今日の夜になって連絡が入り、明後日、急遽地元に帰省する事になりました。

年末から、気持ち的にはなんだか立て続け。同じ父方、今回は祖母。
29日の朝に札幌を発ってお通夜に出て、30日の本葬の後、夜には帰宅予定。

年末の祖父の時と違って、24日に祖母が入院した、という連絡は入っていて。状況は良くない…とは聞いていたから、少し覚悟はしていた。こんなプライベートなことで、皆さんに迷惑かけたくないなぁ…とか思っていたんだけれど。
…なんかこんな話題になってごめんなさい;

落ち込んでても仕方ないので、そのまま予定通り土曜日は確実に絵チャ開催しますので、よろしければ構ってやってください〜/// もし土曜日ご都合悪い方で遊んでやるよ、って方がおりましたら日曜も明けてますので! お待ちしておりますv

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2007-05-24

アクリル絵と紙。

Doragoncut青龍と地球

・・・・・・・・・・・

ずっとご紹介してなかった、自社サイトのトップ絵のご紹介。もう見てくださっている方も大分いらっしゃるようなんですが///
これはトリミング&縮小済み。サイトと元絵はコチラをどうぞ。>> W's G&B

この絵は仕事用サイトのトップ絵だったので、いつもとは少し雰囲気を変えて。使用画材はアクリル絵の具(ホルベイン アクリラ)。…ということで、アクリル絵の具のご紹介の時、まだ絵はこちらには上げない、と言っていたのがこのイラスト。描いてからもう半年近いよ(汗;

ところでなんで自社サイトでこんなモチーフか、というと龍が好きだから(笑)。私は学生時代にも或る年賀状用ソフトのイラスト描きのアルバイトをしていたんだけれど、依頼がある度に龍だけ大量に描きまくっていた。
最近は翌年の干支しか殆ど描かないのでずっと描いてなかったんだけど、やっぱり描くの楽しい。龍と地球って凄く好き。参考資料に良く『X』見たりしてたなぁ(爆)。あと『女神転生』シリーズ関係の資料とか。描くなら東洋の龍の方が好きだ。

Dragonsmediumsこの絵は何故アクリルで描いたか、というとアクリルでしか出来ない表現をしたかった、から。
画面上じゃわかりにくいんだけど、メディウムで光沢を出しているのと、使用紙のテクスチャが強いので、発色と着色力の強い絵の具を使用した、という。
一応画面で見ても、メディウムを使用した効果は出ているかな、という仕上がりにはなっている(勿論未使用段階の絵と比べて、程度だけど)。絵のサイズもいつもの水彩に比べると大きくて200×135mm。

使用しているメディウムは、私にとっては一番使用頻度が高いグロスポリマーメディウム。描き終わってから、表面に塗布して光沢を出している。
メディウムもペーパーパレットに出して、筆で塗布。

Earthupcutテクスチャのアップ。
アップだとテクスチャと光沢感がわかるかと。WEB上ではわかりにくいけどね(笑)。

紙はニューキャンバス。210kgと少し厚めで、油絵用のキャンバスを模倣したエンボス加工がされている。この紙、アクリル絵の具で厚塗りしたら正に油絵みたいな表現が出来ると思う。一番適しているのはアクリルだけど、色鉛筆やパステルにも使えて効果として面白い。
表面のコーティングがかなり強いので、水彩は弾かれて上手く色がのらないと思う(使ったことない)。吸い込みは非常に遅くて少ない。

絵によって、したい表現によって画材や紙を変える、というのは面倒なようだけれど、覚えるととても効果的。なので私はここで紹介する画材によって、絵柄や表現が全然違うことがあるのは最初から表現によって画材を選んでいる、から。
今度逆に同じ絵を違う画材で描いて比較、とか同じ絵柄・同じ画材で紙だけ替えて比較…とかも、紹介したら面白いかなーとか思ったりしている。

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2007-05-16

TOP&Gallery/Gem更新。

Emeraldもういいかげん桜は早く変えなきゃー/// と焦っていたんだけれど、やっと描けた…; ということでトップ絵「Gem Stone」を更新。今月も誕生石で、エメラルド。

これは縮小+トリミング。元の絵はコチラ→「エメラルド」

緑柱石。語源はペルシャ語から転化したと言われている、ギリシャ語の「スマラグドス」に由来するそうで、原義は「緑の石」。エメラルド以外の緑の石も、こう呼んでいたらしい。英語でエメラルド、フランス語ではエメロード、スペイン語ではエスメラルダ。どれも耳にしたことがある名前。
鉱物としてはベリルで、クロムとバナジウムが含まれることで緑になっているものがエメラルド。3月の「アクアマリン」の時にも書いたけれど、同一鉱物。

エメラルドはトルコ石と同じく、非常に歴史の古い宝石で、16世紀まではダイヤよりも価値が高かった石。歴史上有名なのはエジプトのクレオパトラ鉱山のもので、古代は非常に良質の物が産出したそう。今は枯渇気味で低品質のものしか取れないらしいけれど。ヴィーナスに捧げた宝石とされたり、魔除けなどにも多く使われ、歴史的に名の残っている宝石の筆頭格になるかな。
そんな意味もこめて、イラストは同じくエキゾチックというか、古代文明的な装飾で。横顔なのはクレオパトラも愛した石、ということでエジプト絵画のイメージ。ただ装飾品はエジプトではなく、コロンビアの黄金文明のものをモチーフにしている。今はコロンビアが世界最大の産出国で、古代帝国時代から続く鉱脈があったりするので。「エル・ドラド」伝説、と相まってエメラルドと黄金、って魅惑的。

石としては硬度は7.5あるものの、アクアマリンと違って無傷なものは皆無な為、非常に脆い石のひとつ。大抵内部に傷やひび割れがあるので、それを埋めたり発色を良くする為に、オイル浸透させているのが普通。油浸処理はエンハンスメントの一処理だけど、エメラルドでは未処理なのは極めて稀なので問題ナシ。
四角いカットの角を落とした八角形のステップカットのことを通称「エメラルド・カット」と呼ぶけれど、これはエメラルドが脆く、且つ価値が高いことからこのカットが普及したことからきている。この取り方だと石の目減りが少なく、角が尖っていると欠けやすいので角を落とした、というわけ。圧力に非常に弱いし割れやすいので、お気をつけて。但し劈開性(グリベージ)はない。

あ…そういえば拍手絵もまだ「キビタキと桜」の絵が上がってるんだった…; 明日には変えよう;; それと版権絵。。。

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2007-05-08

ペン画について。

Caughtup昨日掲載した「閉ざされた自由」。コメントいただけて舞い上がり(笑)、モノクロのペン画について〜。*写真はクリック拡大。

左はアップ部分。実際にはスミ1色で描いていて、今回は公開時にPhotoshop上で紺色に調整している。現在サイトに公開している作品については、販売目的だったので原画をこの色の紙に縮小コピーしたもの。

使用画材は丸ペンDr.Ph.Martin's BLACK STAR。ベタ面はカイメイのLettering Solを筆で塗ったもの。基本的にはベタ面が大きくない限り、丸ペン1本に近い。完全なベタにする部分までペンでカケ網していくと紙が傷んでしまうし、流石に自分の手も限界なので、筆で。ベタ部分は墨汁だと光ってしまうので、レタリングゾルを愛用。
実際には線の出方はPILOTの製図用インクの方が繊細で遙かに綺麗なんだけれど、黒の濃度が足りないのでDr.マーチンのブラックスターを。描線が太くなるし、ペン先も潰れやすいんだけど、墨色の美しさはやはり差があるので。
紙は135kg上質紙。モノクロは大抵この辺りの紙。

描き方は極力輪郭線を使わず、カケ網の濃淡で形を描き出している。明確な形がある幾何学的なもの、象徴的に配置しているものについてははっきり輪郭を描いているし、その部分だけ平面的な処理をしているものも多い。
アップで見ていただくと線の重なりがよくわかるかと。これ、よく描いている時に「気が遠くなる」とか言われることがあるんだけど…私は物凄く楽しい(笑)。

Hourortime今回はハガキサイズだけど、実は本科の卒業制作で制作した「HOUR OR TIME?」シリーズはかなり大きくて、なのにこの描き方そのまま(笑)。

サイト掲載のプレ卒制・「HOUR OR TIME? VII」はA2パネル。そして地水火風をテーマにした初の4連作、卒業制作の「HOUR OR TIME? VIII」はこの写真(左側「地」、右「水」)なんだけれど、これが私としては物凄く大きくて。もっと小さいサイズで制作予定だったのに、教授陣に総掛かりでけしかけられ、有無を言わさずこのサイズにされてしまった…。
*サイトの「IX」は115×174mmと小さめ。

そんなわけで、実際のサイズはどれだけか…というと、左下の写真で比較してみるとおわかりいただけるかと。これしか写真残ってなくて; もっと撮影しておくんだった; 卒業式に作品前で撮影したスナップ。顔は出したくないのでとこねこで〜。

Hourortimeview左上から「風」「炎」/B2、「水」/A1、「地」/B1サイズ。ベタ面以外はこれも丸ペンのみで描いている。友人達皆から、愛情込めて「莫迦」と言われ。一応、自分でも莫迦だという自覚はある(爆笑)。
腱鞘炎で手首がまともに動かなくなり、湿布をした右手首を包帯で締めつけ、手に丸ペンを固定するように描いたり。「地」の砂漠部分を描いている時、紙の表面の毛羽立ちで手がこすれてしまって、皮膚がすり切れてしまったりと、無茶な想い出が。>親友に「正に『血の滲む努力だね!』」と笑われた(爆)。しかも血が出て真っ先に心配したのは「画面に血がついてしまっていないか」だったあたり、かなり莫迦。

因みに教授のひとりからは頑なにB0サイズ(1030×1456mm)を勧められたものの、流石にそれやったら死にそうだったので断固拒否(笑)。

これは「風」がグレー、「炎」は黒…とそれぞれ色のついた紙に同じくインクで描いたもの。「炎」のみ黒い紙にDr.マーチンのPEN-WHITEで描いている。
今はこんなサイズで描く気力も体力も時間もないなぁ…若かった(自爆)。

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2007-05-07

閉ざされた自由/ペン画。

まずは12345HITありがとうございますーv 掲示板にコメントいただきました〜♪ わぁい。リク絵…む、難しいな頑張ろう。次回は15000打で。

Caught自由を拒絶する自由
望まないことを望む 自由。

そんな愚かさも愛おしささえ
閉ざしてしまう、この場所で。

・・・・・・・・・・・・・・

物凄く久しぶりの、モノクロペン画の新作。詩画「Fantasy or Illusion?」に、「Hour or Time?」シリーズ以外でペン細密画を上げたのは初。この描き方、一番気力も時間も必要なので、なかなか描けないんで…。

元絵と詩はコチラ→「閉ざされた自由」

…久しぶりの作品なんだけれど、とりあえず激烈に暗いね、これ(自爆)。元々は別の詩に描いた筈だったのに、詩の内容と絵がずれてしまって。私は基本的には絵を描いてから詩をつけることが多いので、こういうことがままある。
「ひとひらの光」のように、詩を書いたら急にイメージが沸いた、って事もあるけど、大抵は作品を見ながら浮かんだ言葉をとりとめもなく書いてるので。

そんなわけで強烈に暗い詩は、絵を見ながら今日書き起こしたもの。んー…なんというか、最近の…東京編〜インフィニティ編のファイに引きずられたかも(笑)。…や、私が元々こういう人間だった、っていうだけだけど。ついでに相方曰く「生々しい」だそうな(爆)。>身に覚えが強烈にあるらしい。
今回、真っ先に浮かんだフレーズは「僕を閉じこめて ここから出さないで
夢さえ視れないなら なにも望まないから」。この部分はほぼその儘…。

GW中に描きたい、といっていた下絵の出来ていた詩画、はこれで。仕事が無事納品出来て、午後から時間があったので一気に描いたんだけど…やっぱりこの描き方は1日で仕上げるもんじゃないな、本来; 流石に手が疲れた。>腱鞘炎持ち。

この絵は好き嫌いが激しい、という自覚はあるので、某所経由の皆様が多いサイトのTOP絵にはしないけど。それでも一番自分の本気で描いているものだから、このペン細密画が好きだと言われると心底嬉しかったりする。好きだと言ってくださる方は私の絵柄の中で一番好きでいてくださったりもするんだけれど、暗い絵が嫌い、な人は凄く嫌がるんで。*実は母親がこの絵は嫌いだと公言している。

因みに身体や目を包帯とかで自縛してしまう、というのは凄く好きなモチーフで…精神歪んでてすみません(謝;)。

さてずっと描きたかったこの絵が完成したから…後は版権絵と、それとトップ絵の更新はエメラルドの予定。
では拍手レスですー。拍手のみの皆様も本当にありがとうございます〜。

>4日19時頃の、絵がどれも…の方。
うっわぁ物凄く嬉しいお言葉、本当にありがとうございますっ/// 絵を気に入って、コメントしてくださる方がいらっしゃる、というのは本当に励みになります。ありがとうございました(深々)。

>漣夜さん
いつも本当に嬉しいお言葉、ありがとうございますー! ここのところ社会人の皆様には難しい時間にキリ番が続いてますが、是非次回は狙ってくださいませ♪

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2007-05-04

徒然と。

Tokonekoselect流石に連休ど真ん中は仕事する気起きないー(笑)。

そんなわけで、天気もあんまり良くない(気温は高かったけど)のもあり、プリンタのインク買ったり用紙買ったりと仕事の買い出しがてらお出かけ。流石に混んでた。

…っていうか、実は大きな用事は眼鏡の調整
昨日までどうも眼精疲労というより頭が凝ってる感じに痛くて、これは眼鏡が歪んでるなぁと。私は目の質が生まれつき非常に悪いので、眼鏡は本当に気を使う。いきつけの眼鏡屋さんで調整して貰って、やっぱり頭痛と凝りは大分楽になった〜。

因みに使用しているPCはiMacなので液晶モニターなんだけど、その上更に表面に貼り付けるタイプのOAフィルタをつけている。眼鏡自体にも紫外線カット加工とかつけているし。次に買う時は、必ず眼鏡のレンズ自体をPCグラフィック専用レンズにしたい…(私の眼鏡、レンズだけ凄く古いの;)。

一応仕事も少しは進んだし。月曜の朝までならよゆー。明日明後日で、新しい絵か詩をかけたらいいな。サイトも更新したい。

イラストは自社サイト用に…と思って描き直している、マスコットのねこ。とこねこ、と呼ばれている。…なんか、コレ私に似てるらしいのよ(笑)。*私のニックネーム兼もうひとつのHNがTOKO。
個人的には「お支払い」の財布よじよじねこがお気に入り♪

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2007-04-29

TOP絵&Gallery更新。

Sakuranokinoshitaなにが訪ふ、このひとひらに託し。

誰かが囁くように。消えゆく魂の声。
季節はめぐり、往き、還る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

先月に引き続き、月末のトップ絵更新。
更新したのは「Plants & Flower」、今月は誕生花ではなく、春の日本といえば…ということで、。普段は英語表記で掲載してるんだけど、Cherry Blossomってなんかイメージじゃないので、あくまでも、桜。

今回も縮小+トリミング済み。元の絵はコチラ。→「桜」

大部分の地域の方にとってはもう季節外れだとは思うんだけど、何故この時期になって新作が桜の絵か、というと…まだこっちでは咲いてないから(笑)。蕾は大分膨らんできて、開花はGWの終わりにぎりぎり間に合うか…明けるか、ってところかと。

さて絵について。夜桜の上に何処か暗鬱とした雰囲気になっているのは、「桜の樹の下には 〜死への幻想〜」と同じく、モチーフとして梶井基次郎の『桜の樹の下には』があるから。『東京BABYLON』でも同じか。梶井基次郎、凄く好きなのでー。
優しげで華やかで、儚くも明るい桜も好きなんだけど、絵にはこのモチーフをよく使う。幻想的で物悲しい、妖しくも美しい印象が出てたらいいんだけれど///

画材はいつも通り透明水彩。ただいつも以上にポスターカラーの白を多用している。で、背景の桜の表現に細かく絵の具を散らしてるんだけれど、これについてはまた明日にでもー。*エアブラシではない。

それと「Link」に素敵絵師様のブログ追加ー。今回は先にご挨拶に行けた! うん。

では、らささんに私信ですー///
>らささん
絵板に凄く丁寧で楽しいレス、ありがとうございましたーっ/// 嬉しかったです! そんなわけでうきうきとブログリンクさせていただきましたv
ご心配いただいてすみません/// お陰様でもう元気ですっ。優しいお言葉、ありがとうございました! これからもストーカーしますが宜しくお願いします〜(違!

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